2011年1/16-1/22の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのTINIE TEMPAHまでと、シングルのMAY’Sは、1月31日発売のLOUD194号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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DOPING PANDA/ BEST OF DOPING PANDA
’05年にメジャー・デビューして以来、メロディックかつダンサブルな音楽性で人気を獲得してきた3ピース・ロック・バンドのフルタイム・ベスト・アルバム。インディーズ〜メジャー期のシングル曲/人気曲はもちろん、ディズニー・コンピに提供した「Go The Distance」、m-floとコラボレートした「She loves the cream」、新曲「after dawn」まで、全28曲を収録した2枚組の作品。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆

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LAST DAYS OF APRIL/ Gooey
’00年の3rdアルバム『Angel Youth』で世界的に注目を浴びて以来、エモ・シーンを中心に、幅広いリスナー層から支持を集めてきた、スウェーデン出身のロック・バンド。その7thアルバムは、シングル曲「America」を筆頭に、ペダル・スティールやバンジョー、さらにピアノやオルガンのサウンドを効果的に配した、透明感あふれる美しいメロディー・センスを堪能できる作品。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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TINIE TEMPAH/ DISC-OVERY
’10年3月にリリースしたデビュー・シングル「Pass Out」で全英チャート1位を記録した、サウス・ロンドン出身の新星ラッパー / MCによるデビュー・アルバム。本国では、既にアルバム・チャート1位を獲得し、現在までに30万枚を超えるセールスを記録。グライムやUKガラージをベースにした多彩なリズムに、キャッチーで壮大なエレクトロ・サウンドを導入した、斬新な楽曲を収録。
1/19リリース(GRIME/ ELECTRO)★★★★★★★☆☆☆

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UNDERWORLD/ Live From The Roundhouse
世界屈指のダンス・アクトが、’10年7月にロンドンのThe Round Houseで行った、<iTunes Festival>でのパフォーマンスを収録した、ライブCD+DVD作品。「Scribbre」から「Born Slippy Nuxx」まで新旧の人気曲と、LEDを駆使したステージ演出を、現場の熱気ごと楽しめる作品。
1/17リリース(ELECTRIC)★★★★★★★★☆☆

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TWO DOOR CINEMA CLUB/ Live In Sydney
’10年初頭にKITUSNEからデビューした、ダンサブルでポップなUKインディー・バンドが、2月の来日公演を記念して、ライブ盤をリリース。昨年訪れた、豪州シドニーの人気ラジオ局、FBi でのスタジオ・ライブ音源を収めた内容で、スタジオ・ライブならではの、ワイルドで迫力ある音を楽しめる作品。「I Can Talk」や「Something Good Can Work」など、人気曲は全て収録。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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WHITE LIES/ Ritual
’09年の1stアルバムを全英チャートの1位に送り込み一躍注目を浴びた、UKのポスト・パンク・バンドの2ndアルバム。Nine Inch Nailsらを手がける、アラン・モウルダーをプロデューサーに迎え、人生における、さまざまな儀式(=Ritual)をテーマに制作した作品で、先行シングルの「Bigger Than Us」を筆頭に、前作以上に壮大な音世界を描き出した成長作。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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ASIAN DUB FOUNDATION/ History Of Now
UKのダブ / ロック・バンドによる、3年ぶり通算7作目のオリジナル・アルバム。本作で彼らは、ロック、ダブ、パンク、バングラ・ビートを横断する、カラフルで骨太なサウンドに乗せて、スマートフォンやSNSの流行で、いっそうネット依存が強まった社会に対して、警告を発している。スマホ風なジャケもユニーク。
1/19リリース(ROCK/ DUB)★★★★★★☆☆☆☆
 

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ADELE/ 21
デビュー作『19』(’08)が、全英1位/全米10位を記録したシンガー・ソングライターの2ndアルバム。リック・ルービン、ポール・エプワースと共に仕上げたという力作で、彼女のブルージーでソウルフルな歌声と、弾き語りを軸にした生音のアンサンブルを全面に押し出した、ドラマチックな楽曲群を収録。
1/19リリース(POP)★★★★★★☆☆☆☆

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RIHANNA/ Loud
’05年にデビューしたシンガーの5thアルバム。 Ne-Yo作品を手がけるStargateと、フレンチ・ハウス・シーンのプロデューサー、Sandy Veeによるリード・シングル「Only Girl (In the World)」を筆頭に、ビートが効いたエレクトロ・ポップ/ トランスを取り入れたサウンドに、リアーナの声が融合した、斬新な音楽性を展開。 Eminemとコラボした「Love The Way You Lie」も収録。
1/19リリース(R&B/ POP)★★★★★★☆☆☆☆

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ABOVE & BEYOND/ 10 Years Of Anjunabeats
トランス・シーンで高い人気を誇るプロデューサー・ユニット、Above & Beyondによるレーベル、Anjunabeatsの設立10周年を記念したコンピレーション・アルバム。’10年のダンス・フロアを騒がせた、プログレッシヴ、トランス、メロディック・ハウスのオリジナル・バージョンとリミックスを、CD2枚に収録。Nitrous OxideやMat Zoなど注目アーティストも多数ピックアップ。
1/17リリース(TRANCE)★★★★★★☆☆☆☆

