2009年2/1-2/7の注目リリース

今週はテイ・トウワがマストですね。各ジャンルで、注目リリースも目白押しです。LILY ALLEN、HARMONIC 313、DE DE MOUSE、HOUSE CREAM、COMA-CHI、NADIA OHはLOUD170号で取り上げてますので、ぜひチェックしてみてください。

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TOWA TEI/BIG FUN
日本のクラブ・シーンを代表するDJ/プロデューサーの、4年ぶりとなる新作。細野晴臣、ハトリミホ、MEG、VERBAL(m-flo)ら豪華アーティストを迎え、エキゾチックで洗練されたポップ・ミュージックを展開。2/4リリース。(HOUSE/ELECTRO/POP)

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LILY ALLEN/It’s Not Me, It’s You
ちょっと大人になったリリーが発表した、約2年ぶりのアルバム。生楽器とシンセが絶妙にブレンドされた楽曲に痛烈な歌詞を乗せた、ハイブリッド・ポップを展開。プロデューサーは、THE BIRD AND THE BEEのグレッグ・カースティン。2/4リリース。(POP)

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HARMONIC 313/When Machines Exceed Human Intelligence
’90年代初頭から活動するベテラン・テクノ・クリエイターの最新作。ヒップホップ、テクノ、ダブステップなど多彩な要素をミックスした、新感覚のエレクトロニック・ミュージックを展開。2/4リリース。(TECHNO)

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DE DE MOUSE/Sunset Girls Remixes & More
エキゾチックで幻想的な楽曲を生み出すDE DE MOUSEの最新アルバム、『Sunset Girls』の収録曲を、セニョール・ココナッツやHALFBY、TRACKS BOYSらがリミックス。ライブDVDとの2枚組で、2/4リリース。(ELECTRIC)

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V.A./HouseCream flavor.1
FREEMASONS、BOOTY LUV、ERIC PRYDZなどの、ヨーロッパで大ヒットしたハウス・アンセム18曲をコンパイル&ミックス。セクシーなPVを収録したDVDとの2枚組。2/4リリース。(HOUSE)

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COMA-CHI/Red Naked
’05年の<B-BOY PARK>MCバトルで、女性初の準優勝に輝いた実力派ラッパーの2nd。クラシカルなブレイクビーツと前衛的なエレクトロに乗せて、赤裸々な本音MCを展開。2/4リリース。(HIP HOP)

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NADIA OH/Hot Like Wow
SPACE COWBOYの楽曲への参加でシーンに登場した、弱冠18歳の女性シンガーのデビュー作。SPACE COWBOYプロデュースによる、エレクトロ×ヒップホップな最先端のサウンドを収録。2/4リリース。(ELECTRO/HIP HOP)

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電気グルーヴ/The Words
最新アルバム『YELLOW』に収録されているニューウェーヴ的ダンス・ナンバー、「The Words」の詞を日本語へとリニューアルし、新たにレコーディングしたシングル。2/4リリース。(POP/TECHNO)

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JOSH WINK/When A Banana Was Just A Banana
’80年代末から活動するDJ/プロデューサーによる5年ぶりの新作。アシッド・ハウスやデトロイト・テクノ、ディープ・ハウスの要素を散りばめた、フロア直球のモダン・テックハウスを収録。2/3リリース。(TECHNO)

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DARREN EMERSON/Bogota
プロッグ・ハウスの老舗レーベル、Global Undergroundが贈る、世界各国の都市をテーマにしたミックスCDシリーズにダレン・エマーソンが登場。今回は南米コロンビアの首都Bogotaをフィーチャー。2/5リリース。(HOUSE)

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V.A./Somabeta Compilation
UKの名門テクノ・レーベル、Somaが新たにスタートした、ニューカマーを発掘するコンピ・シリーズの第一弾。デトロイトやミニマルを通過した、ヨーロピアン・テクノをピックアップ。2/4リリース。(TECHNO)

