Toni Braxtonが、「Woman」のPVを公開しました。「Woman」は、Toni Braxtonが5/26に日本発売した6thアルバム『Pulse』収録曲です。同アルバムからは、このビデオが四本目となりますね。『Pulse』からスマッシュヒットしている「Hands Tied」のビデオも以下からどうぞ。
KYLIE 愛と美の女神、アフロディーテの名を冠した、光と幸福感に満ちた最高級エレクトロ・ポップ・サウンド
’87年に「Locomotion」で歌手デビューを果たして以来、世界的に知られるポップ・スターとして活躍するカイリー・ミノーグ。彼女が、通算11作目となるオリジナル・アルバム『アフロディーテ』をリリースした。エグゼクティブ・プロデューサーに、マドンナやザ・キラーズ、グウェン・ステファニーとの仕事で名を上げたスチュアート・プライス(レ・リズム・ディジタル/ジャック・ル・コント)、ソングライター勢にも気鋭のクリエイター陣を起用した、話題作だ。
ここでは、最新作『アフロディーテ』についての、カイリーとエグゼクティブ・プロデューサー、スチュアート・プライスから出された公式コメントを引用しながら、本作の内容と、本作に至るまでのカイリーの歩みについてご紹介しよう。
11歳の頃に女優としてのキャリアをスタートさせ、テレビ・ドラマ『ネイバーズ』のシャーリーン役で大ブレイク。そして、’87年に「Locomotion」で歌手デビューを果たした、オーストラリアはメルボルン出身の世界的ポップ・スター、カイリー・ミノーグ。全世界でのシングル総セールスは2,000万枚、アルバム総セールスは4,000万枚という驚異的な数字を誇る彼女は、ここ日本でも幅広い層から支持されているスーパー・ディーヴァだ。
彼女の活動では、特に’00年代に入ってからの活躍は目覚ましく、エレクトロ・ポップ路線のサウンドを打ち出した、通算7作目のアルバム『ライト・イヤーズ』(’00)は全英チャート2位、シングル・カットされた「Spinning Around」は全英チャート1位を記録。ファンの間から完全復活と謳われると、続くアルバム『フィーヴァー』(’01)と、シングル・カットされた「Can’t Get You Out of My Head」で、共に全英チャート1位を記録。翌’02年には、アメリカにもその人気が飛び火し、同アルバムを全米チャート3位に、シングルを全米チャート7位に送り込み、デビュー以来最大クラスの世界的人気を獲得している。
以降は、9thアルバム『ボディ・ランゲージ』(’03)、ベスト盤『コンプリート・ベスト』(’04)、10thアルバム『X』(’07)、’00年以降に発表したシングルのリミックス曲をまとめた『ブームボックス〜カイリーズ・リミキシーズ 2000-2009』(’08)などの作品を発表。’04年には、「Come Into My World」で、グラミー賞“ベスト・ダンス・レコーディング”賞を受賞している。また、’07年に、10年ぶりとなる来日を果たし、人気テレビ番組に多数出演したことも、記憶に新しいところだ。なお、’08年には、エリザベス2世女王より、大英帝国勲章(OBE)を授与されている。
彼女が、昨年秋に話題をさらった、初の北米ツアーの模様を音源化した、デジタル限定のライブ・アルバム『カイリー・ライヴ・イン・ニューヨーク』(’09)を経て、通算11作目となるオリジナル・アルバム『アフロディーテ』をリリースする。エグゼクティブ・プロデューサーに、今やひっぱりだこの才人、スチュアート・プライスを起用した注目作だ。
去る5月14日にBBCラジオで初解禁された、本作からの先行シングル「オール・ザ・ラヴァーズ(All The Lovers)」に対するコメントの中で、カイリーは『アフロディーテ』の内容についても語っているので、ご紹介しよう。なお、初放送された同曲へのリアクションは抜群で、イギリスのTwitterではトレンド・トピックスの第1位を、世界でも第4位をマークしたという。
「「オール・ザ・ラヴァーズ」は、アルバム用に書かれた曲の中でも、最後にできた曲ね。レコーディングをしている最中、“この「オール・ザ・ラヴァーズ」をファースト・シングルにしなくちゃ”って思っていたわ。なぜなら、この曲は、アルバムにある幸福感を完璧に表現しているから。鳥肌が立ったわ」
また、楽曲のミックスを担当したスチュアート・プライスは、次のようなコメントを発表している。
「「オール・ザ・ラヴァーズ」は、このアルバム全体を代表する、不思議な曲なんだ。カイリーは、最高のポップ・ダンス・ミュージックを歌っているよ。キミが、心の眼でカイリーの全てを見れば、それはこの曲の中にある」
そんな「オール・ザ・ラヴァーズ」に代表される本作のサウンドは、現在シーンを賑わせているエレクトロ・ポップの中でも、最先端を行くもの。各曲ごとに多彩なソングライター/プロデューサー勢を招き、カイリーらしい華やかな音世界をつくり出している。スチュアート・プライスが、そこに彼特有の、滑らかで高揚感のあるサウンド・プロダクションを施し、アルバム全体を鮮やかにまとめ上げているのも印象的だ。