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BREMEN/ Skin
’04年の結成以来、国内のクラブ・シーンで活躍してきた3ピース・ユニットによる、約2年ぶりのフル・アルバム。ロック、ドラムン・ベース、エレクトロニカ、テクノの要素を飲み込みつつも、高い音楽性を追求した本作。ダンス・ロック・バンドへと進化を遂げた、彼らの新たなフェイズがうかがえる一枚。
1/19リリース(TECHNO/ ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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INNER SCIENCE/ Elegant Confections
日本科学未来館で上映中のプラネタリウム、『BIRTHDAY』の楽曲も手がける、西村尚美のソロ・ユニットによる、4年ぶりの新作。オリジナル盤とアンビエント盤の2枚からなる本作。そのオリジナル盤では、四つ打ちをベースにしながらも、フロアライクなサウンドとはまた違う、繊細で透明感あふれる音響世界が繰り広げられている。
1/19リリース(ELECTRONICA)★★★★★★☆☆☆☆

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VARIOUS ARTISTS/ 36.5℃
年間約200本近くのライブに通う、ライブ好きの女性音楽関係者が、企画プロデュースしたコンピレーション・アルバム。作品のコンセプトにもなっている、“平熱”感を感じさせる楽曲をテーマに、物語性の高い歌詞で注目を集めるamazarashi、シュールかつ毒気のある世界観が魅力の踊ってばかりの国など、個性的な新世代バンドをピックアップ。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

SINGLES

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MAY’S/ 君に届け… / WONDERLAND
片桐舞子(Vo.)と、トラック・メイカー、NAUGHTY BO-Zからなる人気R&Bユニットによる通算8枚目となる両A面シングル。「君に届け…」は、同タイトルの人気TVアニメの主題歌で、ピアノ、ストリングス、ホーン、ハープなど、生楽器でのレコーディングにこだわった、温かみあるバラード。もう一方の「WONDERLAND」は、ファンキーなグルーヴとパワフルなメロディーが印象的な、MAY’Sの本来的な魅力が詰まった、ウィンター・ソングとなっている。
1/19リリース(POP/ R&B)★★★★★★★☆☆☆

2011年1/9-1/15の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのBRUNO MARSは、現在発売中のLOUD193号にて、中村舞子はiLOUDにてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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BRUNO MARS/ Doo-wops & Hooligans
Flo RidaやTravie McCoyを全米チャートTop5に送り込んだプロデューサー・チーム、The Smeezingtonsの一員であるシンガー・ソングライターによる、1stソロ・アルバム。ソウル、R&B、レゲエ、サーフ・ロックなどをバックグラウンドにした、グルーヴィーでゆるやかなラブ・ソングが詰まった本作。Cee Lo GreenやB.o.Bらもゲスト参加した話題作。
1/12リリース(SOUL / R&B)★★★★★★★★☆☆

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中村舞子/ Answer
LGYankees「Because…feat.中村舞子」が爆発的ヒットを記録し一躍注目を集めた、弱冠19歳のシンガーによる、メジャー・デビュー・アルバム。これまで彼女が見せてきた、切なさ満点のバラードから、R&B、エレクトリックなダンス・チューンまで、彼女の新しい魅力を堪能できる作品。CLIFF EDGE、LISA、逗子三兄弟といった、豪華ゲストも参加。
1/12リリース(R&B / POP)★★★★★★★☆☆☆

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THE GO! TEAM/ Rolling Blackouts
UKを拠点に活動する、男女6人組の多国籍バンドによる、約4年ぶりとなる3rdアルバム。ローファイなアッパー・チューンと、アコースティック色の強いレイドバック・サウンドという、二つの要素が軸となっている本作。Best Coastのベサニー・コセンティーノもゲスト参加。
1/12リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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BRITISH SEA POWER/ Valhalla Dancehall
名門Rough Tradeに所属する、ブライトン出身のロック・バンドによる、2年ぶりとなるニュー・アルバム。前作を手がけたグラハム・サットンをプロデューサーに迎え、彼らがもつ驚嘆の念や野望を映すかのように、色彩豊かなサウンドスケープを展開した意欲作。
1/11リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

2011年1/2-1/8の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムの★STAR GUiTARは、12月29日発売のLOUD193号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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★STAR GUiTAR/ Carbon Copy
BENNIE K、倖田來未、西野カナといった多彩なアーティスト作品で、プロデューサー、アレンジャー、リミキサーとして活躍してきたSiZKのダンスミュージック・プロジェクト。初のフル・アルバムでは、多彩なボーカリスト/ラッパーをフィーチャーし、クラブ・ミュージックのグルーヴ感と、ナイーブな感情の側面を重視。リード・トラック「Tonight feat. CICO from BENNIE K」や、前述の人気シングル曲を筆頭に、ポップかつ斬新な音世界を楽しめる作品。
1/7リリース(ELECTRO)★★★★★★★★☆☆

