“政治的メッセージを発信していく武器”として、’92年にアレック・エンパイア、ハニン・エライアス、カール・クラックがドイツで結成したバンド、アタリ・ティーンエイジ・ライオット(ATR)。過激な言動とノイジーな高速エレクトロ~ブレイクビーツを武器に、“デジタルハードコア”というジャンルを確立した、歴史的重要アクトです。『Delete Yourself』(”95)、『The Future Of War』(’97)、『60 Seconds Wipe Out』(’99)と、3作のアルバムを発表するも、’01年のカール死去以降、バンドは事実上解散状態となっていました。
そんな彼らが、なんと12年ぶりに復活を遂げ、最新作『イズ・ディス・ハイパーリアル?』を6/8にリリースします。アレック・エンパイア、ニック・エンドウ(’97年に加入)、そして新メンバーのCXキッドトロニックという新体制で制作された注目作です。
ここでは、そんな『イズ・ディス・ハイパーリアル?』の内容について、アレック・エンパイアの発言と共にご紹介しましょう。なお彼らは、フジロックの7/31(日)RED MARQUEEのトリとして出演することが決定しております。また、8/1(月)20:00より、タワーレコード渋谷店B1F STAGE ONEにて、“ATARI TEENAGE RIOT special live DJ set”を披露することも決定しています(こちらの参加方法&詳細はtower.jpをご覧ください)。