各曲のソングライター/プロデューサー勢を何名かピックアップすると、「Too Much」には、カルヴィン・ハリスとシザー・シスターズのジェイク・シアーズ、「Cupid Boy」には、スウェディッシュ・ハウス・マフィアのセバスチャン・イングロッソ、「Everything Is Beautiful」には、キーンのティム・ライス=オクスリー、「Can’t Beat the Feeling」には、リチャード・Xとパスカル・ガブリエル、そして、タイトル曲「Aphrodite」には、ネリーナ・パロット、などなど。話題を集めそうなメンバーばかりだ。日本でのセカンド・シングル予定曲「Get Outta My Way」には、実力派ソングライター/プロデューサー集団、カルトファーザーが参加している。
ギリシャ神話に登場する、恋愛・美・豊穣の女神からアルバム・タイトルをとった、カイリーの最新作『アフロディーテ』。本作は、カイリーの新たなる10年をスタートさせるに相応しい、ポジティブでハッピーなエレクトロ・ポップ・サウンドが詰まった会心作だ。
最後に、本作のジャケットやビジュアル・イメージについて語る、カイリーのコメントをご紹介しておこう。
「アルバム用ビジュアルの撮影は、すごく楽しかったわ。納得のいく仕上がりにしたかったから、少しナーバスになってたけどね。だって、タイトルが“アフロディーテ”よ。最初からハードルが高いわよね。収録曲の大半が幸福感に溢れているから、撮影でもそこを生かしたかったのよ。写真家はウィリアム・ベイカーで、私の親友でもあるんだけど、二人で何度もディスカッションしたわ。衣装の中で特に素晴らしかったのが、ゴルチエのクチュール・ドレスね。正に“アフロディーテ”そのものだったわ。他に考えられないほど完璧だった。求めていたショットは撮れたし、仕上がりも最高。ファンのみんなにも、そう思ってもらいたいわ」
MEG『MAVERICK』インタビュー
ファッション・フィールドでも注目を集めているポップ・シンガー、MEG。数々のクラブ・ミュージック・クリエイターと関わり深く、近年は、エレクトロ・ポップ・アイコンとして人気を博す存在です。
そんなMEGが、中田ヤスタカ(capsule)を楽曲プロデューサーに迎え、約1年ぶりとなるフル・アルバム、『MAVERICK』をリリースしました。ジャンルレスなスタイルを加速させ、ピアノやストリングス、生ドラムのサウンドと、レトロなシンセが融合した、新感覚のポップ・チューンが楽しめる本作。ミドル〜スロー・テンポの、メロディアスな楽曲が主体となっている点も注目ですね。
MEGの最新モードが詰まった『MAVERICK』の制作背景について、ご本人に語ってもらいました。今後の活動についての、衝撃発言もアリ!? それではどうぞ〜。
大沢伸一のインストアDJパフォーマンスをUSTREAMで
大沢伸一が、アルバム『SO2』リリース当日の6/30(水)19:00より、代官山のbonjour recordsにてインストアDJパフォーマンスを行います。このイベントの模様は、USTREAMでライブ配信されるとのことなので、必見ですね。なお、当日代官山bonjour recordsへの入場は先着順ということで、混雑が予想されるため、場内が満員となった時点で、入場は締め切りになるそうです。
Glastonbury 2010のハイライトをBBC6で
6/23-27に行われたGlastonbury 2010のハイライトをBBC6で聴くことができます。残念ながらビデオは、YouTubeにBBCがアップしたもの(上のThe Cribsとかそうです)以外、日本からは見ることができないので、Audio Highlightsというところをチェックしてみてください。雰囲気は伝わってきます。特に、Steve Lamacq’s Glastonbury Headliner Show の0:37-0:56=Orbital、1:24-1:56=Stevie Wonderは必聴ですね。
クラブミュージック・ファンの方には、GlastonburyからのEssential Mixというのもあります。こちらでは、Annie Mac、Chase and Status、Rusko、Toddla Tのセットを聴くことができます。
HARD ROCK CALLINGのライブ音声をAbsolute.で
6/25-27にロンドンのハイド・パークで開催された、HARD ROCK CALLINGのライブ音声を、スライド画像とともに、オンデマンドで、Absolute.で楽しむができます。これは、ライブ・パフォーマンスのハイライトで、ラインナップはなかなかシブい感じですね。そんな中、ROXが入ってたのが印象に残りました。ROXは、BBCの“Sound of 2010”にもノミネートされていたソウル・シンガーで、7/21の日本デビューも予定されています。明日6/29には、一夜限りの来日アコースティック・ライヴもありますね。
ちなみに、HARD ROCK CALLINGのヘッドライナー、Paul McCartneyのパフォーマンスは、ただいまYouTubeのBorn HIV Freeチャンネルで見ることができます。
(6/29追記)Jamiroquaiのライブ、Pearl Jamのライブがアーカイブに追加されました!