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DEERHOOF/ Deerhoof Vs Evil
’94年にサンフランシスコで結成され、過去にRadioheadやFlaming Lipsのオープニング・アクトも努めているノイズ・ロック・バンドによる、通算10作目のフル・アルバム。前々作『Friend Opportunity』の方向性をさらに突き詰めたような、ポップでラディカルなサウンドを展開。Flaming Lipsのウェイン・コインが、早くもツイッター上で本作にインスパイアされた落書きを公開するなど、発売前から話題を集めている。
1/6リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

2010年12/26-2011年1/1の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのTHE ORB featuring DAVID GILMOURは、12月29日発売予定のLOUD193号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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THE ORB featuring DAVID GILMOUR/ Metallic Spheres
クラブ・シーン流アンビエント・サウンドのオリジネイターであるアレックス・パターソンと、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア(G/Vo)とのコラボ・アルバム。それぞれ5楽章からなる「メタリック・サイド」と「スフィアーズ・サイド」で構成され、アレックスとユースが操作する様々な環境音、効果音、シンセ・サウンドの中を、デヴィッド・ギルモアの、あの叙情的なエレクトリック・ギター/ラップ・スティール・ギターが漂う、トリッピーで神秘的なサウンドを展開。
12/29リリース(AMBIENT / ROCK)★★★★★★★☆☆☆

2010年12/19-12/25の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのT.I.までと、Blu-ray作品の元気ロケッツは、12月29日発売予定のLOUD193号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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神聖かまってちゃん/ つまんね
インターネット上で公開する過激なデモ曲/PVや、パフォーマンスを映した動画で話題を集め、今年の音楽シーンを席巻した4ピース・バンドによるメジャー・デビュー作。歪んだギター&シンセと、の子(G/Vo)が紡ぎ出す美しいメロディーが渾然一体となった、前代未聞の特異な音世界を堪能できる11曲を収録。「芋虫さん」などで聞ける、ボイスチェンジャーを使用した子供声ボーカルも印象的。
12/22リリース(ROCK)★★★★★★★★★☆

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神聖かまってちゃん/ みんな死ね
『つまんね』と同時に、インディーズ・レーベルから発売される13曲入りのアルバム。ベーシストのちばぎん曰く、本作は『つまんね』と比べて“明るいアルバム”で、全体的にバンドらしいサウンドや、生々しく荒々しいサウンドを、よりダイレクトに楽しめる内容。
12/22リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆

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V.A./ Sushi Records Compilation 002
日本/オーストラリアを拠点にDJ&プロデューサーとして活躍する、JAXX DA FISHWORKSが運営する、SUSHI RECORDSの最新コンピ。“新旧 / ジャンルを問わず、自分たちがカッコ良いと信じるものを世界に発信したい”というレーベル・コンセプトのもと、独自の視点でエレクトロを捉えた、バラエティーに富んだサウンドを楽しめる作品。Two FreshやTom Piperといった注目株もピックアップ。
12/22リリース(ELECTRO)★★★★★★★☆☆☆

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TIMMY REGISFORD/ At The Club
’80年代に音楽活動をスタートし、NYのハウス・シーンを長年に渡り牽引しているビッグ・ネームによる、4thオリジナル・アルバム。ダンスフロアに根ざしたドープなグルーヴ感や、エレクトリックなサウンドと、彼のルーツであるアフリカン / ラテン・ミュージックという要素が、これまで以上に調和した、クラブ・ミュージックにフォーカスした作品。フェラ・クティの名曲を再構築した、ニュー・リミックスも収録。
12/22リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆

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FLO RIDA/ Only 1 Flo Pt.1
’07年のデビュー曲、「今夜はロウ☆ロウ☆ロウ」が、米ビルボード・チャートで10週連続No.1に輝いた、フロリダ出身のヒップホップMC。二部構成作品の前編という位置づけの本作には、David Guetta、Akon、Ludacris & Gucci Maneら多彩なゲストが参加。キャッチーかつメロディアスな楽曲が満載の作品。
12/22リリース(HIP HOP)★★★★★★★☆☆☆

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T.I. / No Mercy: 非情のストリート
’01年にデビューし、4thアルバムで全米チャートNo.1を獲得したアトランタ出身のヒップホップMCによる7thアルバム。すでに話題となっている、Chris Brownと初コラボした1stシングル、「Get Back Up」のほかにも、Eminem、Kanye West、Kid Cudi、Pharrell、Christina Aguileraら超豪華ゲストが参加した注目作。
12/22リリース(HIP HOP)★★★★★★★☆☆☆

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KANYE WEST/ My Beautiful Dark Twisted Fantasy
ヒップホップ・シーンを飛び越えて、各方面から注目を集めるKanye Westが放つ、2年ぶり5枚目のスタジオ・アルバム。前作で目立っていたオート・チューン・ボーカルは影を潜め、きわめて洗練された、現代的なヒップホップが繰り広げられている。ゲストも、Jay ZからBon Iverまで多彩。
12/22リリース(HIP HOP)★★★★★★★★★★

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DJ HICO/ DJ HICO meets beatmania IIDX –Nonstop Mix by DJ HICO-
モデル兼DJとして活躍するDJ HICOが、コナミのゲーム、『beatmania IIDX』シリーズの楽曲を、ジャンルレスにセレクト&ノンストップ・ミックスした作品。『beatmania IIDX 18 Resort Anthem』からの新曲や、Sota Fujimoriの新リミックスを初収録し、『beatmania IIDX』の新たな歴史を刻む、ウラBESTとも呼べる注目作。フォトグラファーの米原康正が撮影した、DJ HICOのミニ・フォットブックレットを同梱。
(C)2010 Konami Digital Entertainment
12/22リリース(ELECTRIC)★★★★★★☆☆☆☆

