V.A.『Outer Limits』

ニュー・アルバム『Emergency Broadcast System』をリリース、それに伴う来日公演も好評に終えた、PSYトランス・シーンのマッド・サイエンティスト、GMS。彼らが主宰するSPUN RECORDSからのフルオン・コンピレーションが、またまた届きました。監修したのは、もちろんGMSのリクタム&バンジー。彼らが携わった未発表音源3曲はもちろんのこと、リクタムの実弟にして今やSPUNの看板アーティストとなったシャンティーやイスラエルの大ベテランであるオフォーリアの作品など、GMSのDJセットでヘビー・プレイされているキラー・トラック全10曲が収められました。GMS節の効いた、バウンシーな一枚です。
★★★★★★★★☆☆

V.A.
Outer Limits
(JPN) SOLSTICE MUSIC / SOLMC-064

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JOHANN BLEY『Singularity』

お久しぶりです! ヨハン・ブレイの5年ぶりとなるニュー・アルバムが届きました! さすがは元ジュノ・リアクターのドラマーと言ったところでしょうか、ティピカルなサイケ・トランスとは一線を画す、匠の技が光っています。幾重にも重なるマッドな空間音が誘うダークな深みと、歪んだギターが導く絶叫の世界。恍惚と渾沌を兼ね備えた秀作です。この秋のにて行われるライヴ・パフォーマンスにも期待が高まるばかり! そんなヨハンは、かなりのイケメン。彼の写真は53pのclubnewsにイベント情報と共に掲載しているので、女子のみなさんはチェ~ック! あのルックスで、この音。ズルいです(笑)
★★★★★★★★★☆ (S.N)

JOHANN BLEY
Singularity
(UK) TIP WORLD / TIPWCD45
PSY 

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NEW ORDER『Singles』

先日ファン必携のDVDをリリースしたばかりのニュー・オーダーから、またまた新たなコレクターズ・アイテムが登場。CD2枚組のベスト盤『シングルス』です。これまでにボックス・セットを含めると4作のベスト盤がリリースされている彼らですが、今作はタイトル通りシングル曲に的を絞った内容。注目は、音源が全てシングル・ヴァージョンで構成されていることと、コンプリート集になっていることでしょう。特に初CD化された「Temptation」「Confusion」「Everything Gone Green」のシングル・ヴァージョンは相当のレアもの。あ~神様、助けてください、またもや入手せずにはおれません…..。全31曲+ボーナス2曲を収録。
★★★★★★★★☆☆

NEW ORDER
Singles
(JPN) WARNER / WPCR-12207/08

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VARIOUS ARTISTS『Grand Gallery presents Tokyo Luxury Lounge』

井出靖主宰の新レーベルGRAND GALLERYのコンピレーション・シリーズ第二弾。まずは美しいピアノと哀愁漂うヴォーカルが印象的な、フリー・テンポの名曲「Prelude」でスタート。その後は、i-depによる爽やかなブラジリアン・ナンバー~福富幸宏によるボッサ・ハウス~スタジオ・アパートメントによるトライバルなNYディープ・ハウスと続き、中盤はややジャジーな展開に。そして後半、ジャズトロニックによるポップなジャズ・ハウスで再びハウシーに! その他、FPM、金原千恵子、コールドフィートなどが参加。これぞ正に“トウキョウ・ラウンジ!”と言うべき、豪華ラインナップが実現しています。未発表曲や初CD化も多いので、その点でも要チェックです!
★★★★★★★★☆☆

VARIOUS ARTISTS
Grand Gallery presents Tokyo Luxury Lounge
(JPN) GRAND GALLERY / GRGA0004

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SKALPEL『Konfusion』

昨年リリースのデビュー・アルバムがジャイルス・ピーターソンらに絶賛された、ポーランド出身のDJ二人組。間髪入れずのセカンド・アルバムが完成です。彼らがディグしている’60~’70年代東欧ジャズのサンプルを、4台のタンテを駆使して再構築。懐かしくも新しいジャズ・ブレイクスに仕立てています。クワンティック、ドクター・ラバーファンク、アマルガメーションらによるリミックスを収録した、ボーナス・ディスクもついてます。リリースは、コールドカット主宰のニンジャ・チューンから。今月はブロックヘッドのセカンド・アルバム、ボノボの『Solid Steel』もあって、ニンジャ・チューン、リリース・ラッシュですね。

SKALPEL
Konfusion
(JPN) BEAT / BRC-140

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BEASTIE BOYS『Solid Gold Hits』