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KEANE/Perfect Symmetry
UKロック・シーンをリードする3人組の3rdアルバム。プロデューサーにスチュアート・プライスらを迎え、これまでにないダンサブルな楽曲も収録。UKのアルバム・チャートでは初登場1位を記録。2/4リリース。(ROCK)

ゆらゆら帝国、日比谷野音でライブを開催(’09年4月)

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ゆらゆら帝国が、4月26日に日比谷野外音楽堂でライブを行うことが決定しました。1989年に結成し、今年20周年を迎えるゆらゆら帝国。最新アルバム『空洞です』は、DFAが海外アーティストをピックアップするレーベル、Death From Abroadからリリースされるなど、海外でも高く評価されています。独特の存在感を放つライブ・パフォーマンスも評判が高く、ライブ・チケットは入手困難になっているとか。4月の日比谷野音公演を見たい方は、30日からスタートしたチケット先行予約を要チェックです。

4/26(日)@ 日比谷野外大音楽堂
OPEN 17:00 / START 18:00 (※雨天決行)
TICKET ¥3,150(指定/立見)

<チケット先行予約>
受付日程: 1/30(金)12:00〜2/3(火)18:00
受付URL: http://eplus.jp/yuratei/

<チケット一般発売>
3/7(土)より
チケットぴあ: [初日特電] 0570-02-9930(Pコード315-236)
LAWSON TICKET: http://l-tike.com/
e+: http://eplus.jp/sys/main.jsp

お問合せ: HOT STUFF 03-5720-9999

COMA-CHIが『RED NAKED』の全曲試聴を開始

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COMA-CHIが、2月4日にリリースするメジャー・デビュー・アルバム『RED NAKED』の全曲試聴をMySpaceで開始しました。ストリート出身の実力派MCがつくりだすサウンドを、ぜひチェックしてみてください。現在発売中のLOUD170号には、彼女のインタビューが載っていますので、こちらもよろしく。

Coachellaが’09年のラインナップ発表

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カリフォルニアで三日間にわたって行われるビッグフェス、Coachella Valley Music and Arts Festivalのラインナップが発表となりました。本年は4/17-19の開催です。

このフェスは、ロックとダンス・エレクトロニック・ミュージックを並列に扱ってまして、その点ではLOUDが共感できるものです。今やそれが普通だとは思いますが。

興味深いのは、その並びで、これを見るとアメリカでの認知度が分かります。Thievery Corporationとか、異様に扱いが大きい。三列目にはかなりマニアックなバンドと大御所が並んでいて、これまた不思議な感じがします。

アメリカの人がサマーソニックやフジロックのラインナップを見たら同じように見えるのでしょうか?

Lil Wayneがロックな新曲「Prom Queen」を公開

Lil Wayneが、27日にサン・ディエゴで行ったライブで、新曲「Prom Queen」を公開しました。この曲、Lil Wayne初のロック・シングルとなりますね。「Let It Rock」やKid Rockとの交流で、ロックへ接近していたとはいえ、これは意外な展開と言えそうです。ライブではLil Wayne自らギターを弾く場面もありました。ちなみにスタジオ録音の「Prom Queen」シングル・バージョンでは、オート・チューンで加工したボーカルを使っています。

この曲を収録しているニュー・アルバム『Rebirth』は4月発売予定で、“ロック・アルバム”になると噂されています。

ピート・ドハーティが初のソロ・アルバムをリリース

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ピート・ドハーティが、初のソロ・アルバムをリリースすることになりました。タイトルは『グレイス・ウェイストランズ』で、3月11日に日本で先行発売されるそうです。ザ・リバティーンズやベイビーシャンブルズと並行して、ソロ活動を行ってきたピート・ドハーティ。5年前にリリースしたソロ・シングル、「フォー・ラヴァーズ」で全英チャート7位を記録するなど人気の高い彼だけに、今回のアルバムでもチャートを賑わせてくれそうです。アルバムの参加アーティストも注目で、ブラーへの電撃復帰が話題になっているグレアム・コクソンのほか、マッシヴ・アタックの作品にも参加している、ドット・アリソンもデュエット曲でコラボしているそうですよ。

