FAC51 THE HAÇIENDA、第2弾/第3弾 出演アーティスト発表(2011年11月5日)


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ベースメント・ジャックス、ジャスティン・ロバートソン、sugiurumn、DJ Titoらをフィーチャーし、11/5(土)にSOUND MUSEUM VISION(10/28にオープンする渋谷の新ヴェニュー)で開催される<FAC51 THE HAÇIENDA – From Manchester to Japan with Love x>が、第二弾&第三弾の出演アーティストを発表しました。

目玉は、MADCHESTER NIGHTのオーガナイズ・チームがプロデュースする“MADCHESTER LOUNGE”で、YODA (HORIZON)、nukkie、GOMA、KINK (ALPHAVILLE RECORDS)、Miyazaki (A Store Robot) が、THE HAÇIENDAから発信された往年の名曲群をプレイする予定となっております。また、メインフロアには、ウェアハウス・パーティーでかかっていたデトロイトやシカゴのサウンドにインスピレーションを受けて育ったというマンチェスター出身のDJ/プロデューサー、オリ・ファーネス(Oli Furness/WaLLy)の出演も決定しています。

大きなイベントになってきましたね。諸々の詳細は、続きをご覧ください。


FAC51 THE HAÇIENDA
From Manchester to Japan with Love x

日時:2011年11月5日(土)
会場: SOUND MUSEUM VISION
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビルB1F
tel 03-5728-2824 www.vision-tokyo.com

出演者
★MAIN:BASEMENT JAXX (出演時間23:30〜 予定) / JUSTIN ROBERTSON / sugiurumn / DJ Tito / Oli Furness
★LONDON CALLING LOUNGE:TOTAL M (Miles Maeda) vs JAY ZIMMERMANN / ARON T vs BBC (Mitch Norris) / SHOTARO MAEDA vs DR. SHINGO / DIRTY MUNOZ vs MARK BIRTLES (Tokyo Indie) / DAVID ROY – VJ
★MADCHESTER LOUNGE : YODA (HORIZON) / nukkie / GOMA / KINK (ALPHAVILLE RECORDS) / Miyazaki (A Store Robot)
…and more

入場料:
前売チケット¥4,800 ※枚数限定 http://www.fac51thehacienda.jp/tickets.html
当日券¥5,800
※入場制限がかかることがございますので予め、ご了承下さい。

会場問合せ先:グローバルハーツ 03-6415-6231
企画・制作:THE HAÇIENDA東京事務局 03-6277-5116
www.fac51thehacienda.jp
www.vision-tokyo.com

主催:IMI
協賛:アルマーニ・エクスチェンジ / ジャック・ダニエル / ボストーク ヨーロッパ

※20歳未満のご入場はチケットの有無に関わらず、入場不可となります。
※入場の際に運転免許証、パスポート、外国人登録証、住基ネットカードによるIDチェック(いずれもコピー不可)がございます。お持ちでない方は一切ご入場頂くことが出来ません。
※チケットをお持ちの際でも上記顔写真付身分証明書がない場合は、ご入場をお断り致します。
※再入場は一切、禁止させて頂きます。
※アーティストの出演キャンセル・変更による払戻しは一切致しません。


FAC51 THE HAÇIENDA
From Manchester to Japan with Love x

SONICMANIAで20,000人を超えるクラウドを狂喜させたFAC51 THE HAÇIENDA!
ベースメントジャックスと共にVISIONで特別公演!!!

【コンセプト】
マンチェスタームーブメントを世界的に巻き起こした伝説のクラブHAÇIENDAのオフィシャルイベントが東京にて復活。
2011年夏、音楽フェスSUMMER SONICの前夜祭であるSONICMANIAにてデペッシュ・モードのアンディ・フレッチャー、 ニュー・オーダー/ジョイ・ディヴィジョンのピーター・フック、 テクノ界の伝説808ステイト、クリエイション・レーベルのアラン・マッギーと伝説的なアーティストを一堂に会し、20,000人を超える観客を感動の嵐に引き込んだ。
今回、渋谷に誕生するライブハウスVISIONにて特別公演を開催する。
ダンスミュージック界のスーパースター、ベースメントジャックスをスペシャルゲストに、ハシエンダ黎明期よりDJを行いケミカルブラザーズにも多大なる影響を与えたジャスティン・ロバートソンを招聘し、新たなる歴史を刻む。

【出演者プロフィール】

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BASEMENT JAXX
http://www.basementjaxx.net/
フィーリックス・バクストンとサイモン・ラトクリフの2人組ダンス系プロダクションユニット。コアなハウスシーンからもリスペクトされながら、ダンスミュージックを広くポップスに押し上げたアーティスト。ケミカル・ブラザーズやアンダーワールドと肩を並べる人気を誇り、これまでに生み出したヒット曲は数知れない。またど派手なライブや凝ったビデオにも定評があり、クラブ系アーティストながら歌モノでキャッチーな曲も多数。99年全英初登場1位で鮮烈なデビューを飾って以降、全米ビルボード誌など多くのダンスチャート、ヒットチャートを席巻してきた。05年にはグラミー賞を受賞。日本でも多くのラジオヒットを出し、04年のフジロックではホワイトステージのトリを飾り入場規制が敷かれるほど大人気に。07年の来日公演も即完売。08年10月には4年ぶりのDJセットでの来日を果たす。09年のフジロックでは、メインステージで観客記録を破る偉業を達成し、名実ともにトップアーティストの地位を確立している。

