EDM特集


EDMっていう言葉、聞いたことありますか?
EDM=Electronic Dance Music、文字通りエレクトロニックなダンス・ミュージックを総称する言葉として、古くからアメリカで使われてきました。

この言葉、ここ数年で意味が変ってきています。ちょっと乱暴にまとめてしまうと、主にエレクトロ・ハウス、派手目のプログレッシブ・ハウス、派手目のダブステップを指す言葉になっています。

そのEDMが、今アメリカで大ブームとなっています。EDMアーティストを集めて開催されるElectric Daisy Carnivalの集客は、この1年でなんと115,000人も増え、1.5倍の345,000人になりました。David Guettaが全米アルバムチャートでトップ5入りし、Skrillexはグラミーで3部門受賞、Swedish House MafiaがCoachellaのサブヘッドライナーを務めるといった盛り上がりようです。

Billboard、Rolling Stone、MTVに代表されるメジャー音楽メディアも、積極的にEDMを取り上げるようになっています。記事には「ヒップホップ以来、最大のユース・ムーブメント」「ザ・サウンド・オブ・ヤング・アメリカ」という言葉が踊ります。

そこでiLOUDでは、BLOCK.FMでもEDMをプッシュしてきたTOMO HIRATAが、代表的EDMアーティストを、ビデオでご紹介することにしました。ぜひこの機会にEDMの魅力に触れてみてください。


EDMの主要アーティストを一挙ご紹介!

1.David Guetta
EDMを大ブレイクさせたフランスのDJ/プロデューサー。Usher、Snoop Dogg、Nicki Minajといったヒップホップ/R&Bの大物アーティストとのコラボで、エレクトロ・ハウスとヒップホップの境界線をなくした功労者でもある。キャリア30年の大御所。

2.Skrillex
LAを拠点とする24歳のダブステップ・プロデューサー。アグレッシブな彼のサウンドは、ブロウステップとも呼ばれる。最新作『Bangarang』は全米14位の大ヒットに。

3.Swedish House Mafia
Axwell、Steve Angello、Sebastian Ingrossoからなるスウェーデンのハウス・トリオ。昨年末には、あのマディソン・スクウェア・ガーデンでギグを行い、2万枚のチケットを僅か9分で即完させた。UK/ヨーロッパでの人気も高く、ヒット曲多数。

4.deadmau5
beatportから人気が出た、カナダのエレクトロ・ハウス・プロデューサー。ねずみのかぶりものがトレードマーク。主宰するmau5trapレーベルからは、Skrillexを始め、多くの才能を輩出している。

5.Tiësto
世界で最もリッチなDJとまで言われるようになった、オランダのDJ/プロデューサー。ダッチ・トランスの帝王として知られていたが、近年はエレクトロ・ハウスにテイストをシフト、大成功をおさめている。

6.Calvin Harris
MySpaceから人気が出た、UKのクリエイター。Rihannaと組んだ「We Found Love」では、全米全英No.1を獲得するなど、本国以外でも人気が爆発中。数少ない歌える存在でもある。

7.Afrojack
アンダーグラウンドのダーティー・ダッチ・シーンから現れ、2010年の「Take Over Control」でブレイクした、オランダのDJ/プロデューサー。PitbullやDavid Guettaともコラボしている。

8.Kaskade
日本では“美メロハウス”クリエイターとして人気が出た、シカゴ出身、西海岸拠点のベテランDJ/プロデューサー。EDM方向にシフトしてからの最新作『Fire & Ice』は全米アルバムチャート17位を記録。

9.Martin Solveig
マドンナの最新作『MDNA』にプロデューサーとして参加した、フランスのDJ/プロデューサー/ボーカリスト。2010年の「Hello」は世界的スマッシュ・ヒットとなっている。

10.Avicii
2011年の「Levels」でブレイクし、今やマドンナのりミキサーまで務めるようになった、スウェーデンのDJ/プロデューサー。弱冠22歳。

11.Steve Aoki
父親が実業家のロッキー青木、妹がスーパーモデルのDevon Aokiという、セレブな日系アメリカ人DJ。ロック界からクラブシーンに及ぶ幅広い交友関係を持つ。

12.Laidback Luke
Swedish House Mafiaとも交流深い、オランダ拠点のエレクトロ・ハウスDJ/クリエイター。自身のレーベルMixmashはアクティブで、毎週のようにリリースがある。

13.Alesso
昨年あたりから注目を集め始めた、スウェーデンの新しき才能。Swedish House MafiaのSebastian Ingrossoと手がけた「Calling」がUKチャートでトップ20入り。

14.Nicky Romero
David Guettaとも交流深い、オランダのDJ/クリエイター。2012年の「Toulouse」がクラブ・スマッシュ・ヒットとなり、注目度急上昇中。

15.Zedd
メジャーのInterscopeと契約した、ドイツのエレクトロ・ハウス・クリエイター。Lady Gagaのリミックスも手がけている。Skrillexとも交流深い。

この他に注目では、すでに一部では大人気となっているフランスの18歳Madeon、オランダのChuckie、Sidney Samson、R3hab、Bingo Players、Hardwell、Deniz Koyu、ロシアのArty、Swanky Tunes、Hard Rock Sofa、オーストラリアのKnife Party(Pendulumのメンバーによるサイドプロジェクト)、Tommy Trash、Dirty South、アメリカではWolfgang Gartner、Starkillersと、19歳のPorter Robinson、スウェーデンのDada Life、Cazzette、John Dahlbäck、ドイツのThomas Gold、イタリアの大御所Benny Benassiあたりが挙げられます。

iLOUDでは、今後もEDMシーンをサポートしていきますので、よろしくお願いします!

なお、EDMの関連情報は、TOMO HIRATAの個人Twitterをメインに発信していきますので、面白そうだなと思った方は、フォローお願いします。こちらからもりフォローした上で、ダイレクトメッセージでも交流できるようにしていく予定です。

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