BLACK EYED PEASが来日、初のジャパン・ツアーを9月に開催することになりました。<The E.N.D. World Tour>と題したこのツアーは、最新アルバム『THE E.N.D.』を引っさげて全国6都市で開催されます。歌とダンスはもちろん、ソロ・パフォーマンスやオーディエンスを巻き込んだ演出もありな、エンターテインメント性の高い彼らのライブは必見です。このツアーの特設サイトがオープンしたので、そちらもチェックしてみてください。
SUMMER SONIC 09、出演アーティスト第15弾を発表
SUMMER SONIC 09の出演アーティスト第15弾が発表されました。今回追加されたラインナップは以下の通りです。
Razorlight (O)/ HEARTSREVOLUTION/ Terror Pigeon Dance Revolt!/ MIXHELL/ Sliimy
※(O)は大阪会場にも出演
まず、東京の9日MARINE STAGEと大阪の8日SKY STAGEに、昨年ニュー・アルバム『Slipway Fires』をリリースしたRazorlightが、’04年以来5年ぶりにサマソニ出演を果たします。iLOUD的に注目なのは、Kitsuneのジルダもお気に入りの男女3人からなるエレクトロ・ユニットのHEARTSREVOLUTIONと、BOYSNOIZEから楽曲をリリースしているブラジルのB-MOREエレクトロ・ユニットのMIXHELL。この2組は東京会場のみの出演ですが、注目の新鋭アーティストです。その他、フェスの詳細は続きをチェックしてみてください。
THE PRODIGYがヘッドライナーのメガ・フェス、詳細発表(’09年9月)
THE PRODIGIYがヘッドライナーを務めるフェスの詳細が決定、イベント名は<WARRIOR’S DANCE FEST>で、9月20日(日)の14時から幕張メッセで開催されることになりました。同時に出演者も追加発表され、最新アルバム『Animal』をリリースしたばかりのロッキン・エレクトロ・ユニット、autoKratzと、こちらも最新アルバム『Fist Of God』をリリースするカナダ出身のエレクトロ・ユニット、MSTRKRFTが出演することになりました。今後も追加出演者が発表されるようですが、この3アーティストだけでも見逃せないイベントになりそうです。また、WARRIOR’S DANCE FESTの特設サイトがオープンしたので、そちらもチェックしてみてください。
David Guetta ft. Kelly Rowland「When Love Takes Over」
David Guetta ft. Kelly Rowland – When Love Takes Over (Official)
David Guettaが「When Love Takes Over」のビデオを公開しました。元Destiny’s ChildのKelly Rowlandをフィーチャーした、トランス・ハウスな「When Love Takes Over」は、今週の全英チャートでなんと1位となっています。この夏のイビサ・ヒットって感じですかね。
この曲は、David Guettaのニュー・アルバム『One Love』に収録予定ということです。
2009年6/21-6/27の注目リリース
今週は月末週ということで、大漁ですね。下の表だと、ALBUMでCLARKからakikoまで、SINGLEで多和田えみがLOUDのピックアップ・アーティストです。
ALBUMS
CLARK/Totems Flare
WARP RECORDSの次世代を牽引するプロデューサー。全編に渡って高い実験性を示しながら、ボーカルやギターを効果的に取り入れた、幽玄優美なエレクトロニック・ミュージックを展開。6/24リリース。(TECHNO/ELECTRONICA)
ENTER SHIKARI/Common Dreads
ハードコア/メタルとレイヴ/トランスをミックスした、前代未聞の音楽性で注目を浴びたUKバンドの2ndアルバム。従来のサウンドにダブステップ、ドラムンベース、ジャズの要素を取り入れた衝撃作。6/24リリース。(ROCK)
MAJOR LAZER/Guns Don’t Kill People: Lazers Do
SWITCHとDIPLOという旬なプロデューサー・コンビの1stアルバム。レゲエを軸にエレクトロとダンスホールを融合させ、彼ららしいユーモアも織り込んだ楽曲を展開。CROOKERSやSANTIGOLDも参加。6/24リリース。(REGGAE/ELECTRO)
BIRDY NAM NAM/自由解放への完全攻略
DMC世界大会で優勝した経歴を持つ、パリ出身の4人組スゴ腕DJユニットによる2nd。同郷の新鋭プロデューサーYUKSEKやJUSTICEの二人と共に制作した、多彩なリズム&ビートのエレクトロを収録。6/24リリース。(ELECTRO/BREAKBEATS)
PATRICK WATSON/Wooden Arms
THE CINEMATIC ORCHESTRAの作品にも参加している、カナダ出身のピアニスト/シンガー・ソングライターによる新作。繊細なソングライティングと幻想的なアレンジが光る、フォーキーでドリミーな作品。6/24リリース。(FOLK/ROCK)
INFLAVA/Programming
低音担当NOBEと高音担当COZYからなるMCユニットの1stアルバム。超高速テクノ・チューンからスペイシーな四つ打ちまで、バラエティー豊かなトラックに、独自の恋愛観やユーモアを投影した作品。6/24リリース。(POP/ELECTRIC)
V.A./Kidz Rec.
