2010年5/16-5/22の注目リリース


今週リリースのうち、アルバムの65daysofstaticからGLIMPSEまでは、現在発売中のLOUD185号にて、坂本美雨からATOM & MASAKI SAKAMOTOまでは5月31日発売のLOUD186号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

0516_65DOS.jpg
65daysofstatic/ We Were Exploding Anyway
’04年に『The Fall Of Math』でデビューしたを果たした、UK出身のインストゥルメンタル・ポスト・ロック・バンド。新作では、従来のヘビーなギター・サウンドやブレイクビーツを部分的にキープしつつも、さらにダンサブルでエレクトロニックな音世界を追求。これまで以上にダイナミックかつドラマティックな楽曲が詰まった作品。
5/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

0516_yeasayer.jpg
YEASAYER/ Odd Blood
’07年にデビューした、ブルックリンの3ピース・インディー・バンドによる最新作。前作のサイケデリックなフィーリングはそのままに、マジカルなシンセ、ダンサブルなビートを大胆に配した、エレクトリックなサウンドへ変化。よりカラフルでポップな音世界を展開。
5/22リリース(POP/ ROCK) ★★★★★★★☆☆☆

0516_halfby.jpg
HALFBY/ The Island of Curiosity
DJ / レコード・バイヤーとして活躍する、高橋孝博によるソロ・プロジェクトの約3年ぶりとなる新作。自身の持ち味であるファンキーなビート使いはそのままに、ラテン、ソカ、アフロ・ビートなどを彷彿とさせる、トロピカルなパーティー・チューンが詰まった作品。
5/19リリース(TROPICAL/ BREAK BEATS) ★★★★★★★☆☆☆

0516_glimpse.jpg
GLIMPSE/ Runner
漆黒のミニマル / クリック・サウンドを展開した“% Black”シリーズで注目を浴びたプロデューサーによる、初のオリジナル・アルバム。ディープ・ハウス、デトロイト・テクノからの影響や、トライバル、カリビアン等の多彩な要素を、ミニマル〜クリック以降の手法で表現。
5/19リリース(HOUSE/ TECHNO) ★★★★★★★☆☆☆

0516_miu.jpg
坂本美雨/ PHANTOM girl
’97年にRyuichi Sakamoto featuring Sister M名義でデビューしたシンガーの、約1年半ぶりとなる5thソロ・アルバム。中国人クリエイターのThe Shanghai Restoration Projectをプロデューサーに迎え、オリエンタルかつ繊細なポップ・エレクトロニカを展開。
5/19リリース(POP/ ELECTRIC) ★★★★★★★☆☆☆

0516_dumdumgirls.jpg
DUM DUM GIRLS/ I Will Be
名門SUB POPと契約を交わした、カルフォルニアの新鋭4ピース・ガールズ・バンドのデビュー・アルバム。“ラモーンズとザ・ロネッツをミックスした音”とも形容される、キュートで、ドリーミーで、そしてノイジーなサウンドを展開。
5/19リリース(POP/ ROCK) ★★★★★★★☆☆☆

0516_hocus.jpg
HOCUS POCUS/ 16 Pieces
DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPの団体部門にて、4連覇の記録を持つフランスのクルー、C2Cのメンバーであるヴァンシールを中心に構成されたバンド。3rdアルバムでは、前作とは対照的な、よりダンサブルで、ヒップホップ・マナーに回帰した音楽性を展開。
5/19リリース(HIP HOP)★★★★★★★☆☆☆

0516_atmskmt.jpg
ATOM & MASAKI SAKAMOTO/ Alien Symphony
SL@yRe& The Feminine Stoolξやソロ名義でも活動するマサキ・サカモトと、セニョール・ココナッツ名義でも人気のアトム・ハートによるコラボ・アルバム。9章に別れた全41曲に渡って、多様な音楽スタイルを自在に使いこなしたエレクトロニック・ミュージックを展開。
5/19リリース(ELECTRONIC) ★★★★★★★☆☆☆

