Maximo Parkのフロントマン、Paul Smithが、『Margins』の全曲試聴をSpinner.comで開始しました。『Margins』は、Paul Smithが11/10に日本発売を予定しているソロデビュー・アルバム。本作では、Maximo Parkとはまた違った、叙情的な楽曲が堪能できますね。
Badly Drawn Boyの『It’s What I’m Thinking』を全曲試聴
UKのシンガーソングライター、Badly Drawn Boyが、『It’s What I’m Thinking』の全曲試聴をSpinner.comで開始しました。『It’s What I’m Thinking』は、Badly Drawn Boyが10/4にリリースした7thアルバム。深いリヴァーブのかかったボーカルが印象的な、これからの季節にピッタリな作品ですね。
Duffy「Well, Well, Well」
デビュー・アルバム『Rockferry』を世界中で650万枚売ったというシンガーソングライター、Duffyが、「Well, Well, Well」のPVを公開しました。「Well, Well, Well」は、11/29にUKで発売されるセカンド・アルバム『Endlessly』からのリード・シングルで、11/21のUKリリースが予定されています。この曲はAlbert Hammondとの共作で、なんとリズム・セクションにはThe Rootsをフィーチャーしています。グルーヴィーになったDuffyの音は、ちょっと新鮮に聞こえますね。
Crystal Fighters「Swallow」
スペインはバスク地方の音楽とエレクトロを融合させ、注目のCrystal Fightersが、「Swallow」のPVを公開しました。「Swallow」は、Crystal Fightersが9/27にUKリリースしたニュー・シングルで、「Follow」とダブルA面になっています。この曲では、ダブステップも取り入れていますね。10/4にリリースした、デビューアルバム『Star of Love』も要チェックです。
2010年10/10-10/16の注目リリース
今週リリースのうち、アルバムのiLLは、現在発売中のLOUD190号にて、COMA*は、10月29日発売予定のLOUD191号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。
ALBUMS
iLL/ Minimal Maximum
スーパーカー、NYANTORAの活動で知られる中村弘二(ナカコー)による音楽プロジェクトの、通算5作目となるオリジナル・アルバム。近年作の定番レコーディング・メンバーである、沼沢尚(Dr)、ナスノミツル(B)、西滝太(Keys)と共に、新たなエレクトロニック・サウンドのアイディアや、より洗練された演奏をベースにつくり出した作品。ミニマルなテイストを独自に解釈した、イマジネイティブな音世界を展開。
10/13リリース(ROCK/ ELECTRIC)★★★★★★★★☆☆
COMA*/ illm
’01年より東京を拠点に活動する、3人組ライブトロニカ・バンドの4thアルバム。ロックやジャム、ジャズ、フュージョン、ハウスなど多彩な要素を飲み込んだ、エモーショナルかつグルーヴィーなサウンドを展開。SOURのHOSIJIMAがゲスト・ボーカルとして参加した「Canoe」など、全7曲を収録。
10/13リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
SLEIGH BELLS/ Treats
M.I.A.の最新アルバムにも参加している、デレクとアレクシスからなる、ブルックリンの男女2人組インディー・ポップ・デュオによるデビュー・アルバム。ハードコア・パンク出身のデレクがつくり出す、超ハード&ノイジーなトラックと、かつてガール・ポップ・バンドで活動していたという、アレクシスのキュートなボーカルが結合した、エキセントリックな一作。
10/13リリース(INDIE POP)★★★★★★★☆☆☆
ANTONY & THE JOHNSONS/ Swanlights
ニューヨークを拠点に、ピアノの弾き語りを軸にした、孤高の音楽活動を続けるアーティスト。前作の収録曲と同時期に書かれた曲をまとめた内容で、Bjorkとのデュエット曲、ロンドン交響楽団が全面参加した曲、そしてシングルの「Thank You For Your Love」など、様々なスタイルの楽曲を収録。荘厳な雰囲気が漂う従来作と比較すると、いくぶん開放的な佇まいの作品。
10/13リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
SQUAREPUSHER presents SHOBALEADER ONE/ D’demonstrator
