今週リリースのうち、アルバムの!!!からatrie.までは現在発売中のLOUD186号、アルバムのMEGからSUCKERSまでと、シングルのLILLIES AND REMAINSは、7月1日発売のLOUD187号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。
ALBUMS
! ! !/ Strange Weather, Isn’t It?
独自のサイケデリック・ディスコ・パンク・サウンドで人気を博すバンドの最新作。Voニック・オファーを始めとする6人編成で、ベルリンで行ったセッションをベースに制作。これまで以上に音の“間”を重視した、ビート、サウンド、エフェクトが鳴り響く、グルーヴィーでダビーな楽曲を展開。
6/23リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆
CARIBOU/ Swim
Four Tetとともにフォークトロニカの基礎を築いたプロデューサーの5thアルバム。これまでのサイケデリックでオーガニックなバンド・サウンドから大幅に方向転換し、ディープかつ透明感のあるサウンドスケープはそのままに、ハウシーでダンサブルなエレクトリック・サウンドを展開。
6/16リリース(ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆
GRUM/ Heartbeats
Myloを発掘したケビン・マッケイがプッシュする、スコットランドの新鋭プロデューサー。このデビュー・アルバムでは、Daft PunkやThe Human Leagueからの影響や、‘80年代のポップスやソウル / ディスコが持つ、華やかできらびやかなムードを、現代的なエレクトロのフィルターを通して表現。
6/16リリース(ELECTRO/ POP)★★★★★★★★☆☆
atrie./ The Moment Of Sparkle
Kohei Sato(DJ / Sound Producer)とHiroaki Watanabe(Track Maker / Sound Producer)からなるハウス・ユニットの1stアルバム。Baby M、Tomomi Ukumori、オリビア・バレルら国内外の女性シンガーをフィーチャーし、日本人の琴線に触れる、叙情的でメロディアスなサウンドを展開。
6/23リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆
MEG/ MAVERICK
モデル、デザイナーとしても活躍するポップ・シンガーによる、約1年ぶりのフル・アルバム。中田ヤスタカ(capsule)をプロデューサーに、前作で見せたジャンルレスなスタイルを加速させ、ピアノやストリングス、生ドラムのサウンドと、レトロなシンセが融合した、新感覚のポップ・チューンを展開。
6/23リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆
KELE/ Boxer
UKのダンス・ロック・シーンを代表するバンド、Bloc Partyのフロントマン、ケリー・オケレケによるソロ・アルバム。一人でPCとシンセに向かって曲づくりをし、Spank RockのXXX Changeと共にサウンドを仕上げた作品で、ストレートなエレクトロ・ダンス・サウンドを追求。
6/23リリース(ELECTRIC)★★★★★★★★☆☆
PIN ME DOWN/ Pin Me Down
Bloc Partyのギタリスト、ラッセル・リサックと女性SSWミレーナ・マーフィスからなるユニットの1stアルバム。ラッセルのソリッドかつメロディアスなギター、ミレーナのキュートで力強いボーカル、ダンサブルなビートが結合した、ポップでキャッチーなサウンドを展開。
6/23リリース(POP/ ROCK)★★★★★★★☆☆☆
RUSKO/ O.m.g.!
ダブステップ・シーンを黎明期から支える、UKの気鋭ダブステップ・クリエイターによるデビュー・アルバム。Gucci ManeやBen Westbeechらによるボーカルをフィーチャーし、よりキャッチーかつポップなサウンドを展開。Diploのレーベル、Mad Decentよりリリース。
6/23リリース(DUBSTEP)★★★★★★★★☆☆
SHANTI/ Born To Sing
アメリカ人と日本人の両親を持ち、幼い頃から音楽に親しんできたバイリンガル・シンガーのメジャー・デビュー・アルバム。多彩なミュージシャンを迎え、アコースティック・ギターを主軸に、生楽器の温かみあるサウンドと、セッションならではのグルーヴを追求。
6/23リリース(JAZZY)★★★★★★★☆☆☆
SUCKERS/ Wild Smile
ユニークなバンドがひしめく、NYブルックリンから登場した、’07年結成の新鋭インディー・ポップ・バンドのデビュー・アルバム。シュールでドリーミーで、時にノスタルジックな側面もある、時代感を超越したオーガニックなバンド・サウンドを展開。
6/16リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆
iLL/ ∀
中村弘二の音楽プロジェクトによる5thアルバム。山本精一+勝井裕二、向井秀徳、POLYSICS、the telephones、RYUKYUDISKO、ASIAN KUNG-FU GENERATION、clammbonら豪華メンツとコラボし、ジャンルの狭間、アーティスト性の狭間を自在に往来するサウンドを展開。
6/23リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
note native/ Luminous
メロディアスなハウス・チューンを多数世に送り出し、幅広い人気を獲得しているDJ / プロデューサー、田尻知之によるソロ・プロジェクト。約1年半ぶりの新作では、ピアノやストリングスが主体の楽曲から、エレクトロニック・チューンまで、多彩なボーカル・ハウスを展開。
6/16リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆
immi/ Spiral
’07年にデビューして以来、独自路線のエレクトロを展開しているシンガーの、メジャー1stアルバム。N.A.i.D、JETBIKINIらを共同プロデューサーに迎え、ロック色の強いものからポップなナンバーまで、レンジの広い楽曲がつまった作品。
6/16リリース(ELECTRO)★★★★★★☆☆☆☆
FANFARLO/ Reservoir
UKを拠点に活動する、男女混成5人組バンドのデビュー・アルバム。バイオリン、チェロ、クラリネット、マンドリン、ウクレレ、メロディカといった多種多様な楽器を用いた、フォーキーでセンチメンタルなオーケストラル・ポップ・サウンドを展開。
6/23リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
DARWIN DEEZ/ Darwin Deez
NYのブルックリンを拠点に活動するSSWのデビュー作。Weezer、ケミブラ、Q And Not Uといったアーティストへの愛を経てたどり着いた、ギター+チープな打ち込みビートの、風変わりで人懐っこいローファイ・ポップを展開。
6/23リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆
SINGLES
LILLIES AND REMAINS/ Meru
ニューウェイブ / ポスト・パンクを主体とした音楽性と、シリアスな世界観で話題の気鋭バンド。metalmouseをプロデューサーに迎えた最新EPは、彼らの持ち味である、ソリッドなギターやボトム・ヘヴィーなバンド・サウンドを軸に、ドラムン・ベース的なドライブ感やグルーヴを取り入れた意欲作。
6/16リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
MiChi X the telephones/ WoNDeR WoMaN
バイリンガルのポップ・シンガーMiChiと、新鋭ダンス・ロック・バンドthe telephonesのコラボ・シングル。MiChiが作詞、the telephonesのVo石毛輝が作曲を手がけたダンス・ロック・チューンの表題曲を筆頭に、エネルギッシュかつポップなサウンドを展開。
6/23リリース(POP/ ROCK)★★★★★★☆☆☆☆