Omar Rodriguez Lopez Quartetが、価格自由のアルバム『Sepulcros De Miel』を配信

OmarRodriguez_SepulcrosDe.jpg

Tha MarsVoltaのOmar Rodriguez Lopezが、元Red Hot Chili Peppersのギタリスト、John Fruscianteらとカルテットを組んで、8曲入り配信アルバム『Sepulcros De Miel』を発表しました。『Sepulcros De Miel』は、購入者が価格を決定できるアルバムで、オフィシャルサイトでDwonload Albumというリンクをクリックすると出てくる価格記入欄に0を入れると、フリーダウンロードも可能です。また、『Sepulcros De Miel』の伏線になっている前作『Omar Rodriguez Lopez & John Frusciante』も同サイトから、同様のシステムで入手可能です。ちなみに支払われたお金は、“Keep Music In Schools”に寄付されるということです。

それにしても、こんなにサイケデリックで上質なアルバムを、こんな形で入手できるとは、なんとも不思議な時代になったものです。

続きを読む

Gucci Mane「911 Emergency」

Gucci Maneが、「911 Emergency」のPVを公開しました。「911 Emergency」は、Gucci Maneが4月にリリースした最新ストリートアルバム『Burrrprint(2)HD』収録曲です。このアルバム、Ludacris、Nicki Minaj、DJ Khaled、Trey Songzなどなど豪華ゲストが名を連ねる話題盤となっています。

GAN-BAN NIGHT SPECIALにBoys Noize、Mylo、Riva Starrが出演(2010年8月)

ganban_201007.jpg

GAN-BAN NIGHT SPECIALが、FUJI ROCK FESTIVAL’10終了翌日の8月2日(月)に渋谷WOMBにて、アフター・パーティーとして開催されることになりました。現在発表されているゲストは、フジロック2日目のRED MARQUEEに出演予定の、Boys Noize、Mylo(DJ set)、Riva Starrの三組。フジロックに行けない方はもちろん、フジロック終了後まだ遊び足りない方も要チェックな三組となっています。イベントの詳細は、続きからご覧ください。

続きを読む

pitchtuner インタビュー

pitchtuner_top.jpg

ドイツ人のヨハネスとステファン、日本人のMIKIが’01年に結成したエレクトロ・ロック・バンド、ピッチチューナー。デジタリズムやボーイズ・ノイズら、有望なエレクトロ・アクトを輩出しているドイツにおいて、バンドという切り口で、いち早く独自のサウンドを打ち出してきた実力派だ。これまでに3枚のアルバムをリリースしている彼らは、現在、ヨハネスとMIKIの二人体制で、ヨーロッパを中心に精力的なライブ活動を行っている。彼らに、まずは、どんな音楽性を目指しているのか聞いてみた。

「エレクトロニック・ミュージックは、頭の中でプログラミングするもので、バンドの音楽は、より人間的でフィジカルなものだと考えているんだ。その二つをいかに融合させるかに重点を置いてるよ」(ヨハネス)

そんなピッチチューナーが’08年にリリースした最新アルバム『riding the fire』が、このたび日本盤としてリリースされることとなった。本作は、キャッチーなエレクトロ・ポップや、アグレッシブなギター・ロック、ジャム・バンド思わせるダイナミックなインスト・ナンバーまで、一口でエレクトロとは言い尽くせない、多彩な楽曲がつまった意欲作となっている。ボーナス・トラックである、ピッチチューナーと親交の深いベルギーのバンド、ダス・ポップによる「hikari」のリミックスも聴きどころだ。アルバムについて、メンバーの二人はこう語る。

「ライブで演奏することをイメージしながら、頭に浮かんだメロディーやビートを組み立てていったんだ。曲を聴いてもらったときに、心に届くかどうかもイメージしたよ」(ヨハネス)

「エレクトロとライブの融合を実現するために、本作ではライブ・レコーディングという形を取りました。自分たちはライブ・バンドだと思っているし、いつも一緒に演奏しているのに、レコーディングのときだけ別々に演奏することに、違和感があったんです」(MIKI)

ライブでは、自ら制作したギターやMIDIコントローラーを用い、いっそうダンサブルでグルーヴ感あふれるサウンドを展開するピッチチューナー。6月には、東名阪を回るジャパン・ツアーも予定されている。今回のツアーではどんなライブを行う予定なのか、意気込みをたずねてみた。

「アルバムに収録される「supersonic ride」の歌詞にもあるんだけど、“一緒に船に乗って旅をしようじゃないか”、という気持ちで、お客さんと一体になって、一気に走り抜けるようなライブにしたいと思ってるよ」(ヨハネス)

