今週リリースのうち、アルバムのSTUDIO APARTMENTからpitchtunerまでと、シングルのMizcaは、5月31日発売のLOUD186号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。
ALBUMS
STUDIO APARTMENT/ 2010
DJ / プロデューサーの森田昌典と、コンポーザー / プレイヤーの阿部登からなるハウス・ユニットの約3年ぶりとなる新作。彼らの土台にある生音的なプロダクションと、エレクトロニックな要素を、斬新なアプローチで融合させた意欲作。Mr.V、Mark Evansといった重鎮から、YasmeenやStevie Hoang、福原美穂といったシンガーの参加、Rasmus Faber、吉澤はじめともコラボレート。
6/2リリース(HOUSE)★★★★★★★★☆☆
V.A./ GILLES PETERSON Presents Havana Cultura: Remixed
アシッド・ジャズ・ムーブメント以降のクラブ・ジャズ・シーンを牽引し続けてきた人気ラジオ / クラブDJ。彼が、キューバ出身の新世代アーティストと、自身でプロデュースしたハバナ・カルチュラ・バンドの楽曲を収録した作品集『GILLES PETERSON Presents Havana Cultura』のリミックス盤。Louie Vega、Carl Cox、4Heroらがフロア仕様にリミックス。
6/5リリース(CUBAN MUSIC) ★★★★★★★★☆☆
pitchtuner/ riding the fire
’01年に結成した、ドイツ人+日本人からなるエレクトロ・ロック・バンドの3rdアルバム。キャッチーなエレクトロ・ポップや、アグレッシブなギター・ロック、ジャム・バンド思わせるダイナミックなインスト・ナンバーまで、多彩な楽曲がつまった意欲作。Das Popによるリミックスも収録。
6/2リリース(ELECTRO/ ROCK) ★★★★★★★☆☆☆
te’/ 敢えて、理解を望み縺れ尽く音声や文字の枠外での『約束』を。
残響レコードを代表するインスト・ロック・バンドによる通算4枚目のアルバム。これまで同様、“アルバム・タイトル29文字”、“曲名30文字”というこだわりを貫き、時に激しく、時に穏やかに変化する感情を、重厚さと繊細をあわせ持つ圧倒的な演奏力で表現。
6/2リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆
luminous orange/ Songs of Innocence
’90年代初頭のUKインディー・ロック〜シューゲイザー系バンドに影響を受け’96年にデビューした、竹内里恵のソロ・プロジェクト。意表をつくような曲展開や、不思議なコード進行、変拍子など、多彩なアイデアを取り入れた楽曲を収録。相対性理論の西浦謙助やアヒトイナザワらも参加。
6/2リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆
SMALL BLACK/ Small Black EP
チルウェイブ / グローファイと呼ばれる新たなシーンの中で注目を集める、ブルックリンのユニットによる7曲入りEP。バックで鳴り続けるエフェクトがかったギターと、チープな打ち込みのビート、脱力系ボーカルで、ドリーミーかつポップなサウンドスケープを展開。
6/2リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆
THE NATIONAL/ High Violet
2007年のアルバムで『Boxer』がロング・ヒットを記録した、ブルックリンの5ピース・バンドによる5thアルバム。Interpolと比較されるような抑制されたシリアスなムードを湛えた楽曲から、ドラマティックな楽曲まで、ロマンティックかつ荘厳な楽曲を展開。
6/2リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
BORN RUFFIANS/ Say It
2008年にアルバム『Red, Yellow and Blue』でWARPからデビューした、カナダ出身の3ピース・バンドによる2ndアルバム。Animal Collectiveらの作品を手がけるラスティ・サントスをプロデューサーに迎え、シンプルながらも陽気で温もりのあるギター・ポップ・サウンドを展開。
6/5リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
Aira Mitsuki/ 6 FORCE
2007年デビューのエレクトロ・ポップ・アイコンによる、ミニ・アルバム。メイン・プロデューサーにTerukado、ゲスト・プロデューサーにインスト・バンドSawagiを迎え、新境地のバンド・サウンドから、ディスコ、ニューウェイブのテイストを取り入れたものまで、7曲を収録。
6/2リリース(POP / ELECTRIC) ★★★★★★☆☆☆☆
SINGLES
Mizca/ ダメよ♡
’09年にシングル「Robotics」で彗星のごとくシーンに現れたエレクトロ・ポップ・シンガーによる2ndシングル。pal@popがプロデュースした、キャッチーなメロディーと、どこか懐かしさあふれるシンセ・ポップが展開された表題曲をはじめ、全3曲を収録。
6/2リリース(ELECTRO POP) ★★★★★★★☆☆☆