’04年にシングル「Club Foot」でデビューするや、瞬く間にロック・シーンを席巻し、一躍人気バンドとなったカサビアン。ここ日本においても、デビュー・アルバム『カサビアン』発売前に、サマーソニック東京/大阪両会場で入場規制を巻き起こし、アルバムもゴールド・ディスクを獲得するという快進撃をみせたUKロック・アーティストです。以降、全英アルバム・チャート初登場1位を記録した『エンパイア』(’06)、全英チャート2週連続1位を記録した『ルナティック・アサイラム』(’09)を発表し、名実共に確固たる地位を築いています。
そんな彼らが、通算4作目となるニュー・アルバム『ヴェロキラプトル!』(VELOCIRAPTOR!)をリリースしました。前作同様ダン・ジ・オートメイター(ダン・ナカムラ)を共同プロデューサーに起用し、これまで以上にバラエティー豊かな楽曲群をつくり上げた本作。その内容は、アンセミックで高揚感のある「Switchblade Smiles」や「Days Are Forgotten」から、新境地を感じさせる美しい旋律が印象的な「Goodbye Kiss」まで、カサビアンらしい、斬新にしてクラシックなサイケデリック・ロックを楽しめるものとなっています。
ここでは、本作『ヴェロキラプトル!』の内容について、メンバーのトム・ミーガン(Vo)とサージ・ピッツォーノ(G)に話を聞きました。なおカサビアンは、2012/1/10 (火) 横浜ブリッツ、1/12 (木) ZEPP OSAKA、1/13 (金) ZEPP NAGOYA、1/15 (日) 新木場スタジオコースト、1/16 (月) 新木場スタジオコーストで来日公演を行う予定となっております。