国内エレクトロ・シーンで人気の3ピース・ユニット、80kidzが主宰するレーベルのコンピ第2弾。エレクトロ、ロック、B-MOREなど、様々なスタイルのエッジーなアーティストをピックアップ。6/24リリース。(ELECTRO/ROCK)
MSTRKRFT/Fist Of God
ストレートなエレクトロ・ロッキン・ディスコ・サウンドを展開する、元DEATH FROM ABOVE 1979のベーシストとプロデューサーによるエレクトロ・ユニット。新作ではヒップホップも取り入れ一層パワフルに。6/24リリース。(ELECTRO)
JACK PENATE/Everything Is New
ロカビリー、ソウル、スカ/レゲエの要素を巧みに取り入れたギター・ポップ・サウンドで人気のシンガー・ソングライター。最新作では、前作よりも大人びたメロディーやアコースティック・サウンドにも挑戦。6/24リリース。(ROCK/POP)
DANIEL MERRIWEATHER/Love & War
マーク・ロンソンとのコラボで名を馳せた新鋭シンガー・ソングライター。アコースティックなサウンドに乗せて、R&Bともネオ・ソウルともひと味違う、独特のブルーアイド・ソウルを感情豊かに表現。6/24リリース。(POP/SOUL)
akiko/HIT PARADE
本格派ジャズ・シンガーが、来年30周年を迎えるロックDJイベント<LONDON NITE>のアンセムをカバー。「ラジオスターの悲劇」や「You Really Got Me」など12の名曲カバーを収録。6/24リリース。(ROCK/NEW WAVE)
DIRTY PROJECTORS/Bitte Orca
NYブルックリンの音楽シーンでカルト的人気を博す音楽集団の新作。前衛音楽とバンド・サウンドを融合させ、感覚的かつ論理的なアンサンブルやハーモニーを展開したアヴァンポップ・アルバム。6/24リリース。(ROCK)
MOS DEF/The Ecstatic
俳優としても活躍する知性派MCのデビュー10周年記念アルバム。ネプチューンズのチャド、故Jディラ、マッドリブといった強力なプロデューサー陣と、盟友タリブ・クウェリらラッパーも参加した豪華盤。6/24リリース。(HIP HOP)
FAT LOOP/Just Another Case
鼓響のギタリストTAKAと元SUPER BUTER DOGのTOMOHIKOを中心とするセッション・バンドが、ATCQ「The Jam」やNAS「Hip Hop Is Dead」といったヒップホップの名曲を、ジャジー&ファンキーにカバー。6/26リリース。(JAZZ CROSSOVER)
TORTOIS/Beacons Of Ancestorship
ポスト・ロックの先駆バンドによる5年ぶりの6thアルバム。テクノ、パンク、エレクトロ、カットアップされたビートとともに、メランコリックなメロディーを融合させた楽曲を収録。6/24リリース。(ROCK/EXPERIMENTAL)
CARL CRAIG & MORIZ VON OSWALD/Recomposed
「ボレロ」や「展覧会の絵」といったクラシックの名曲群を、エレクトロニック・ミュージック・シーンの重鎮二人が分解&再構築した’08年の話題作。原曲のCDが付いたスペシャル・エディションで再登場。6/24リリース。(CLASSIC/ELECTRIC)
PLANETARY ASSAULT SYSTEMS/Temporary Suspension
UKテクノ・シーンの重鎮LUKE SLATERのメイン・プロジェクト。ダーク&ヒプノティックなミニマル・トラックが収録された7年ぶりの新作を、ベルリンの名門クラブBerghainのレーベルより発表。6/24リリース。(TECHNO)
DJ T./Inner Jukebox
ドイツの人気エレクトロ・ハウス・レーベル、Get Physicalを主宰するDJ/プロデューサーによる、4年ぶりの2ndアルバム。王道のテック・ハウス~パーカッシヴなフィジェット・テイストまで幅広く展開。6/25リリース。(TECHNO/ELECTRO)
木村カエラ/Hocus Pocus
デビュー5周年を迎えたポップ・シンガーの、1年ぶりとなる5thアルバム。11組ものアーティストをプロデューサーに迎え、彼女のポジティブなマインドを全面に反映させた楽曲を展開。初回盤はDVD付きで6/24リリース。(POP/ROCK)
SINGLES
多和田えみ/時の空
スピリチュアル&ソウルフルな歌声で注目を浴びる沖縄出身のシンガーによる、1stマキシ・シングル。シンガー・ソングライターのSaigenjiとコラボした、ブラジリアン・テイストの2曲を収録。6/24リリース。(SOUL/POP)
THE BIG PINK/This Is Our Time
NMEをはじめとするUKの音楽メディアが今年期待の新人と注目する、ポスト・パンク・ユニットの日本独自企画盤EP。重層なギターのフィードバック・ノイズに乗せてメランコリックな歌とコーラスを展開。6/24リリース。(ROCK)