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MEW/ Eggs Are Funny
デンマークのエクスペリメンタル・ドリーム・ポップ・トリオの、結成から14年の歴史を総括したベスト盤。過去3枚のアルバムからの代表曲を全て網羅し、メジャー・デビュー以前のレア音源や、新曲「Do You Love It」も収録。日本盤は、歴代のビデオ・クリップを収録したDVD付きの2枚組。
12/22リリース(POP/ ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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DJ NOBU/ On
千葉のアンダーグラウンド・パーティー、FUTURE TERRORを主宰し、デトロイトやベルリンでもプレイするDJの最新ミックスCD。ディープ・テック系を中心に、ReagenzやShackleton、Glimpse、Marcel Dettmannなど、21曲をミックス。持ち前のミックス・センスと抜群の構成力が存分に発揮された作品。
12/22リリース(TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆

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A.Mochi/ Primordial Soup
Sven VathのCocoonや、Len FakiのFigureといったレーベルから作品をリリースし、WIRE10にも出演した日本人クリエーターのデビュー・アルバム。Len Fakiから様々なアドバイスを受けて制作された作品で、全編に渡って、極度に骨太でダーク&ミニマルなハード・テクノを展開。
12/22リリース(TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆

Blu-ray

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元気ロケッツ /“make.believe”3D Music Clips e.p.
「Heavenly Star」(’07)で一躍注目を浴びた、音楽プロデューサーの玉井健二と、ゲーム・クリエイターの水口哲也によるハイブリッド・プロジェクト。本作は、今話題の3D技術を採用したフルCG映像と、5.1chの楽曲からなる、世界初のBlu-rayミュージック・ビデオ集で、新曲「make.believe」等全3曲を収録。全編を通して、ポジティブでダンサブルな楽曲と壮大な世界観が、立体的なスケールで目と耳に飛び込んでくる作品。
12/22リリース(POP)★★★★★★★★☆☆

2010年12/12-12/18の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのM-Swiftまでは、現在発売中のLOUD192号にて、Kenichiro Nishiharaまでは、12月29日発売予定のLOUD193号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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DAFT PUNK/ TRON: LEGACY Original Soundtrack
’97年に『ホームワーク』でデビューを果たすや、その革新的なサウンドとビジュアル・イメージで、一大センセーションを巻き起こしたダンス・ユニットが、今年冬の話題作となっているディズニー映画『トロン:レガシー』のサウンドトラックを制作。Daft Punkらしいサウンドを要所に散りばめながらも、そこに本格的なオーケストラを導入した、まさにサウンドトラックらしいサウンドを展開。
12/15リリース(SOUNDTRACK)★★★★★★★★★☆

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YOJI/ VIBLE 01 Mixed By YOJI
’90年代初期にDJ活動を開始して以来、世界各国で活躍するトップDJの最新ミックスCD。自身の主宰するHELLHOUSEの楽曲のみをピックアップし、YOJI&ROMEO 「WANNA F**KIN’ DANCE?」、YOJI「SURRENDER」といった最新楽曲や、未発表バージョン / リミックスなども収録。力強い推進力で駆け抜けるテック・ダンス・チューンが、冒頭からラストまで、聴き手を引き付けて離さない作品。
12/15リリース(TECH DANCE)★★★★★★★★☆☆

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M-Swift/ Sunshine Of Love
ギター / キーボード・プレイヤー、DJ、プロデューサーとして、マルチな活動を繰り広げている、松下昇平によるダンス・ミュージック・プロジェクトの3rdアルバム。DJで培ったビート感と、メロディアスなサウンド、ブラジリアン・テイストを融合させた、ニュータイプのダンス・ミュージックが詰まった作品。ニック・コーエン、ドナ・ガーディアー、アンジェラ・ジョンソンら、多彩なゲストが参加。
12/15リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆

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LITTLE RED/ Midnight Remember
’60年代初期のリズム&ブルースやロックンロールを吸収した、爽快な音楽性で話題を集める、オーストラリアはメルボルン出身の5人組インディー・バンド。2ndアルバムでは、キャッチーで時に切ないメロディー・センスはそのままに、モダンでダンサブルなサウンドを取り入れた楽曲や、古き良きロック〜ソウル・サウンドのエッセンスを抽出したかのような楽曲、バラード調の楽曲まで、バラエティー豊かな音楽性を披露。
12/15リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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Kenichiro Nishihara/ Rugged Mystic Jazz For TALISKER
パリ・コレクションの音楽ディレクターを務めたほか、クラブ・シーンでも注目を集める実力派マルチ・クリエイターのコンセプト・アルバム。スコットランドのスカイ島を原産としたシングル・モルトウイスキー、TALISKERをイメージした作品で、マッコイ・タイナーやポリスらのカバー曲と、オリジナル5曲を収録し、自身の持ち味であるジャズ、ブレイクビーツに加え、ラテンやダブの要素も盛り込んだサウンドを展開。
12/15リリース(JAZZ/ BREAKBEATS)★★★★★★★☆☆☆

