Mickey Moonlight『And The Time Axis Manipulation Corporation』インタビュー

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衝撃的なサン・ラーの脱力カバー・シングル「Interplanetary Music」から3年、ついにミッキー・ムーンライト(Mickey Moonlight)が初アルバム『アンド・ザ・タイム・アクシス・マニピュレーション・コーポレーション』(12/4リリース)を完成させました。
ミッキー・ムーンライトは、DJ、プロデューサーのマイク・シルバーによる、目下のところの最新プロジェクトです。マイクはかつて、自身のレーベル、Flesh Recordsを通じて、ゾンガミンのインターナショナル・デビューをセットアップした人物で、’90年代にはソノヴァックやソフト・ヴァージといったプロジェクトで、トレヴァー・ジャクソンが運営していたOutputにも作品を残しています。
2000年代に入ると、ミッドナイト・マイクという名義で活動。’07年にニューウェイヴやロカビリーの名曲をカバーした企画アルバム『Midnight Karaoke』を発表しています。’08年には、新たにミッキー・ムーンライトとしてEd Bangerとサインし、「Interplanetary Music」をシングル・カット、これがジャンルを越えてクロスオーバー・ヒットし、注目を集めました。
しかしその後は、いくつかのリミックス仕事を除いて、その名前を表舞台で目にすることはなく、’10年の春に2枚目のシングル(EP)作品となる『Love Pattern』をリリースするまで、しばらくのあいだ沈黙を続けます。そしてこの冬、ようやくアルバム本作のリリースへとたどり着いたのです。

ここでは、10年以上もの長きに渡ってコンスタントに、マイペースに活動を続けるマイクに、『アンド・ザ・タイム・アクシス・マニピュレーション・コーポレーション』について話を聞きました。なお、iLOUDでは、本作のリリースに合わせて制作された、プロモ・オンリーのミッキー・ムーンライト・リミックス・ワークス集『Some remixes by Mickey Moonlight』(CD)を、4名様にプレゼントいたします! 詳しくはページの最後をご覧ください。


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Mickey Moonlight『And The Time Axis Manipulation Corporation』インタビュー

__「Interplanetary Music」をシングルで発表してから3年、待望のアルバム・リリースですね。まずはおめでとうございます。いつ、アルバムは完成したのでしょうか?

「ありがとう。長い時間だよね。自分でもわかっていた。でもミッキー・ムーンライト以外にも、いくつかプロジェクトをかかえていてね。あとは、アルバム用の楽曲を、実はものすごくたくさん、録音していたんだ。アルバム三枚はできる、っていうくらいの曲をレコーディングしたんだよ。そんなこんなで、時間がかかってしまった。そこから楽曲をチョイスして、このアルバムの体裁が出来上がったのは、今年の5月くらいだったかな」

__その、例のサン・ラーのカバー「Interplanetary Music」ですが、どうしてアレをやろうと思ったのでしょうか?

「単純に、大好きな曲だったんだ!自分の名刺がわりというか、自己紹介としても、あれが最適なんじゃないかって。ミッキー・ムーンライトというプロジェクトの理想のマニフェストだな、と。最近の世の中、憂鬱になるようなことも多いと思うけど、そこに鮮やかな光を差し込むような、心躍る曲だと思うし、身の回りのちょっとした心配事とか、そういうのを超越して、無限の可能性を持った理想の世界へと、僕らを導いてくれるような曲だと思った。思わずほくそ笑んでしまうようなハッピーな曲だけど、きちんとした考えとメッセージがあるしね」

__Ed Bangerレーベルとは、どういうつながりがあったのでしょう? 当時のレーベルのラインナップの中では、随分と異色のように感じましたが。

「友人で、当時マネージャーがわりに色々と面倒を見てくれていたデイヴ・デワーラ(Soulwax/2 Many DJs)が助言してくれたんだ。面白いことをやっている人たちは、決してひとつのスタイルだけにこだわってはいないよね。Ed Bangerもそうだと思う。素晴らしいアーティストがたくさんいるレーベルだと思うよ」

__本作『アンド・ザ・タイム・アクシス・マニピュレーション・コーポレーション』ですが、含みがあるようなアートワークも印象的ですね。誰がデザインしたのですか?

「ファーガデリックだよ。色々と僕の方からも意見を出して、やってもらった。おかげでいいものができた」

__アルバムには、色々なミュージシャンがゲスト参加していますね。何人かピックアップして説明いただけたらと思うのですが、例えば「Interplanetary Music」でも歌ってくれたビシなんかは、どう思いますか? どのようにして、知り合ったのでしょうか。