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JUSTIN ROBERTSON
http://thedeadstock33s-justinrobertson.com/
ハシエンダ黎明期よりマンチェスターでDJとしてキャリアをスタート、90年代初頭のクラブシーンやアシッドハウスの歴史に多大な影響を与えた一人。ハウス、テクノ、エレクトロ、ソウル、ポップといった広範囲な分野で活躍している。ニュー・オーダー、ストーンローゼズ、シャーラタンズ、ファットボーイ・スリム、ビョーク、ケミカル・ブラザーズ、ザ・ウィップ、プラシーボ、フェリックス・ダ・ハウスキャット等、数えきれないスターのリミックスを手がけ、またアシッドハウスのパイオニアとして国際的な地位を獲得。デッドストック33s名義でもエロール・アラカン、ボーイズノイズ等のリミックスを手掛け喝采を浴びる。若き日のケミカルブラザーズが彼から多大な影響を受けたことは有名な話である。ダンスミュージックの歴史を担ってきた彼の音楽と絶妙なミックスワークでオーディエンスを沸かせるプレースタイルはハシエンダのステージに旋風を巻き起こすに違いない。

【ハシエンダ ヒストリー】
「 FAC251 : Factory 本社は Tony Wilson により設立、Ben Kelly と Peter Saville によりデザインされ、 New Order が出資し、 Happy Mondays により崩壊させられた… 」
マンチェスターのテレビ局「グラナダTV」で音楽番組を持っていたトニー・ウィルソンらによって母体となるファクトリーレコード( Factory Records )を設立。初期には、英国を代表するサウンドプロデューサーのマーティン・ハネットを招き入れ、現代イギリスデザイン界を牽引するピーター・サヴィルがアートディレクターを担当。レーベルとして統一された音とビジュアル、また、音楽のリリースだけでなく、アートワークやその他全てにカタログ番号を付すことにより、斬新なイメージを与えていた。(例えば、FAC 1 はクラブイベントのポスターに与えられ、訴訟問題や猫にさえも通し番号が割り振られている。)ブランディングの成功とはよそに、経営はアーティストとの契約書さえなく「ファクトリーは何も所有せず、アーティストが全てを所有する」がポリシーというものであった。
1980年5月、レーベルの主要アーティストであったジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの首吊り自殺という衝撃的な事件が起きる。それに反し、ジョイ・ディヴィジョンは大ヒットを記録。ベルギーでクレプスキュール( Les Disques du Crepuscule )と共同でファクトリー・ベネルクス( Factory Benelux )が立ち上がるとともに、アメリカでの配給のためにファクトリー US( Factory US )が設立された。そして、ジョイ・ディヴィジョンの残された3人のメンバーはニュー・オーダーを結成する。
「 NY に世界最高のクラブ、パラダイス・ガラージュがある。じゃ俺達もほしい。ロンドンじゃなく、マンチェスターに!」
1982年5月、ファクトリーはマンチェスターの中心近くにハシエンダ( Haçienda )というナイトクラブをオープン。このナイトクラブにはカタログ番号 FAC 51 が与えられた。ストーン・ローゼスやニュー・オーダーなどにより、マッドチェスター・ムーブメントの発祥地であり中心地、セカンド・サマー・オブ・ラブといった音楽シーンの母体となったハシエンダには、売れていない頃のマドンナが出演し、ローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイが出演を熱望したといわれる。
「マッドチェスターが生まれてからの20年間、この建物は全てを生み出し、最終的に全てを破壊した。」
1983年にはニュー・オーダーのブルー・マンデーが世界的なヒットとなり、ファクトリーはその後もマッドチェスターのシーンの中心であり続けたが、ファクトリー所属アーティストの浪費やずさんな経営により1992年に破産。その後もハシエンダは運営されたが、赤字経営と様々なトラブルの対処として警備等に経費がかさむようになったなどの事情により、1997年に閉鎖した。
2002年、映画監督マイケル・ウィンターボトムの手によって、ウィルソンを中心にファクトリーの盛衰を描いた映画『24アワー・パーティー・ピープル』が制作されている。(この映画のタイトルはハッピー・マンデーズの同名の楽曲に由来している。)
2007年、立役者のトニー・ウィルソンが死去。彼の棺にはカタログ番号 FAC 501 が付された。その日は奇しくもサマーソニックの舞台に ニュー・オーダー のピーター・フックが DJ 、クラウドを歓喜させた日であった。

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