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V.A./ Surfrock Style V
“サーファーの好みそうな音楽”を独自の視点で選び、快進撃を続けるサーフロック・レーベルのコンピレーション第5弾。今作には、ドノヴァン・フランケンレイター、ミシカら10アーティストが、2010年にリリースした代表曲を12トラック収録。海や夏を感じさせる心地よいサウンドがつまった、冬でも楽しめる作品。
12/15リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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DECO*27/ 愛迷エレジー
ギターを主体にした正統派ロック・サウンドと、ボーカロイドを融合させた独自の楽曲で、ニコニコ動画を中心に人気を博しているアーティストの2ndアルバム。各楽曲のテーマに沿って、“marina”や“とぴ”、“mirto”といったゲスト・ボーカルをフィーチャーし、前作からさらに進化した楽曲に乗せて、大切が故に傷つけてしまう切ない“愛”を“哀”として、より深いメッセージを発信。
12/15リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

SINGLES

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しがせいこ aka 黒ウサ/ Eye 2 Eye
愛知県出身のシンガー、しがせいことして活動を行なう一方、黒ウサとして、ニコニコ動画にて、ヲタかつエキセントリックな踊りを披露し、熱狂的な支持を集めている。このデビュー・シングルには、遠距離恋愛をテーマにしたダンサブルな表題曲と、自身のテーマ曲「Theme of KUROUSA」、オーラルヴァンパイアのレイブマンによるリミックス等を収録。
12/15リリース(POP)★★★★★★☆☆☆☆

2010年12/5-12/11の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのFreeTEMPOからDUB STRUCTURE #9までは、現在発売中のLOUD192号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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FreeTEMPO/ FreeTEMPO BEST ALBUM TENSE
今年3月にラスト・オリジナル・アルバム『Life』を発表し、10年に渡る活動に終止符を打つと宣言した、仙台を拠点に活動するDJ/ プロデューサー、半沢武志によるソロ・プロジェクトのベスト盤。各年代の人気曲や代表曲を時系列に収録し、ボサノヴァ、ジャズ、ハウス、ソフト・ロック、AORといった音楽的要素をミックスした、叙情性あふれるメロディアスかつオーガニックなサウンドで、ゼロ年代のクラブ・シーンを牽引してきたFreeTEMPOの、美しき音世界を一望できる作品。
12/8リリース(HOUSE/ POP)★★★★★★★☆☆☆

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MASTERLINK/ Muziiic Store
今年6月のメジャー・デビュー以来、キャッチーなメロディー、ダンサブルなビート、ドリーミーなエレクトロ・サウンドで脚光を浴びている、3人組エレクトロ・ロック・バンドの1stアルバム。バンドの歴史を総括すべく、これまでに書き溜めてきた様々なタイプの楽曲を収録し、生音を軸にしたギター・ロックから、打ち込みを軸にしたエレクトロまでを網羅した、カラフルにしてディープな内容の意欲作。Shinichi Osawa、☆Taku Takahashi、Daishi Danceによるリミックスも収録。
12/8リリース(ROCK/ ELECTRO)★★★★★★★☆☆☆

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cro-magnon/ Joints
ソウル、ジャズ、ヒップホップ、ダブ、ファンクなど、多彩な要素を吸収した独自の音楽性を展開する3ピース・ジャム・バンドによる、初のボーカル・トラック集。ロイ・エアーズ、TWIGY、GAGLE、土岐麻子、七尾旅人ら幅広いゲストを迎え、スムースなジャジー・ファンクから、アンダーグラウンドなヒップホップ、爽快なアーバン・ポップ、メロウなバラードなど、幅広い楽曲を展開。
12/8リリース(JAZZ/ FUNK/ HIP HOP)★★★★★★★☆☆☆

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Kaoru Ono/ Music Tranquilizer
’90年に演奏活動をスタートし、数々のコンクールで最優秀賞に輝いた経歴を持つ、エレクトーン・プレイヤー / コンポーザーの、5年ぶりとなるニュー・アルバム。ハウスやブロークン・ビーツ的なダンサブルな要素と、クラブ・ジャズ、ブラジリアンに通ずるスタイリッシュなサウンド、キーボーディスト特有のメロディーやハーモニー、コード感が融合した、オリジナリティーあふれる楽曲が詰まった作品。
12/8リリース(HOUSE / JAZZY)★★★★★★★☆☆☆

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Lily./ LOVE Lily.
今年7月にデビューし、透明感あふれる癒しの歌声でリスナーを魅了している、新人R&Bシンガーの1stアルバム。様々な形の愛をテーマに、コーラスのみで構成された楽曲から、パワフルに歌い上げる壮大なバラード、エレクトリック・サウンドを取り入れた楽曲、CLIFF EDGEをフィーチャーしたパーティー・チューンまで、多彩な楽曲を収録。
12/8リリース(R&B/ POP)★★★★★★★☆☆☆

