11/3(土)と11/4(日)にZEPPダイバーシティ東京で開催される、第3回目の<Hostess Club Weekender>。タイムテーブルも発表され、いよいよ開催も間近に迫ってきたということで、ここでは、当イベントをあらためてご紹介しましょう。
初日の11/3(土)は、CD音源が出ていない状況にも関わらずNMEなどの海外のメディアが話題にしているDeap Vallyからスタート。そして、アダム・グランデュシエル率いるThe War on Drugs、約11年ぶりに来日し、名盤『Madonna』を中心とした全世界初のスペシャル・セットを披露する…And You Will Know Us by the Trail of Dead、今年のフジロックでのパフォーマンスが好評だったFucked Upと続き、トリには9月に新作『I Bet on Sky』をリリースしたばかりの大御所、Dinosaur Jrが登場します。
2日目、11/4(日)は、ロンドン出身の注目株、Clock Operaからスタートし、6月に新作をリリースしたPOP ETC(旧ザ・モーニング・ベンダーズ)、こちらも新作をリリースした、初来日となるデンマークのEfterklangと、アーティーでエレクトロニックでバンドが登場。さらに現在新作を制作中だというLAのインディー・バンド、 Local Nativesが登場し、ラストはソニック・ユースのフロントマン、Thurston Mooreが出演、2日間を締めくくります。
USインディー〜オルタナティヴ系アーティストを軸に、バラエティー豊かなメンツが集まった今回の<Hostess Club Weekender>。場所もZEPPダイバーシティ東京に移り、これまでとはまたひと味違うイベントになりそうですね。チケット情報など、詳細は以下をご覧ください。Dinosaur JrとThurston Mooreは、11/2(金)に大阪 BIGCATでも公演を行います。
Hostess Club Weekender(第3回) 公演詳細
Hostess Club Weekender
ZEPPダイバーシティ東京
2012/11/3(土)OPEN 13:00 START 14:00
2012/11/4(日)OPEN 12:00 START 13:00
出演:
11/3(土)Dinosaur Jr / Fucked Up / …And You Will Know Us by the Trail of Dead
Performing “Madonna” / The War on Drugs / Deap Vally
11/4(日)Thurston Moore / Local Natives / Efterklang / POP ETC / Clock Opera
チケット:
1日券 7,900円(税込/1ドリンク別)
9/12から、e+、ローソンチケットにて1日券先行販売スタート
9/22 10:00から、各プレイガイド、チケット販売サイト ticket board 等にて一般発売予定
2日通し券 13,900円(税込/各日1ドリンク別)
チケット販売サイト ticket board にて限定枚数で販売中
Hostess Club presents
Dinosaur Jr / Thurston Moore
大阪 BIGCAT
2012/11/2(金)OPEN 18:00 START 19:00
出演:Dinosaur Jr / Thurston Moore
チケット:6,500円(前売り/ドリンク代別途)
先行販売:9/12から、ローソンチケット、9/13~ e+にて販売スタート
一般販売:9/22 10:00から、各プレイガイド等にて一般発売予定
主催・企画制作:イーノス
協力:Hostess Entertainment
問合せ:イーノス 03-6809-1070
オフィシャルサイト:www.ynos.tv/hostessclub
Hostess Clubとは
数々の素晴らしいアーティスト作品をリリースしてきた独立系音楽会社 Hostess Entertainmentが、音楽出版やライブ制作、マーチャンダイズを手掛けるYnos(イーノス)とタッグを組み、本年からスタートさせたライブ公演シリーズ「Hostess Club」。2012年から開催しているイベント「Weekender」シリーズでは、新人から大御所まで独自の視点でセレクトした刺激的なアーティストを多数フィーチャーします。
Hostess Club Weekender(第3回)出演アーティスト情報
11/3(土)
Dinosaur Jr.(ダイナソーJr)
米マサチューセッツ州出身、J・マスキス(G,Vo)、ルー・バーロウ(B)、マーフ(Dr)の3人組バンド。85年にデビュー。89年『バグ』発表後ルーが脱退。91年の『グリーン・マインド』が世界的に大ヒットしニルヴァーナ等と共にシーンを牽引。その後マーフが脱退。バンド解散の97年までに通算7枚のアルバムを発表。しかし、’05年にオリジナル・メンバーで再結成し、その後’07年に再結成アルバム『ビヨンド』を発表、’09年には9作目『ファーム』を発表し話題となる。 12年9月、通算10枚目となる新作『アイ・ベット・オン・スカイ』をリリースしている。
Fucked Up(ファクト・アップ)