Warpの看板プロデューサー / ベーシストであるトム・ジェンキンソンが、キーボード、ギター、ドラムからなるバンド編成の新プロジェクトを始動。その1stアルバムは、ポップスやエレクトロニカ、ファンク、AOR、メタル等、実にさまざまな要素が渾然一体となったサウンドと、奇妙に歪んだトムのボコーダー・ボーカルが結合した、ストレンジな異色作。
10/6リリース(ELECTRO/ ROCK)★★★★★★★☆☆☆
SUFJAN STEVENS/ Age Of Adz
’03年のアルバム『ミシガン』で一躍注目を浴びた、USの奇才シンガー・ソングライターによる、約5年ぶりの新作。これまで得意としてきた物語的なテーマを手放し、ボーカル&コーラス、シンセ、ストリングス、ホーンといった多彩な音の要素を組み立て、壮大かつドリーミーな、一大叙事詩的サウンドスケープを展開。
10/13リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆
FRIENDLY FIRES /Bugged Out! Presents Suck My Deck
UKの人気パーティーのミックスCDシリーズ最新作は、’08年に「Paris」のヒットで一躍注目を浴びた、UKのインディー・ダンス&ポップ・バンドが担当。エレクトロホップから、ディスコダブ、エレクトロ・ポップ、テクノまで、’00年代後半ならではの、ジャンルを自在に横断する選曲スタイルで、バンド本体の音楽性よりもさらにダンサブルな楽曲群をミックス。
10/13リリース(ELECTRO/ TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆
monobright/ Adventure
’07年にメジャー・デビューした、札幌発の4人組ロック・バンドによる3rdアルバムは、今年から来年にかけての活動計画“DO10!!”プロジェクトの前半戦となる作品。曲構成、アレンジ、歌詞の世界観、収録時間という枠に囚われることなく、タイトルどおり、自らの感性を刺激する興味だけを指標に、自由奔放に創り上げた作品。
10/13リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
M.I.A.のパフォーマンスをCentral Musicalで
M.I.A.が、8月にポルトガルのSudoesteフェスティバルで行ったパフォーマンスを、Central Musicalで公開しました。公開されているのは、「Intro」「Galang」「Bucky Done Gun」「Lolypop」の4パート。ライブでは、かなりアレンジの違う楽曲もあって、興味深いですね。
Linkin Park「Waiting For The End」
Linkin Parkが、「Waiting For The End」のPVを公開しました。 「Waiting For The End」は、9/15に日本発売され、世界中で大ヒットしている4thアルバム、『A Thousand Suns』からのセカンド・シングルです。アルバム自体も新境地を開拓していましたが、このビデオも、人間と機械の境界を追求する深い作品となっております。
Foals「Blue Blood」
オックスフォードのインディー・ロック・バンド、Foalsが、「Blue Blood」のPVを公開しました。「Blue Blood」は、Foalsが5/26に日本発売したセカンド・アルバム『Total Life Forever』からのニュー・シングルで、11/8にUKリリースされます。『Total Life Forever』は、2010年のマーキュリー賞にノミネートされるなど、各方面から高い評価を獲得している好作品ですね。
Kele「On the Lam」
Bloc Partyのフロントマン、Kele Okerekeが、「On the Lam」のPVを公開しました。「On the Lam」は、Kele名義でのソロ・デビュー・アルバム『The Boxer』(6/23日本発売)収録曲です。この曲では、エレクトロ・ハウス/ドラムンベースを基調にしたトラックに、Keleの歌声が、うまくハマっていますね。
Belle & Sebastian「I Want The World To Stop」
グラスゴーのインディー・ポップ・バンド、Belle And Sebastianが、「I Want The World To Stop」のPVを公開しました。「I Want The World To Stop」は、Belle & Sebastianが10/6に日本発売した7thアルバム『Write About Love ~愛の手紙~』収録曲です。アルバムは、成熟したポップ・センスが光る好作品に仕上がっていますね。