クールで力強いボーカルを持ち味とするSakurako、柔和で温かみある歌声のKaedeからなる、新星R&Bシンガー・デュオ、Sweet Licious。2007年に活動をスタートし、クラブでのライブ・パフォーマンスを通じて、人気を獲得してきた注目株だ。正式デビュー前ながら、人気ヒップホップMCユニット、クレンチ&ブリスタのアルバム、『Peace to Lovers & Out Works』に参加したことでも、話題となっている。
ここにご紹介する『Sweet Licious』は、そんなSweet Liciousの記念すべきデビュー・アルバム。Shinnosuke(SOUL’d OUT)、DJ GEORGIA(CLIFF EDGE)、AILI、Ryuichiro Yamaki、Toshikazu Kadono、UTA(Tinyvoice,Production)といった、実力派クリエイターをトラック・メイカーに迎え、バラードからダンス・チューン、エレクトロ・タッチの楽曲まで、バラエティー豊かなサウンドにチャレンジした意欲作だ。Sakurako、Kaedeが綴った歌詞には、女の子が抱くリアルな心情や、女性が根底に持つ強さが描かれている。
Sweet Liciousのパーソナリティーと、デビュー・アルバムに込めた思いを探るべく、SakurakoとKaedeに話を聞いた。