0516_maison9.jpg
V.A./ Kitsune Maison Compilation 9
フランスのレーベル、Kitsuneが送る人気コンピ・シリーズの最新作。YuksekやCrookers feat. Yelleといったエレクトロから、Two Door Cinema Clubといった新鋭バンド、Washed Outのようなチルウェイブ / グローファイ系まで、多彩な18曲を収録。
5/19リリース(POP/ ROCK/ ELECTRO) ★★★★★★★☆☆☆

0516_avi.jpg
AVI BUFFALO/ Avi Buffalo
弱冠21歳のソングライター、アヴィ率いる、カリフォルニアの4人組バンドによるデビュー作。穏やかで開放感のあるアコースティック・ポップ・サウンドに、中性的なハイトーン・ボーカルが心地よい、サイケデリックでピュアな世界に浸らせてくれる好作。
5/19リリース(POP/ ROCK) ★★★★★★★☆☆☆

0516_rtc.jpg
V.A./ DEXPISTOLS & ROC TRAX presents ROC TRAX JAM REMIXES
DJ DARUMAとDJ MAARからなるDJユニットDexpistols率いるレーベル、ROC TRAXから、今年1月にリリースされたアルバム、『LESSON.06“ROC TRAX JAM”』のリミックス盤。Dexpistolsをはじめ、MyssやM.S.KらROC TRAXクルーがお互いの楽曲をリミックス。
5/19リリース(ELECTRIC) ★★★★★★☆☆☆☆

0516_myss.jpg
MYSS/ Myss Take
Dexpistols率いるレーベルROC TRAXに所属し、数々のリミックス・ワークで頭角を現している若手デュオの1stアルバム。エレクトロを軸に、ハウス・グルーヴやロック的な衝動を表現した、新世代クリエイターの勢いを感じることができる一作。
5/19リリース(ELECTRO/ ROCK) ★★★★★★☆☆☆☆

0516_KAITO.jpg
KAITO/ Trust Less
HIROSHI WATANABEによるプロジェクト、KAITOの最新アルバム『Trust』のビートレス・バージョン。ハウスを軸に、ダブやアンビエント、シューゲイズ・サウンドの要素も持つ、淡い水彩画のように繊細なサウンドスケープを、よりいっそう堪能できる作品。
5/19リリース(AMBIENT)★★★★★★☆☆☆☆

0516_BT.jpg
BT/ These Hopeful Machines
トランスやエレクトロニカのほか、映画サントラなども手がけているトップ・クリエイターによる、約4年ぶりの新作。前衛的なビートを控えめにし、キャッチーでメロディアスなボーカル曲を前面に押し出した、2枚組計2時間にわたる大作。
5/19リリース(POP)★★★★★★☆☆☆☆

0516_DID.jpg
DID/ Kumar Solarium
伊トリノ出身インディー・ロック・バンドのデビュー作。全編を通して、ディスコ・パンク~ニュー・エキセントリックの流れをくむ、メランコリックでダンサブルなサウンドを展開。ボーナス・トラックに、「Another Pusher Blues (These New Puritans Remix)」を収録。
5/19リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

0516_midori.jpg
ミドリ/ shinsekai
ハードコア・パンクとジャズ、民謡など多彩な要素を融合させた、斬新な音楽性で人気を博すバンドの、約2年ぶりとなるオリジナル・アルバム。ライブでおなじみの「さよなら、パーフェクトワールド。」やミドリ的ダンス・ナンバー「メカ」など、全10曲を収録。
5/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

ALBUMS

0516_immi.jpg
immi/ Sign of Love
’07年のデビュー以来、独自路線のエレクトロを展開しているシンガーの3rdシングル。表題曲の「Sign of Love」は、フジテレビ系アニメ『さらい屋五葉』OPテーマで、immi流“普遍の愛の形”を歌った楽曲。カップリングの「FIGHT BACK」は、表題曲と表裏一体となる、裏ラブ・ソング。
5/19リリース(ELECTRO/ POP) ★★★★★★★☆☆☆

columnカテゴリーの記事