Brennan Heart 来日インタビュー(Heineken Star Room presents EDM UNION)

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ハードスタイル・シーンのトップ・プロデューサー/DJの一人として知られる、Brennan Heart(ブレナン・ハート)。オランダ出身で、世界的権威のあるDJランキング“DJMag Top 100 DJs”にて上位を獲得している彼は、Tomorrowlandや、Q-dance、Decibel Outdoorといった世界的に知られるダンスフェスで活躍を続ける人気アーティストです。

そんなBrennan Heartが、8/29(土)に東京 渋谷 SOUND MUSEUM VISIONで開催された<Heineken Star Room presents EDM UNION feat. Brennan Heart>で初来日を果たしました。イベント当日は、彼の来日を楽しみにしていたファン、熱狂的なハードスタイル・ファンを中心にフロアが埋め尽くされ、「Imaginary」でセットがスタートすると早くもシンガロング状態に。「Follow The Light」「Lose My Mind」「Fight The Resistance」といった彼自身のトラックはもちろん、Dimitri Vegas & Like Mike「Ocarina (Brennan Heart Remix)」などもプレイし盛り上がりを見せました。ラストは、Coldplay「A Sky Full Of Stars (Max Enforcer Bootleg)」でしたね。彼はプレイが終わるとフロアに出て、ファンと記念撮影やサインも交わしていました。

というわけで、ここでは今回の来日時におこなったBrennan Heartのインタビューをご紹介しましょう。


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Brennan Heart 来日インタビュー

__あなたがエレクトロニック・ダンス・ミュージックをはじめた経緯、そしてハードスタイルの音楽に傾倒するようになったきっかけについて教えてください。

「14歳の時にシンセサイザーをプレイするようになったんだ。その頃、ユーロ・ハウスとハードコア・ガバが凄く流行っていて、それらを聴いてるうちに、自分も同じようなサウンドをつくってみたいって思うようになったんだ。それで、リサーチして機材を買って音楽をつくり始めた。学校から帰ってきて家で一日中音楽をつくっていたよ。そして18歳の時にレーベルと契約して、世界中のパーティを見るようになってから、自分でもDJをしたくなった。4万人とか5万人の前でプレイしたくなったんだ」

__オランダにおけるハードスタイルのシーンと現在の状況について、少しご紹介いただけますか?

「オランダのシーンはとても大きいよ。<Qlimax>とか<Hard Bass>といった大きいパーティがあるし、3万人クラスのスタジアムのイベントでもチケットがすぐ売り切れるんだ。<Decibel Outdoor>や<Intents>なんかは、日本を含めて世界中から6万人もの人がオランダに集まって、凄いことになってるよ。たくさんのパーティがあるから、パーティがあることに慣れちゃってる人もいる感じだね。ハードスタイルはオランダではとても大きなシーンで、ヨーロッパ全体に広がっているよ。今、アジアの大きなクラブでツアーをやってて、世界中に広がってきている感じがするね」

__あなたの代表曲のひとつとして知られる、Wildstylezとのコラボレーション「Lose My Mind」(2012年)は、どのようにして誕生した曲ですか?

「パーティに行く人たちへ伝えたいこと、パーティでみんながどんな風に音楽を感じているか、ってことを曲にしてみたんだ」

__あなたの最近作であるJonathan Mendelsonとのコラボ「Follow The Light」、Toneshifterz、DV8 Rocks!とのコラボ「My Identity」についても、どのようにして誕生した曲かご紹介いただけますか?

「「My Identity」は、「Lose My Mind」と同じで、ダンスフロアにいる人たちのフィーリングを曲にしてみたんだ。パーティに行く時には、全てのことを忘れて自分だけの時間を楽しみたいだろ。Jonathan Mendelsonとの曲の場合はまた違って、オレたちは「Follow The Light」と「Imagenary」の2曲を一緒に書いたんだけど、この2曲はただのシンプルなパーティ・トラックではなく、人生についての曲なんだ。彼は本当に才能のあるシンガーソングライターだよ」

__あなたがハードスタイルのトラックを手がける際に心がけていることや、重要視している要素とは何でしょうか?

「ダンスフロアのエネルギーだね。この曲をかけたらフロアの人たちはどんな反応をするだろう、っていつも考えているよ。オーディエンスが1万人であろうが、2万人であろうが、100人であろうが、200人であろうが、最高の瞬間をダンスフロアにつくり出したいんだ。みんながクレイジーになれる瞬間をね。このことだけをいつも考えているよ」

__あなたがCode Blackとスタートさせたレーベル、WE R Musicでは、どのように活動を展開していきたいと考えていますか?

「今後はもっとクオリティにフォーカスしたいと思っている。リリースの量を減らして、クオリティを上げたいんだ。ネクストレベルにいくようにね。あとは、タレント(DJ、アーティスト、プロデューサー)のヘルプをしていきたい。タレントを助けてあげながら、クオリティが高い音楽をつくりたいんだ。レーベルにとって新しいタレントを助けていくのは大事なことだと思っている。でも、年間に50曲リリースするとか200曲リリースするとかではなく、3~4年じっくりタレントの手助けをしてあげて、最高の状態になったらリリースするのが良いと思うんだ」

__なるほど。

「例えば、バンクーバー出身のCrisis Eraなんかは、個性的で才能があったけど、リリースするのに2年かかったよ。彼らはどんなレーベルともサインできる才能があったけど、Code Blackとオレがコレだ!って思う瞬間まで待ったんだ。彼らは他とは違うサウンドをつくり出しているから、ファンのベースもしっかりできてるよ。最終的にはクオリティの高い音楽をつくることが大事だって信じてる」

__最後にあなたの今後の活動目標、将来のビジョンについて教えてください。

「インタビューの答えとしてはどうかと思うけど、もうすぐ父親になるんだ。だから、もっと家族、ガールフレンドと過ごす時間を持ちたいね。音楽に関しては、新しいチャレンジをしていきたい。10年くらい前からずっと東京でプレイしたかったんだけど、今回やっと初めて来日することができた。海外に出ると必ず何か新しいことをやってみることができる。あとは、10/17にアムステルダムのHeineken Music Hallで、自分のイベント<I AM HARDSTYLE>をやるんだ。2年前に<Q-dance>で自分のソロのイベントをやったことがあるけど、それ以来だから楽しみだね。新しい企画や、新しい音楽のプランは常にあるよ。アルバムのアイディアもあるしね! 最後に日本のみんなに一言いいかい? サポートしてくれてありがとう。オランダまで自分のプレイを観に来てくれるファンもいたり、本当に感謝している。リスペクトしてるよ!」

http://www.brennanheart.com/
http://www.vision-tokyo.com/event/edm-unionfeat-brennan-heart

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