Animal Collective「Guys Eyes」
Animal Collectiveが、「Guys Eyes」のビデオを公開しました。「Guys Eyes」は、2009年に高評価を獲得した9th・アルバム『Merriweather Post Pavilion』収録曲です。ビデオでは、サーフィンの映像が緻密にエディットされていて、不思議なハマリ感を出していますね。
The Dead Weather「Blue Blood Blues」
The Dead Weatherが、「Blue Blood Blues」のPVを公開しました。「Blue Blood Blues」は、The Dead Weatherが5/26に日本発売したセカンド・アルバム『Sea Of Cowards』のオープニング・トラックです。ビデオは、めちゃハイコントラストなライブ映像になっていますね。
2010年6/13-6/26の注目リリース
今週リリースのうち、アルバムのShinichi OsawaからDJ MASTERKEYまでは、7月1日発売のLOUD187号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。
ALBUMS
Shinichi Osawa/ SO2
日本のダンスミュージック・シーンを代表するトップ・プロデューサー / DJによる、約3年ぶりのオリジナル・アルバム。エレクトロやテクノ、フォークロア・ミュージックなどの要素を融合させた、既存のジャンルや枠組みでは形容できない、全く新しいダンス・トラックを展開。日本盤のDELUXE EDITION(初回限定盤)は、大沢伸一と上村真俊によるDJユニット、OFF THE ROCKERによるミックスCDが付いた3枚組仕様。
6/30リリース(ELECTRIC)★★★★★★★★★★
KYLIE/ Aphrodite
’87年のデビュー以来、世界的なポップ・スターとして活躍し続けるカイリー・ミノーグの通算11作目。エグゼクティブ・プロデューサーに、マドンナを手がけたスチュアート・プライス、ソングライター/プロデューサーにカルヴィン・ハリスやシザー・シスターズのジェイク・シアーズらを迎え、エレクトロ・ポップの中でも、最先端を行くサウンドを展開。
6/30リリース(POP)★★★★★★★★☆☆
DELOREAN/ Subiza
従来のダンス・ロック系バンドとはひと味違う、エレクトロニック&ポップな音楽性で注目を浴びている、スペインのインディー・ポップ・バンドによる最新作。キャッチーでまばゆいメロディーと、バレアリック・ビーツに通じる、ストレートなダンス・ビートが詰まった意欲作。
6/30リリース(POP/ ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆
DJ MASTERKEY/ From The Streets Back Again
20年以上の音楽キャリアを持ち、伝説的ユニットBUDDHA BRANDのメンバーとして知られる、ヒップホップ・シーンの重鎮DJによる最新ミックスCD。国内アーティストにフォーカスし、スタンダードなヒップホップから、ウェッサイ、R&Bまで、強力なキラー・チューン31曲をミックス。
6/30リリース(HIP HOP/ R&B)★★★★★★★☆☆☆
SCISSOR SISTERS/ Night Work
過去2作のアルバムで全英チャート1位を獲得している、NY出身のダンス・ポップ・バンドによる最新作。共同プロデューサーにスチュアート・プライスを迎え、セクシーでグリッターな、彼らならではの最新鋭エレクトロニック・ディスコ・サウンドを展開。
6/30リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆
ORBITAL「The Gun is Good」
Orbitalが、6/20にリリースした両A面ニューシングル「Don’t Stop Me / The Gun is Good」から、「The Gun is Good」のPVを公開しました。「The Gun is Good」では、近年のエレクトロ音色にも通じる、歪んだシンセ・トーンも飛び出します。名曲「Chime」から20年、まだまだOrbitalの感性は衰えていません。
ちなみに「Don’t Stop Me / The Gun is Good」の限定アナログ盤は6/27発売ということです。