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DUB STRUCTURE #9/ Sugar Morning
4ピース・バンドの形にとらわれず、シンセ、ローズピアノ、サックス等あらゆるものを導入し、自由度の高い音楽性を展開する、東京を拠点とする新星ダンス・ロック・バンドの1stアルバム。収録される全5曲のうち、4曲が8分に及ぶ長尺トラックで、呼吸の合ったベース&ドラムや、エフェクティブな上音の生み出すグルーヴが、じわじわとトランス感覚を誘発する作品。
12/8リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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MATT & KIM/ Sidewalks
今夏のフジロックで好演した、ブルックリン出身の男女二人組インディー・ユニットによる、3rdアルバム。ヒット作となった前作『GRAND』同様、ドラム&シンセのシンプルな編成から繰り出される、彼らならではのキャッチーで時にエキセントリックなサウンドはそのままに、より完成度の高い音世界を披露した成長作。
12/8リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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POLYSICS/ eee-P!!!
メンバーのカヨが卒業し、3人編成となったロック・バンドが、新体制後初となる5曲入りミニ・アルバム、『eee-P!!!』をリリース。“今やりたいことを詰め込んだ”という作品で、常に前進を続ける彼らの最新モードを示す、エネルギッシュな内容。初回盤には、ライブの模様や、ドキュメンタリー映像収録したDVDを同梱。
12/8リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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Ke$ha/ Cannibal
デビュー曲の「Tik Tok」で全米チャートの7週連続1位を記録し、“ポスト・レディー・ガガ”と目されている新星ポップ・シンガーのニュー・アルバム。アヴリル・ラヴィーンやケイティ・ペリーらを手がけるドクター・ルークをプロデューサーに迎えた新曲に加え、ボーナス・ディスクに、デビュー・アルバムの『Animal』がつく豪華盤。
12/8リリース(POP/ ELECTRO)★★★★★★☆☆☆☆

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PAX JAPONICA GROOVE/ Fantastical Adventure
黒坂修平によるプロジェクトの2ndフル・アルバム。アコースティック・ハウスやエレクトロニック・サウンドに、オーケストラ調のドラマティックな展開、和楽器の音色を融合させた、オリジナリティーあふれる楽曲が楽しめる作品で、DAISHI DANCEによるリミックスも収録された注目盤。
12/8リリース(HOUSE)★★★★★★☆☆☆☆

2010年11/28-12/4の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのABBERLOOP×SOFT LIPAは、現在発売中のLOUD191号にて
、AISHAとKITSUNE MAISON 10は、11月30日発売予定のLOUD192号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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JABBERLOOP×SOFT LIPA / 経典!
ジャズをベースに、ヒップホップ、ダンス・ミュージック、ロックといった多彩な要素を、エネルッギッシュに融合させている5人組クラブ・ジャズ・バンド、JABBERLOOPと、台湾を拠点に活動するヒップホップMC / クリエイター、SOFT LIPAとのコラボ・アルバム。両アーティストの個性が見事にマッチした、新しいアプローチの楽曲を楽しむことができる意欲作。
12/4リリース(JAZZ/ HIP HOP)★★★★★★★★☆☆

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AISHA/ AISHA.EP
ゴスペル、ソウル、R&Bといったスタイルで歌唱力を磨き上げ、正式デビュー前にして、グールー(ギャング・スター)、THE LOWBROWS、MAKAIにボーカリストとして抜擢されたフィメール・シンガーのデビュー・ミニ・アルバム。R&Bを中心に、AISHAの多彩な魅力が凝縮された意欲作で、リード曲、「Fallin’ 4 U」に、DMC(ランDMC)が参加しているほか、MURO、DJ Mitsu the Beatsによるリミックスも収録。
12/1リリース(R&B)★★★★★★★★☆☆

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V.A./ KITSUNE MAISON 10
’00年代のエレクトロ~インディー・ダンス・ミュージック・シーンを牽引してきた、パリの人気レーベル、KITSUNEの人気コンピレーション・シリーズ、“Kitsune Maison”の通算10作目。Digitalismの新曲「Blitz」を収録しているほか、Cascadeur、Jolie Cherie、Beataucue、The Aikiu、Housse De Racketなど、フランス出身の有望株を特に多くピックアップ。CD2枚組で全15曲収録。
12/2リリース(ALL GENRE)★★★★★★★★★☆

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JONSI/ GO LIVE
今年3月、初のソロ・アルバム『GO』をリリースした、Sigur Rosのフロントマンのライブやドキュメンタリーを収録した、CD+DVD作品。未発表曲4曲を含む全14曲を収録し、スタジオ作品以上にエモーショナルでドラマチックなサウンドスケープを堪能できる作品。16Pのフォト・ブックレット付。
12/1リリース(POP/ ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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CEE LO GREEN/ The Ladykiller
4人組ラップ・ブループ、Goodie Mobや、デンジャー・マウスとのユニット、Gnarls Barkleyの活動で知られるソウル・シンガーの、’04年以来となるソロ・アルバム。各時代のソウル・ミュージックのマナーを踏襲し、その歴史を凝縮した、バラエティー豊かな楽曲群が詰まった作品。Bruno Marsがプロデュースした全英No.1シングル「ファ★ク・ユー」収録。
12/1リリース(SOUL)★★★★★★★★☆☆

