第53回グラミー賞(2011)結果発表

US時間の昨日夜、第53回グラミー賞(2011)の授賞式が行われ、その結果が発表されました。目ぼしいところを拾ってみましょう。

まず、主要四部門ですが、Album Of The YearをArcade Fire『The Suburbs』が受賞しました。これは嬉しいですね。Record Of The YearとSong Of The YearはLady Antebellumの手に。Best New ArtistはEsperanza Spaldingとなりました。

複数受賞で注目だったのは、前出のLady Antebellum、Lady Gaga、John Legend & The Roots、Jeff Beck、The Black Keys、Jay-Z、Eminem、Usher、といったところでしょうか。

Best Rock Albumは、Museで『The Resistance』。
Best Hard Rock Performanceは、Them Crooked Vulturesで「New Fang」

iLOUDが注目していたところでは、
Best Dance RecordingをRihannaが、Best Electronic/Dance AlbumをLa Rouxが、Best Male Pop Vocal PerformanceをBruno Marsが、Best Urban/Alternative PerformanceをCee Lo Greenが受賞しています。
また、Producer Of The Year, Non-ClassicalにはDanger Mouseが選ばれました。
David Guettaが二年連続でBest Remixed Recording, Non-Classicalを受賞したのも見逃せませんね。

あと、B’zの松本孝弘さんがLarry Carltonと組んだ『Take Your Pick』でBest Pop Instrumental Albumを獲得したのも、日本人にとっては大きなニュースでしょう。

全結果はグラミー賞のオフィシャルサイトでご覧ください。

2 Many DJ’s、来日決定(2011年3月)

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テクノ、エレクトロ、ロック、ヒップホップ、ソウル、ファンクなど、あらゆる楽曲をマッシュアップするスタイルを築き上げた、ベルギーのディワーラ兄弟からなる2 Many DJ’sが来日。2011年3月25日に東京WOMB、3月26日に大阪名村造船所跡地を回る、ジャパン・ツアーを開催することになりました。近年、音楽と映像をシンクロさせたパフォーマンスを展開する彼ら。今回は、どのように進化したセットを見せてくれるのか、期待がかかりますね。大阪会場には、DE DE MOUSEも出演するので、そちらも注目です。イベントの詳細は、続きからご覧ください。

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The Black Keys「Howlin’ For You」

オハイオ州アクロンを拠点とする二人組ロック・バンド、The Black Keys。彼らが、「Howlin’ For You」のPVを公開しました。「Howlin’ For You」は、彼らが昨年リリースした6thアルバム『Brothers』収録曲です。第53回のグラミー賞にノミネートされているThe Black Keys、海外では絶大な支持を獲得しています。

Raekwon「Shaolin vs WuTang」

Wu-Tang_ClanのRaekwonが、「Shaolin vs WuTang」のPVを公開しました。「Shaolin vs WuTang」は、Raekwonが3/8に海外リリースを予定しているニューアルバムのタイトルトラックです。アルバムには、Method ManやGhostfaceといった面々のみならず、NasやBusta Rhymes、はてはEstelleといったところまで多彩なゲスト陣が参加しているとのこと。

2011年2/13-2/19の注目リリース

ALBUMS

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androp/ door
アーティスト・プロフィールや素顔を一切公開していないにも関わらず、デビュー前から注目を集めているロック・バンドのメジャー・デビュー・アルバムを。繊細で透明感あふれるアートな音世界と、エッジの効いたロック・サウンド、ポップな音楽性を併せ持つ本作。日本語で綴られた詩的な歌詞も、独特の世界観を醸し出している。
2/16リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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ASOBI SEKSU/ Fluorescence
日本人女性ボーカリストのユキを擁する、ブルックリン出身のシューゲイザー・デュオ。この4thアルバムでは、これまで以上にカラフルなメロディーを展開した、ドリーム・ポップ・サウンドを展開。ジャケットは、ピクシーズやコクトー・ツインズのアートワークを手がけてきたヴォーン・オリヴァーによるもの。
2/15リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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Tiara/ Tears
ケツメイシの作品にフィーチャーされたことで脚光を浴び、’09年にデビュー。配信世代の歌姫として、同世代の女性から多大な支持を集めているシンガーの2ndアルバム。「ヒカリ」「愛しすぎて」などタイアップ曲をはじめ、傳田真央やSo’Fly、K.J.といったゲストが参加した楽曲など、全14曲を収録。
2/16リリース(POP)★★★★★☆☆☆☆

SINGLES

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KREVA/ 挑め
KICK THE CAN CREWを経て、現在はソロとして活躍するMCによる14枚目のシングル。タイトル曲は、リリックが特徴的な、聴く人全てに「挑む」ことを促す応援歌で、カップリングには’90年の大ヒット曲、高野寛「ベステンダンク」のカバーと、MCU&LITTLEが参加した「挑め Remix」を収録。
2/16リリース(HIP HOP/ POP)★★★★★☆☆☆☆

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AYUSE KOZUE/ CRY FOR YOU / 君のせい~u knocked my heart~
アレンジやDTMまで自ら手がけるシンガーソングライターの、レーベル移籍後第一弾となるダブルAサイド・シングル。今作では、西野カナやTiaraらを手がけるヒットメイカー、GIORGIO CANCEMIをプロデューサーに迎え、恋愛のハッピーではない側面に焦点を当てた、これまでとは一味違う切ないラブソングを展開。
2/16リリース(POP)★★★★★☆☆☆☆

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Rie fu/ For You
’04年にデビューし、アーティストとしても活躍するシンガー・ソングライターによる13枚目のシングル。アニメ「放浪息子」のエンディング・テーマに起用されているタイトル曲は、彼女の新たな世界観を感じさせる歌詞で、“あなたとわたしのために”という優しさが込められた愛の歌となっている。
2/16リリース(POP)★★★★★☆☆☆☆

Vivian Girls「I Heard You Say」

ブルックリンのインディー・ポップ・トリオ、Vivian Girlsが、「I Heard You Say」のPVをPitchforkで公開しました。「I Heard You Say」は、Vivian Girlsがこの春Polyvinylからリリースを予定しているサード・アルバム『Share the Joy』収録曲です。現在、この曲はRCRDLBLで、フリーダウンロードできますので、気に入った方はそちらも覗いてみてください。

Lady Gagaが新曲「Born This Way」を公開

Lady Gagaが、新曲「Born This Way」をオフィシャルサイトで公開しました。この曲は、5/23の海外リリースがアナウンスされている、同名のアルバムから、初のシングルカットです。日本でのiTunes配信は2/11、着うた配信は2/16、着うたフル配信は3/2。曲調は、先に公開された歌詞からも予想されたとおりの、マドンナ顔負けなディスコ・ダンス・ポップとなっています。

Asobi Seksu「Trails」

NYを拠点とするドリーム・ポップ・バンド、Asobi Seksuが、「Trails」のPVをPitchforkで公開しました。「Trails」は、Asobi Seksuが2/2に日本発売したニューアルバム『Fluorescence』からのシングルカットです。ボーカリストのYuki Chikudateが日本人ということで、このバンドの立ち位置は、ちょっとユニークですね。