BASE BALL BEAR/Breeeze Girl
’06年にメジャー・デビューした、男3人+女1人編成のロック・バンドによる今年3枚目のシングルは、夏らしい爽快な一曲。ジャケットのイラストは、“ジョジョ”の荒木飛呂彦によるもの。6/24リリース。(ROCK)
DVD
COBBLESTONE JAZZ/Live At Space Lab Yellow
フロア志向のミニマル・テクノとジャズの即興性を融合させた独自性で人気を博す、マシュー・ジョンソン率いるユニット。’07年の来日時にYellowで披露した迫力のパフォーマンスを映像化。6/24リリース。(TECHNO/JAZZ)
Simian Mobile Disco「Audacity of Huge」
Simian Mobile Discoが「Audacity of Huge」のビデオを公開しました。「Audacity of Huge」は、8/19日本発売のニュー・アルバム『Temporary Pleasure』からのファースト・シングルで、ボーカルにYeasayerのChris Keatingがフィーチャーされています。『Temporary Pleasure』には、このほかGossipのBeth DittoやHot ChipのAlexis Taylor、Jamie Lidellらが参加しているということで、Simian Mobile Disco、新展開となりそうです。
Lily Allen「F*ck You (Radio Edit)」
Lily Allenが「F*ck You (Radio Edit)」のビデオを公開しました。「F*ck You」は、Lily Allenの最新アルバム『It’s Not Me, It’s You』から、ヨーロッパでシングルカットされるということです。このバージョンはラジオ・エディットということで、フォーレターワード部分が削除されてますね。サビなのに、これで成立してしまうというのが、おもしろかったりします。ビデオも、Lily Allenにピッタリのお茶目な感じです。
WIRE09、追加出演アーティストを発表(’09年8月)
WIRE09が、追加出演アーティストを発表しました。今回発表されたのは以下の4組です。
DJ: POPOF
LIVE: DUSTY KID / MODERAT / SWEFELGELB
DJで出演するPOPOFは、’07年のシングル「Alcoolic」のヒットをきっかけにブレイクした、パリのアーティスト。シューゲイザー・ハウスからシカゴ的なファンキー・ハウス、エレクトロ、ミニマルまで自由自在に操るプレイが持ち味の注目株です。テクノ〜エレクトロ・シーンで幅広く支持されているDUSTY KIDは、最新アルバム『A Raver’s Diary』を引っさげライブ・セットを披露します。同じくライブ・アクトとして登場するMODERATは、MODESELEKTORとAPPARATからなるユニット。彼らが最新アルバム『Moderat』で展開した、エレクトロ・ブレイクス・ビートと、ダークかつメランコリックな世界観の融合サウンドは要注目です。SWEFELGELBは“シュヴェーフェルゲルプ”と読むドイツの二人組。’80年代のニューウェイブやニューロマンティックからの色濃い影響を感じさせるサウンドを、エキセントリックなパフォーマンスで展開する彼らは今年のダークホースかも? WIRE09のMySpaceがオープンし、そこから各出演者のMySpaceに飛べるので、気になるアーティストの音はそこでチェックしてみてください。
今週末6/20(土)には、チケットの一般発売もスタートしますので、続きから詳細をご覧ください。
Reverend and The Makers「Silence is Talking」
Reverend and The Makersが「Silence is Talking」のビデオを公開しました。「Silence is Talking」は、7/27UKリリースのニュー・アルバム『A French Kiss In The Chaos』から7/13に先行シングルカットされます。
Reverend and The Makersは、Arctic Monkeysとの交流でも知られるジョン・マックルーアを中心とするバンドで、’07年にデビュー・アルバム『State Of Things』を発表しています。同年、サマーソニックで来日もしていましたね。
iLOUDには、LOUD154号のReverend and The Makersインタビューもアップしてますので、よろしければ読んでみてください。
ビョーク「Declare Independence (Live)」
こちらは、ビョーク「Declare Independence (Live)」の映像です。アイスランド65回目の独立記念日にちなんで公開されました。「Declare Independence」は、中国公演で問題になった、いわくつきの名曲ですね。
ビョークのライブDVDを含む4枚組『Voltaic』は、6/3にリリースされています。ビョークのライブは、本当にスゴいですね。