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BLACK EYED PEAS/ Beginning
ワールドワイドな人気を博す、4人組ヒップホップ・グループが、6作目のスタジオ・アルバムを急遽リリース。約1年半ぶりにリリースされる新作からのリード・シングル「The Time (Dirty Bit)」をはじめ、前作に引き続き、大胆でキャッチーなエレクトロ路線を引継ぎながらも、過去とリンクさせた曲を用いるなど、実験的なサウンドを展開。
12/1リリース(HIP HOP/ ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆

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PARADES/ Foreign Tapes
オーストラリアはシドニー出身の、4人組インディー・バンドによるデビュー・アルバム。時代を感じさせるメロディックなインディー・ポップ・サウンドと、ポスト・ロック~エレクロニカ的かつ、叙情的でテクニカルなプロダクションが融合した、エモーショナルでスリリングな音楽性を展開。ライブの評価も高い、注目株。
12/2リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

2010年11/21-11/27の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのKINGS OF LEONと、シングルのCHiEは、11月30日発売予定のLOUD192号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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KINGS OF LEON/ Come Around Sundown
’03年のデビュー・アルバム、『Youth And The Young Manhood』がプラチナ・セールスを記録した、フォロウィル三兄弟と、従兄弟のマシュー・フォロウィルからなる、米テネシー州出身の実力派ロック・バンド。700万枚のセールスを記録した、’08年の4thアルバム『Only By The Night』以来約2年ぶりとなる彼らの新作。今作で初めて、故郷を離れNYでレコーディングを行い、自分たちのルーツを再発見した作品で、リード・シングル「Radioactive」では、バンドのルーツの一つであるゴスペルをフィーチャー。
11/24リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆

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WARPAINT/ The Fool
’09年に自主制作EP『Exquisite Corpse』でデビューし、同年に、ジョン・フルシアンテによる再ミックス盤がリリースされるなどして話題を呼んだ、LA出身の女子4人組インディー・バンドによるデビュー・アルバム。トム・ビラーとアンドリュー・ウェザオールをプロデューサーに迎え、メランコリックなボーカル&ギターと、ユルいトライバル・ビートが空間的に反響し合う、サイケデリックかつポスト・ロック的な音楽性を展開。ディープで浮世離れした衝撃作。
11/24リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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THE LOWBROWS/ Emotion
DJとしても活躍するChakiと、クラシック音楽の素養を持つEmiからなるダンスミュージック・ユニットの3rdアルバム。エレクトロの枠を飛び越え、ヒップホップ、ハウス、ダウンテンポ、R&Bの要素を飲み込んだ、ハイブリッドなサウンドを展開し、高いクリエイティビティーを提示した作品。AISHA、immi、MAA、Tinaらゲスト・シンガーが参加しているほか、大沢伸一がプロデュースを手がけた「Wow」も収録。
11/24リリース(ELECTRO)★★★★★★☆☆☆☆

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JAY-Z/ The Hits Collection Volume One
自身の楽曲や、かつてCEOを務めていたDef Jamのアーティストを、USナショナル・チャートの上位に続々と送り出し、ヒップホップ・シーンに金字塔を打ち立てたJAY-Zの、新旧ヒット・シングルを集めたベスト盤。彼がMCとしてシーンに残してきた、偉大な功績をうかがい知ることができる数々の名曲を収録した一作。
11/24リリース(HIP HOP)★★★★★★☆☆☆☆

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MY CHEMICAL ROMANCE/ Danger Days
’04年のデビュー・アルバムでプラチナ・セールスを記録した、USの人気ロック・バンドが放つ、約4年ぶりの新作。ライブで盛り上がり間違いナシの、シンガロングなファースト・シングル、「ナナナ」をはじめ、ポップでエモーショナルな楽曲を全15曲も収録した、ボリューム満点の一作。
11/24リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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V.A./ Mix Party Rhythm Collage Mixed by DJ SPINNA
Grand Galleryがお届けする、新ミックスCDシリーズ『Mix Party』の第一弾を、DJ SPINNAが担当。ヒップホップ、ソウルから、ボサノヴァ、ハウスまで、ラウンジDJさながらのセレクトが楽しめる本作には、誰もが耳にしたことある名曲の、カバーも多数収録。MUROが手がけた“Heart Beat Collection”も本作と同時リリース。
11/24リリース(ALL GENRE)★★★★★★★☆☆☆

SINGLE

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CHiE/ 鍵をかけて
’06年より、R&Bダンス・ユニット、Foxxi misQのメンバーとして活躍した後、今年9月にソロ・デビューを果たした実力派シンガーのセカンド・シングル彼女が、早くもセカンド・シングル。表題曲「鍵をかけて」は、切ない恋愛模様を切り取った、珠玉のバラード。カップリングは、クールな女性像をモチーフにしたエレクトロニック・チューン、「Mr. Superstar」と、シンプルかつ温かみあるポップR&B、「Into You」で、初回限定盤はDVD付き。
11/24リリース(R&B/ POP)★★★★★★★☆☆☆