2002年にカナダのトロントで結成された、新世代ハードコア・パンク・バンド。ポリティカルな姿勢やパンク・スピリットを失わないまま、雑多な音楽性を溶かし込んだ オリジナルなサウンドを展開し、ライヴではいつも暴動が起きるほど大混乱を巻き起こしている。バンド名もさることながら、名前通りファックト・アップなネタ満載で、奇抜なメンバー名でも知られている。今年フジロックに出演し、彼らのサード・アルバムで代表作の『デヴィッド・カムズ・トゥ・ライフ』が日本盤化された。
…And You Will Know Us by the Trail of Dead(…アンド・ユー・ウィル・ノウ・アス・バイ・ザ・トレイル・オブ・デッド)
コンラッド・キーリーとジェイソン・リースを中心に結成された、アメリカはテ キサス出身のロックバンド。’98年にセルフタイトル作でデビュー。これまでに7枚のアルバムをリリースしている。ポストロック、オルタナ、プログレ、サイケ等の要素を取り込んだ、ドラマチックでエモーショナルなサウンドで多くの人を魅了する。今回は、2000年代の幕開けを告げ、その後のインディーシーンの金字塔となった彼らの名盤『マドンナ』を中心とした、全世界初となるスペシャル・セットでのパフォーマンスを行う予定となっている。
The War On Drugs(ザ・ウォー・オン・ドラッグス)
米フィラデルフィア出身、カリスマ的フロントマン、アダム・グランデュシエルと、今年春に米名門レーベル、マタドールからリリースした最新アルバムが話題のカート・ヴァイルを中心に結成。米人気レーベル、シークレットリー・カナディアンと契約し、2008年に『ワゴンウィール・ブルース』でアルバム・ デビュー。カートの脱退等幾度かのメンバーチェンジを経つつ、これまでにアルバム2枚、EP3枚を発表している。最新作は、昨年リリースされ高い評価を獲得している『スレイヴ・アンビエント』。
Deap Vally(ディープ・ヴァリー)
LAを拠点に活動する、ボーカル/ギターのリンジー・トロイとドラムのジュリー・エドワーズの女性ユニット。デモ音源とライブ・ビデオをオンラインにあげたところ、米音楽誌のFILTERマガジンの目に留まり、今年のコーチェラ・フェスティヴァルの FILTERマガジンのパーティーに招待される。すると、それがジョシュ・オムの耳に留まり、なんとLAで6月に行われたイーグルス・オブ・デス・ メタルの オープニング・アクトに抜擢。さらにNMEの”Rader Band Of The Week”にも選出されるなど、話題の2人組となっている。
11/4(日)
Thurston Moore(サーストン・ムーア)
ニルヴァーナ、ダイナソーJr と並び、USオルタナ黄金時代を代表するバンド、ソニック・ユースのフロントマン。ソニック・ユースとして、’83~’11年の間に16枚の公式スタジオ・アルバムを発表している。ソロとしては、3作のスタジオ・アルバム、多数のセッション〜実験作を発表。’11年にリリースした『デモリッシュド・ソウツ』は、ベックがプロデュース、アレンジ、ボーカル、ギター等で全面参加し、話題に。ソロとしても多くのファンに支持される、カリスマ的存在。
Local Natives(ローカル・ネイティヴス)
カリフォルニア州オレンジ・カウンティ出身で、LAのシルヴァー・レーク地区を拠点に、現在は4人組で活動をするバンド。3年間の下積み時代を経て、2009年3月にSXSWで行ったライヴが評判を呼び、インディー・ロック界の注目レーベル、インフェクシャスから『ゴリラ・マナー』でデビュー。海外主要メディアから注目の的となった。’10年には、フジロックで初来日、’11年1月には、初の来日単独公演も行っている。現在、ニュー・アルバムの制作に取りかかっている。
Efterklang(エフタークラング)
2000年にデンマークで結成。現在はキャスパー、マッツ、ラスマスの3人組。ライヴでは、ストリングスやホーン等数名のバック・メンバーが加わり、 過去にはオーケストラを伴い、シドニー・オペラハウスやバービカンでライブを行った経験もある。’08年に2作目『パレーズ』でブレイクすると、’10年には4ADに移籍し、3作目『マジック・チェアーズ』を発表。同年、フランスの映像作家、ヴィンセント・ムーンとショート・ドキュメンタリー・ムービーも発表している。今年、最新作『ピラミダ』をリリース。
POP ETC(ポップ・エトセトラ)
2006年にカリフォルニアのバークレーで結成された3人組。現在のメンバーは、クリス トファー・チュウ(Vo, 兄)、ジョナサン・チュウ(G, 弟)、ジュリアン・ハーモ ン(Dr)。2008年にデビュー・アルバムを発表後、人気英レーベル、Rough Tradeと契約。’10年にセカンド・アルバム『ビッグ・エコー』で世界デビュー。サマーソニック2011で初来日し話題となった。2012年3月に、バンド名をザ・モーニング・ベンダーズからポップ・エトセ トラに改名し、同年6月に新作『ポップ・エトセトラ』をリリースしている。
Clock Opera(クロック・オペラ)
英ロンドン出身の4人組ロック・バンド。これまでに、キツネからのシングルを含む、数枚のシングルをリリース。昨年、レディング/リーズ・フェスティバルで披露した圧巻のライブ・パフォーマンスが話題となり、今年3月にはSXSWにも出演。また、メトロノミーやエヴリシング・エヴリシング、ファイスト、マリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズ等のリミックスを手がけるなどして、活躍の場を広げている。今年8月にアルバム『ウェイズ・トゥ・フォーゲット』をリリース。