PETER DOHERTY/Grace Wastelands
3/11リリース
ピーター・ドハーティの情報・着うた(R)はこちら: http://intl.jp/pd/

FENNESZ、来日決定(’09年3月)

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FENNESZが3月に来日、UNITでライブを行うことになりました。坂本龍一との共作で知られるウィーンの音響系アーティスト、FENNESZは、先日4年ぶりの新作『Black Sea』を発表。加工されたアコギとエレキギターの音色が織りなす、実験的なチルアウト・ミュージックを展開していました。本公演でも、アルバムで表現されている、繊細で深遠な世界観を披露してくれることでしょう。

3/22(日)@ 東京・代官山UNIT
GUEST: AOKI takamasa / d.v.d.

OPEN 18:00 / START 19:00
TICKET: ¥5,000(前売/1ドリンク別途)
チケット発売: 2/14(土)〜ぴあ、ローソン、e+、岩盤にて発売開始

企画制作: commmons
協力: SMASH / HEADZ
お問合せ: SMASH 03-3444-6751

The Cool Kidsが「Pennies」のビデオを公開

The Cool Kidsが、2009年リリースのファースト・アルバム『When Fish Ride Bicycles』に収録が予定されている「Pennies」のビデオを公開しました。オールド・スクールにインスパイアされた新世代デュオのサウンドは、懐かしくも新しいですね。DiploやA-Trakといった新世代DJ陣にピックアップされ、M.I.A.のサポートも務めていた彼らは、ヒップ・ホップ・ファンならずとも注目の存在です。

アナログ・タンテの使用感にこだわった、DENONのデジタル・メディア・プレーヤー

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DENONから、ターンテーブル型のデジタル・メディア・プレーヤー、DN-S3700が発売されることになりました。このDN-S3700は、プロDJや有名クラブの意見を取り入れ、アナログ・ターンテーブルの操作性を忠実に再現。アナログ・ターンテーブルを触り慣れているプロDJはもちろん、デジタル音源でDJを始めたいビギナーにとっても使いやすい仕様になっています。音質は、全国のクラブで高評価を得たDENONのDJ用CDプレーヤー、DN-S3500のクオリティーをさらに進化させているので、クラブ現場でのプレイにもバッチリ対応しています。DJ向けの機能として、オートループやキーアジャスト、エフェクトも内蔵しているので、プレイの幅を広げてくれそうですね。さらに、USBオーディオ・インターフェース(サウンドボード)を内蔵しており、後から取り付ける必要がないのも嬉しいところ。デジタルとアナログ両方の長所を兼ね備えたDN-S3700は、まさに次世代型のDJツールと言えそうです。

DENON DN-S3700
価格:オープン
2月発売予定
DENON DJサイト: http://denon.jp/dj

THE ALL-AMERICAN REJECTS、来日決定(’09年3月)

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THE ALL-AMERICAN REJECTSが来日、3rdアルバム、『When The World Comes Down』の発売日に、一夜限りのライブを行うことになりました。’00年にオクラホマで結成されたエモ/ロック・バンド、THE ALL-AMERICAN REJECTS。ポップで親しみやすい楽曲と甘いルックスでティーンを中心に人気を集め、前作 『Move Along』(’05)が全米で200万枚のセールスを記録するなど、大ブレイクを果たした4人組です。今回のライブでは、MySpace上で既に4千万回以上再生されている新曲「Gives You Hell」をはじめ、3rdアルバム収録曲をいち早く披露してくれそうですね。

3/4(水)@ 東京・O-East
OPEN 18:00 / START 19:00
TICKET ¥5,500(税込/All Standing/1Drink別)
INFO:クリエイティブマン 
チケット発売:2/7(土)AM10:00~

協力:ユニバーサル ミュージック
総合問合せ:Creativeman Production 03-3462-6969