DVD

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ゆらゆら帝国/ ゆらゆら帝国LIVE BOX 2005-2009
今年3月に、突然解散を発表し、約20年に渡る活動に終止符を打った3ピース・ロック・バンドが、2ヶ月連続でリリースするライブ盤の第一弾。’05年~’09年のSony Music Asscoiated Records在籍中のライブ音源と映像を中心にコンパイルした作品で、坂本慎太郎(Vo/G)描き下ろしによる三方背BOXに加え、オフショットを含めたレア写真満載の超豪華フォトブック仕様。
11/24リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

2010年11/14-11/20の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのKIMONOSは、現在発売中のLOUD191号にて、MASERATIとmiu-clipsは、11月30日発売予定のLOUD192号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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KIMONOS/ Kimonos
ナンバーガールでの活動を経て、現在はZAZEN BOYSのフロントマンとして活躍する向井秀徳と、’06年にアーティスト活動を本格的にスタートさせたシンガー・ソングライター、LEO今井による音楽プロジェクト。その1stフル・アルバムは、’80年代のドラムマシンやシンセを駆使した、ソリッドでクールなサウンドと、時にエキセントリックで、時にエモーショナルなギター、キーボード、そしてボーカルが融合した、ユニークな作品。
11/17リリース(POP/ ROCK)★★★★★★★★☆☆

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MASERATI/ Pyramid Of The Sun
サイケデリックかつバンキッシュな音楽性で人気を獲得してきた、’01年結成のインスト・バンドの最新作。制作中に、LCD Soundsystemや!!!にも参加していたドラマー、ジェリー・フュークスが事故で急逝し、彼の遺志を引き継ぐ形で完成させた作品。ジェリー特有のパワフルでファンキーなドラムと、幾重にも折り重なるギターやシンセのフレーズが融合した、これまで以上にダンサブルでコズミックな楽曲を収録。
11/17リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆

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miu-clips/ L.O.V.E.
autumn leave’sのメンバーである、阿藤芳史が’06年に始めた音楽プロジェクトの2ndアルバム。メジャー、インディペンデント、アンダーグラウンドをつなぐミュージッククリップというコンセプトのもと、ジャズやボサノヴァに影響を受けたクラブ・ミュージックを展開。Jackson 5「I Want You Back」、Maroon 5「Sunday Morning」のカバーも収録。
11/17リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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STEREOLAB/ Not Music
昨年4月に活動休止を発表した、’90年代~’00年代のインディー・シーンを支えてきた重要バンドの、通算11作目となるアルバム。前作『Chemical Chords』(’08)と同時期に制作された楽曲を軸に、彼らにしか生み出し得ない、デザイン的かつポップな音響芸術を展開。「Neon Beanbag (Atlas Sound Mix)」収録。
11/17リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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Rahze/ two
ヒップホップ・シーンの人気トラック・メイカー、DJ Deckstreamが、昨年始動させたハウス・プロジェクトの2ndアルバム。Tarantula(スポンテニア)、Arkitec(MIC BANDITZ)、jUjU Beeら、豪華シンガー / MCをゲストに迎えた本作。斬新なヒップ・ハウス、R&Bハウスが楽しめる一作。
11/17リリース(HOUSE/HIP HOP)★★★★★★★☆☆☆

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EMI MARIA/ cross over
パプアニューギニア人の父と、日本人の母を持ち、作詞作曲からプロデュースまで自ら手がける実力派R&Bシンガーのミニ・アルバム。R&Bをベースに、エレクトロ・ポップ等、旬のサウンドを積極的に取り入れる感性と、類い稀な声域を持つ歌声という、彼女の長所がいかんなく発揮された意欲作。
11/17リリース(R&B/ POP)★★★★★★☆☆☆☆

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NINI TOUNUMA/ Woolgathering
Spangle call Lilli lineのボーカル、大坪加奈によるソロ・プロジェクトの2ndアルバム。共同プロデューサーのSPANOVAとともに生み出した、透明感あふれるハウス~エレクトロニカ・ポップと、大坪のウィスパー・ボーカルが詰まった本作。えも言われぬ心地良さに聴き手を包み込む、アトモスフェリックな音世界を表現。
11/17リリース(POP/ ELECTRIC)★★★★★★☆☆☆☆

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QUIET JAM/ spangle
Zeebra、YOUNGSHIM、EMI MARIAなどの楽曲を手がけてきた実力派プロデューサー、RYU-JAによる新プロジェクトの1stアルバム。骨太なビートと、どこか浮遊感ある上音、ピアノ、ストリングス、パーカションの繊細な音色が調和した、ディープな世界観が堪能できる、ユニークなブレイクビーツ・アルバム。
11/17リリース(BREAKBEATS)★★★★★★☆☆☆☆

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FPM/ FPM boot
国内のクラブ・シーンをリードする人気DJ / プロデューサー、Tomoyuki Tanaka(FPM)の音源を使った“FPM非公認”ミックス・ベスト・アルバム。VERBAL&Ryohei、TAHITI 80、kz(livetune)の別名義RE:NDZによるリミックスや、okadadaによる、FPMの人気曲をメガ・ミックスした「FPM Best Mega Mix」、FPMが手がけたリミックス音源のメガ・ミックス「FPM Remix Works Best Mega Mix」などを収録。
11/17リリース(ELECTRIC)★★★★★★☆☆☆☆