「彼女のことは、とっても尊敬しているよ!最初は共通の友人が何人かいて、それを介して、という感じだった。で、当時、僕とススム(・ムカイ/Zongamin)とネイサン・ウィルキンスで、小さなパーティーをオーガナイズしていたんだけど、そこにゲストで出てもらったりしていたんだ」

__なるほど。他の皆さんは?

「基本的に、アルバムに参加してくれたアーティストは、みんな元々友人だったり、どこかで一緒だったりした人ばかりだね。だから、ぜひアルバムに参加して歌ったり演奏したりしてほしいと思ってた。唯一、心残りがあるとしたら、ゾンガミンにもっと参加してもらいたかった、ということかな。「Interplanetary Music」で歌ってもらっただけだったからね。アルバムには入れなかったけど、彼が素晴らしいベースを弾いてくれた曲もあったんだよ!」

__過去のキャリアについても少しお聞きしたいのですが、そもそも音楽との出合いはどのようなものだったのでしょうか?

「14歳のころからギターを弾いていた。ただし、全然ダメだったね!」

__最後に、今後の予定について教えて下さい。

「パリ、イングランドのサウスランド、スコットランドのグラスゴーやダンディーでギグやDJがあるよ。そのあとロンドンに戻ってきて、ファブリックでもプレイする。グラスゴーは世界中で一番好きな街の一つだから、楽しみだ」

__日本には?

「実はまだ行ったことがないんだ。このあいだ上海には行ったんだけどね。ぜひ近いうちにプレイしに行けたらと願っているよ!」

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「時間も空間も越えた、目を瞠るような冒険へと誘われるまたとない機会。ミッキー・ムーンライトが生みだす巨大な宇宙戦艦と驚くべき未来のテクノロジー、無限のチャンギャラクシーを、是非その耳で、体感して下さい。もちろんアタマでよーく考えるのも、お忘れなく」 (ゾンガミン)


【リリース情報】

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MICKEY MOONLIGHT
And The Time Axis Manipulation Corporation
(JPN) calentito/ED BANGER / RTMCD-1013
12月4日発売
HMVでチェック

tracklisting
01 Welcome Aboard
02 Interplanetary Music
03 This Son is Coming Up feat. George Lewis Jr.
04 Pelu Tolo (Dub)
05 Close To Everything feat. George Lewis Jr.
06 Changalaxy
07 A Big Ship Passing
08 Music for Responsible Reprogenetics Public Service Broadcast
09 We’ll Meet Again feat. Marina Gasolina
10 Music for Love Drone Advert
11 Simulation Crocodile Skin Handbag
12 The Curse of Greyface
13 Diamonds in the Mind of Talula
14 Anywhere
15 Buckaroo Banzai
16 Come On Humans!

【VIDEO】

【全曲試聴】
http://soundcloud.com/edbangerrecords/sets/mickey-moonlight-and-the-time/s-mxk45

【オフィシャルサイト】
http://calentitomusic.blogspot.com/2011/10/mickey-moonlight-and-time-axis.html
http://www.mickeymoonlight.com/


【プレゼント】

iLOUDでは、ミッキー・ムーンライトのリミックス・ワークをまとめたプロモ・オンリーのCD『Some remixes by Mickey Moonlight』を、4名様にプレゼントいたします。

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収録曲
1. Everybody Needs Love – Findlay Brown
2. Singing To The Earth – Apollo Sunshine
3. Forever Dolphin Love – Conan Mockasin
4. Solitude Is Bliss – Tame Impala
5. Solitude Is Bliss (T.A.M. version) – Tame Impala
6. Ulysses – Franz Ferdinand
7. Acid Washed – Acid Washed
8. Nenekri – Crowdpleaser
9. Audio, Video, Disco – Justice


プレゼントをご希望の方は、コチラのメールフォームからご応募ください。

本文に「ミッキー・ムーンライトCDプレゼント」とご記入ください。

当選された方には、12月16日(金)以降にメールでご連絡を差し上げますので、
ご応募される際は、お名前と、連絡の取れやすいメールアドレスをご記入ください。

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info@xtra.jpからのメールを受け取れるように設定をお願いします。
当選者の発表は、メールの返信をもってかえさせていただきます。



(※ 応募しめきり: 2011年12月16日 24:00)

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