昨年約7年ぶりとなる新作を発表し、本格的に活動を再開した、USオルタナティヴ・シーンを代表するトップ・グループ、ビースティ・ボーイズのシングル集。つまりベスト・ヒット・アルバムがリリースされました。大騒動を巻き起こしたハチャメチャのデビュー作、リスペクトを集める存在へと成長した’90年代の作品、そして最新作からのシングル曲を偏りなく収録。アルバム毎に違った展開を見せる、彼らの醍醐味を堪能するのに最適です。また、歴代のロゴ・ステッカーと、全シングル15曲分のPVを網羅した60分ノン・ストップのボーナスDVDが付いた限定盤も同時発売!このマニアならずとも嬉しい豪華特典を賞して、レビュー10点満点を贈呈! ジャケも最高!
★★★★★★★★★★

BEASTIE BOYS
Solid Gold Hits

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KASKADE『Here & Now』

サンフランシスコを拠点とするハウス・レーベル“OM”の看板アーティストで、A&Rも務めるカスケードことライアン・ラドン。女性ヴォーカルを中心に据えた、ディープでオシャレなそのサウンドは、クラブ・シーンはもちろんのこと、アパレルやカフェ関連からも大人気。’03年には1stアルバム『It’s you, It’s me』、’04年には2ndアルバム『In The Moment』をリリースしている他、コンピの監修も手掛けている。そんな彼のデビューから今迄の奇跡をたどる2枚組のヒット・コレクション・アルバムがコレ。DISK1は、大ヒット曲「It’s you, It’s me」を筆頭にディープにライトに美しく、DISK2は「Steppin’ Out」など哀愁系をしっとりドープにセレクト。どちらも◎
★★★★★★★★☆☆

KASKADE
Here & Now
(JPN) KSR / KCCD-174

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SHARAM JEY『4 Da Loverz』

これまでにカール・コックスのプロデュース、モービーやマイロのリミックスなどで、クリエーターとして実績を重ねてきたシャラム・ジェイ。先日UNDERWATERからリリースされたミックスCD『Episode 04』では、ダレン・エマーソンとタッグを組み、DJとしても注目されています。このデビュー・アルバムでは、ヒップホップ、R&B、ロックなど、様々なジャンルを通過してきた彼ならでは観点で、ハウス・ミュージックというカテゴリーに制約されない、懐の深いサウンドを披露。ほぼ全曲フロア対応でありながら、聴く者を飽きさせないバリエーション豊かな作品に仕上げています。最近のエレハウスやブレイクスが好きな人には特にオススメ。
★★★★★★★★☆☆

SHARAM JEY
4 Da Loverz
(JPN) BEAT / BRUW-68

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SIGUR ROS『Takk…』

ポスト・ロック・サウンドが最盛期を迎えていた2000年に、イギリスのFATCATから『アゲイティス・ビリュン』がリリースされ、カルト的な人気を獲得。その後このアルバムがアメリカをはじめ各国でブレイクし、翌年リリースされた『( )』で、グラミー賞にノミネートされるほどの存在となったシガー・ロス。4作目『Takk…』は、そんな彼らのサウンドがいよいよ成熟を極めたかのような内容です。内向的でありながらも、自信に満ちたサウンドの数々。本質は変えずにポップスとしてのスケールも高めた、キラキラしたお姿を堪能できるアルバムです。アイスランドは、かくもマジカルで美しい彼岸的世界なのだろうか。
★★★★★★★★☆☆

SIGUR ROS
Takk…
(JPN) TOSHIBA EMI / TOCP-66393

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HAJIME YOSHIZAWA『Music from the Edge of the Universe』

沖野修也がプロデュースするニュー・ジャズ・バンド、Sleep Walkerのキーボーディスト、吉澤はじめによるソロ・アルバム。ハウス、ブロークン・ビーツに、これまでに培った伝統的なジャズ、フュージョンのマナーを融合させてつくり上げたサウンドは、秀逸なオリジナリティーを発揮。ジャズ/クロスオーバー系には珍しく、テクノ的なスぺーシー・サウンドも随所にちりばめられていて、聴く者をスピリチュアルな世界へと誘う導入役になっています。bird、ネイサン・ヘインズ、ヴァネッサ・フリーマンなど、国内外から多数のゲストを招いていることも特筆ポイントですが、何より随所で聴ける吉澤氏のピアノ・ソロが、今作最大の聴きどころでしょう。
★★★★★★★★★☆(S.N)

HAJIME YOSHIZAWA
Music from the Edge of the Universe
(JPN) GENEON / GNCL-1028
JAZZY

HAJIME YOSHIZAWA『Music from the Edge of the Universe』