2008年に、米サンディエゴ出身のネイサン・ウィリアムスの宅録プロジェクトとしてスタートしたWavves(ウェーヴス)。アンダーグラウンド・シーンで注目を集めた『Wavves』(’08)、『Wavvves』(’09)を経て、スティーヴン・ポープ(B)らを迎え入れたバンド編成でのサード・アルバム『King of the Beach』(’10)をリリースすると、そのローファイでパンクでサーフなサウンドが評判を呼び、インディー界を中心に大きな反響を巻き起こしたアーティストです。2011年には、Best CoastやFucked Upのメンバーが参加した『Life Sux EP』をリリースし、話題となっています。
そんなWavvesが、ニュー・アルバム『Afraid of Heights』(アフレイド・オブ・ハイツ)をリリースしました。曲づくりに専念するためにレーベルを離れ、一年近くをかけて自腹で制作を続け、さらにM.I.A.やNasとの仕事で知られるジョン・ヒルをプロデューサーに迎え完成させたという注目作です。“自分達のやり方を貫くことを重視した”という本作。その内容は、進化したWavves独自のパンク・サウンドが詰った、聴きごたえのあるものとなっています。
ここでは、本作『Afraid of Heights』の内容について、Wavvesにメールで話を聞きました。なおThese New Puritansは、6/8(土)6/9(日)に恵比寿ガーデンホールで開催される<Hostess Club Weekender>で来日することが決定しています(Wavvesの出演日は 6/9)。
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