続きを読む

AA= インタビュー

aa_top.jpg

エレクトロニック・サウンドと、ハードコア / ミクスチャー・ロックの融合を体現してきた先駆的バンド、THE MAD CAPSULE MARKETSで、ベース、ボーカル、プログラミングを担当し、同バンドの中核として活躍してきた、上田剛士。2006年にバンド活動を休止した彼が、2008年にスタートさせたソロ・プロジェクト、AA=が、このたび2作目のアルバム『#2(セカンド)』を完成させました!
これまで以上にビートの質感にこだわり、ダンサブルなサウンドへ接近を見せている本作。その内容は、上田剛士の確固たるポリシーをストーリー仕立てで紡ぎ上げた、コンセプチュアルなものとなっています。

ここでは、その制作背景に迫るべく、上田剛士にロング・インタビューを行いました。なお『#2』を、iTunes Storeで6月8日までに予約注文した方は、アルバム本編には未収録の限定ボーナス・トラック「GREED… (DEXPISTOLS REMIX)」がゲットできるそうです。さらに予約時には、先行で「GREED…」のオリジナル・バージョンもダウンロード可能。そちらも早めにチェックしてみてください!

AA= インタビュー

Kylie Minogue「All The Lovers」

Kylie Minogueが、「All The Lovers」のPVを公開しました。「All The Lovers」は、Kylie Minogueが6/30に日本発売を予定している11thアルバム『Aphrodite』のリード・シングルです。プロデュースは、MadonnaやThe Killersも手がけるStuart Price。このセクシーなビデオは、かなりインパクトありますね。

BIG BEACH FESTIVAL’10、タイムテーブル&エリアマップ発表(2010年6月)

bbf_LOGO.jpg

2010年6月5日(土)に、千葉・幕張海浜公園内特設会場で開催される、<BIG BEACH FESTIVAL’10>。The Chemical Brothersらがメイン・アクトを務めるこちらのフェスが、いよいよ開催間近となりました! 現在、BIG BEACH FESTIVAL’10 オフィシャル・サイトでは、当日のタイムテーブルとエリアマップが発表されています。詳細は、続きをご覧ください。

続きを読む

Shinichi Osawaが、「LOVE WILL GUIDE YOU」のスポットを公開

Shinichi Osawaが、「LOVE WILL GUIDE YOU」のスポット映像を公開しました。「LOVE WILL GUIDE YOU」は、Shinichi Osawaが6/30にCD+DVDリリースを予定しているニューアルバム『SO2』(6/16デジタル・リリース)オープニング・トラックです。フィーチャーされているのは、シカゴ出身でブルックリンを拠点とするTOMMIE SUNSHINE。

他にShinichi Osawa関連のニュースでは、ウェブサイトのリニューアルがあります。同サイトでは30-45秒程度ですが、アルバム全曲の試聴も可能ですよ!

PENDULUM インタビュー

pendulum_top.jpg

’08年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム『In Silico』が、全英アルバム・チャート初登場2位を記録、プラチナ・アルバムに到達するセールスを記録し、一躍スタジアム級ライブ・アクトに仲間入りを果たしたペンデュラム。’02年にオーストラリアのパースで結成された、6人組のヘビー・エレクトロニック・ロック・グループだ。ライブ・パフォーマンスの実力は折り紙つきで、日本を含む世界各国のフェスティバルで、不動の人気を獲得している。

そんな彼らが、待望のニュー・アルバム『イマージョン』をリリースする。彼らが編み出した、ルーツであるドラムンベースゆずりのパワフルな高速ビート、メタリックかつシンフォニックなシンセ・サウンドを、より華麗に、よりワイドに発展させた意欲作だ。その内容は、シングル「Watercolor」や「Salt In The Wounds」を筆頭に、正にビッグ・ステージ映えする、フィジカルで開放感に満ちたサウンド・ウェイブが押し寄せるものとなっている。

ここでは、ペンデュラムの中心メンバー、ロブ(Vo/Synth/Producer)とガレス (B/DJ) が語る、最新作『イマージョン』のオフィシャル・インタビューをご紹介しよう。なお、彼らは、8月にサマーソニックで再来日することが決定している。


ーーニュー・アルバム『イマージョン』の完成、おめでとうございます。現在のペンデュラムが立っている場所は、どんなところですか?

ロブ「このアルバムは、ペンデュラムのこれまでの活動の中で、最大かつ最高の作品だね。ファースト・アルバム『Hold Your Colour』(’05)にはなかった自由、セカンド・アルバム『In Silico』(’08)に欠けていた“時間”と“経験”が、ようやく自分達のものになって、今までで一番良いアルバムが完成した、っていう気持ちだ」

ガレス「全くその通りだね」

ーー今、ペンデュラムを初めて聴く人に、自分達の音楽を説明するとしたら、どうなりますか?

