2011年3/6-3/12の注目リリース


今週リリースのうち、アルバムのbuzzGまでとシングルのMizcaは、現在発売中のLOUD195号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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SOUTH CENTRAL/ Society Of The Spectacle
ワイルドなDJ/ライブで人気を博す、’06年にイギリスのブライトンで結成されたエレクトロ・ダンス・アクトによる最新オリジナル・アルバム。彼ららしいハード&ヘビーなロッキン・エレクトロはもちろん、シューゲイザー・バンドに影響を受けたという、ノイジーにしてエモーショナルな楽曲や、ダブ・ステップの要素を取り入れたトラックまでを収録した、アッパーにして知的な音世界を堪能できる作品。
3/9リリース(ELECTRO/ ROCK) ★★★★★★★★☆☆

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THE JAPANESE POPSTARS/ Controlling Your Alleglance
パワフルなライブで急速にファン層を拡大してきた、北アイルランド出身の大型ダンス・アクトによる2ndアルバム。彼らが得意とするグルーヴィーでヒプノティックなエレクトロ/テクノ・トラックに、グリーン・ヴェルヴェット、ロバート・スミス(ザ・キュアー)、ジョン・スペンサー、トム・スミス(エディターズ)、モーガン・キビー(M83)といった、個性的なゲスト・ボーカル陣をフィーチャーした、カラフルな作品。
3/9リリース(ELECTRO/ TECHNO) ★★★★★★★☆☆☆

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killing Boy/ Killing Boy
ART-SCHOOLのフロントマン、木下理樹と、ART-SCHOOL、ZAZEN BOYSを経て、現在はストレイテナー、Nothing’s Carved In Stoneで活躍するベーシスト、日向秀和の新プロジェクトによる1stアルバム。ファンクやアフロ・ビートにも通ずる、ダンサブルなグルーヴ&ループ感、ボトム・ヘヴィーなサウンド、立体的な音像を主軸とした、シンプルながらも深みのある楽曲が堪能できる作品。
3/9リリース(ROCK) ★★★★★★★☆☆☆

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EMI MARIA/ Blue Bird
パプアニューギニア人の父、日本人の母を持ち、音楽活動を始めた当初から、作詞作曲に加え、トラック制作、プロデュースにも挑戦してきた実力派R&Bシンガーの最新作アルバム。ダンサブルなR&Bチューンはもちろん、バラードやエレクトロ・トラック、深みのあるソウル・ナンバーなど、幅広い音楽性を持った楽曲の中に、歌のストレートな魅力が堪能できる作品。
3/9リリース(R&B)★★★★★★★☆☆☆

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buzzG Feat.初音ミク × Vocalists/ Symphony
シリアスな歌詞の世界観を持つ、重厚でエモーショナルなギター・ロックに、ボーカロイドのMegpoid(GUMI)や初音ミクをフィーチャーした楽曲で人気を博すクリエイターのメジャー・デビュー・アルバム。初音ミクに加え、相沢舞、nana takahashi(SOUND HOLIC)、花たんら、4人のボーカリストをフィーチャーし、「GALLOWS BELL」「アルビノ」「かくれんぼ」といったニコニコ動画での人気曲等11曲を収録。
3/9リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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GIL SCOTT-HERON and JAMIE XX/ We’re New Here
伝説的なジャズ・ファンク / ポエトリー・リーディング・アーティスト、GIL SCOTT-HERONの最新作『I’m New Here』を、The XXのビートメイカー、ジェイミーが解体 / 再構築した作品。ダブステップやテクノ / ハウスの要素を独自に解釈した、ジェイミーならではのシンプルさを極めたトラックと、GIL SCOTT-HERONのブルージーなポエトリー / ボーカルが一体化。心に染み渡るような、何とも言えぬダビーでディープな味わいの音がつまった会心作。
3/9リリース(DUBSTEP) ★★★★★★★★☆☆

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POLYSICS/ Oh! No! It’s Heavy Polysick!!!
三人体制となったニューウェイブ・ロック・バンドによる、新体制後初のフル・アルバム。Does It Offend You, Yeah?らを手がける、アレックス・ニューポートをミキシング・エンジニアに招いた本作。パンク / ニューウェイブという軸はそのままに、3人体制となったことで、よりストレートなバンド・サウンドに傾き、全て録りおろしの13曲がノーブレーキで駆け抜ける、これまで以上にスピード感あふれる快作。
3/9リリース(ROCK/ POP) ★★★★★★★☆☆☆

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DOES IT OFFEND YOU, YEAH?/ 2011年からの警告
’08年に『未知との遭遇』でデビューを果たした、英レディング出身のエレクトロ・ロック・バンドが、自分達の音楽を追求すべく、メジャー・レーベルを自ら去り、新メンバー2名を加えて制作に挑んだアルバム。中心メンバー、ジェームズ・ラシェントの、自由でパンクな感性が炸裂した、レイヴ、オルタナティブ・ロック、エレポップの要素が渾然一体となったハイパーで斬新な楽曲を収録。
3/9リリース(ROCK) ★★★★★★★☆☆☆

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HOLIDAYS OF SEVENTEEN/ Let There Be Pop
’04年に福岡で結成され、ウィーザーやthe HIATUSら、国内外のバンドと共演を果たし、現在は東京を拠点にする5人組ロック・バンドの2ndアルバム。前作以上にダンサブル&ポップな、ギター・ロック・サウンドを展開しているだけでなく、ガレージ / ハード・ロックも取り入れた意欲作。
3/9リリース(ROCK) ★★★★★★☆☆☆☆

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うさ/ LINK / RING
ニコニコ動画の“歌ってみた”タグで高い人気を博し、1,000万回以上の総再生数を記録している歌い手、“うさ”のソロ・アルバム。うさ自身が、「ココロ」や「夕日坂」など、人気のボーカロイド曲を選曲し、RAM RIDER、秋葉工房がそれらをリミックス。切なく澄み渡る、うさの歌声を存分に堪能できる、ファン垂涎の注目作。
3/9リリース(POP) ★★★★★★☆☆☆☆

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DEXPISTOLS X SOUND PELLEGRINO/ Les Jeunes Annees 若かりし日々
TTCのテキ・ラテックスとオーガスミックが運営するINSTITUBES傘下のフレンチ・エレクトロ・レーベル、SOUND PELLEGRINO初のコンピ。Zombie Disco Squad、Renaissance Man、Bart B More、Para One、Gucci Vumpらレーベルの人気アーティストの楽曲を収録し、CD1ではそれらの楽曲をDEXPISTOLSがDJミックス。
3/9リリース(ELECTRO) ★★★★★★☆☆☆☆

SINGLES

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Mizca/ 1925
レトロ・フューチャリスティックなエレクトロ・サウンドと、キュートなビジュアル・イメージで注目を集めている、’09年10月デビューのダンス・ポップ・シンガー。最新シングルでは、ニコニコ動画で130万再生を突破している、超人気ボーカロイド曲「1925」のカバー。トランス調にアレンジされたこのカバーでは、Mizcaの新たな方向性を、うかがい知ることができる。ジャケットの異なるタイプAとタイプBを同時リリース。
3/9リリース(POP/ ELECTRO) ★★★★★★★☆☆☆

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