ガレス「僕らのサウンドは、ダンス・ミュージックをつくる人なら誰もが通過する、ヘビーなエレクトロニック・ミュージックから影響を受けている。ダンス・ミュージックと言っても、僕らのルーツはもっとサブ・ジャンル的なところにあるけど、全体的には、それよりももっとキャパシティーのある、幅広いサウンドを目指しているんだ」

ーー本作では、テクニック的にも音楽的にも成長したと実感していますか?

ロブ「このアルバムで、僕らは間違いなく進化を遂げたと思う。前作の時は、テクニック面でまだ学んでいる段階の部分があったからね。フル・ボーカルの取り込み方とか、ギターとドラムのレコーディングの仕方とか。だから、このアルバムでは、より多彩なサウンドを目指したんだ。今回のスタジオ作業では、自分達の意図するままに音を操れたから、気持ち良かったよ。納得いくまで、好きなようにやれたしね」

ーー本作には、ダブステップ、ハウス、ラガ、ダブ、メタルなど、様々なスタイルが取り込まれていますが、アルバムのインスピレーション源は何でしたか?

ロブ「僕らがこれまで聴いてきた音楽の全てだと思う。このアルバムを制作していた日に聴いた曲も、10年前に聴いていた音楽も、全部が一つに混ざり合った感じで、インスピレーション源になっている」

ガレス「今作は、特にそうだね。現時点で僕らが感じていることだけじゃなくて、メタルに夢中だった十代の頃に受けた影響なんかも、このアルバムには現れているんだ」

ーー前作よりもギターの量が少ない気がしましたが、これは意識的なものですか?

ロブ「ここにギターは必要ないと感じた時は、無理せずにギターなしで曲を完成させたんだ。どのみちライブでは、即興でギターを入れるかもしれないしね」

ガレス「僕らの演奏スタイルでは、原曲のパーツに、ギターを好きな形でフィットさせることが可能なんだ」

ロブ「(反対に)ギターがある曲では、たぶんこれまでのペンデュラムの作品の中でも、最も多くギター・サウンドが入っていると思う。良いバランスのアルバムができたと思うよ

ーー先行シングル「Watercolor」について教えてください。

ロブ「「Watercolour」は、今作のイントロダクション的な役割を果たすのに、最適な曲だと思う。アルバムの全てを伝えている曲じゃないけど、試聴にはピッタリな感じさ」

ガレス「そうだね。ペンデュラムっぽさが十分に出ているから、聴く人が“方向性がガラッと変わってない、良かった!”って、安心できるでしょ(笑)」

ーー世界初の360度インタラクティブ・ミュージック・ビデオで公開された、「Salt In The Wounds」の方はいかがですか?

ロブ「「Salt In The Wounds」は、アルバムの中で、一番ハッピーな時にできた曲だったな」

ガレス「「Salt In The Wounds」みたいな曲って、つくっていて一番気持ちが良いよね。僕らのギタリストは、この曲のことを“The Son of Slam”って呼びたがっているよ」

ーーコラボレート曲の、「Immunize (feat. Liam Howlett)」「Self vs Self (feat. In Flames)」「The Fountain (feat. Steven Wilson)」について教えてください。これらは、どのように進めていったんですか?

ロブ「それぞれ違うやり方で進めたよ。例えば、イン・フレームスっていうバンドは、大所帯でさ。何人いたっけ?」

ガレス「メンバーが6人いて」

ロブ「さらにクルー、マネージャー、ツアー・マネージャーもいた」

ガレス「彼ら全員が、ロンドンのカムデンにある、俺達の小さなスタジオに来たんだ。しかも、みんな大柄なスウェーデン人だったから、部屋の密度がかなり高かったよ」

ロブ「彼らとのコラボは、すごく理想的な形で、自然に進んだね」

ガレス「あとは、メールでのファイル交換を使ったコラボになったかな。忙しい時は、そうせざるを得ないから」

ーーところで、あなた達はスタジオで曲をつくっている時、ライブで演奏することを想定していますか?

ガレス「曲を書く時は、あんまりライブ・パフォーマンスのことは想像しないように気をつけているよ。そっちに神経を集中しちゃうと、逆に妥協した曲を書いちゃいそうでさ。悩ましいところだね。まあでも、曲によるかな」

ロブ「「The Vulture」は、ライブのことをイメージしないで完成させる方が、逆に難しかった。もともと、すごくライブ感のある曲だったからね。曲をつくっている間、ついついグラストンベリーのステージで演奏している自分達を想像しちゃったよ」

ーー最後に、今後の活動予定を教えてください。

ガレス「僕らは、これからも常にチームとして動いていくよ。このアルバムをツアーに連れて出るのが、すごく楽しみだね。ここまでライブで演奏するのが楽しみなのは、初めてだよ。絶対にオーディエンスの反応がポジティブだっていう確信があるんだ」

ロブ「今、リハーサルで、さらに成長したペンデュラムをバリバリ感じているから、アルバムの曲をライブで披露できることに興奮しているよ」

続きを読む