2010年8/29-9/4の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのUNDERWORLDとDJ KAWASAKIは、8月31日発売のLOUD189号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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UNDERWORLD/ Barking
数々の名曲を世に送り出し、世界屈指のダンス・アクトとして活躍する、UKの2ピース・ユニットによる最新オリジナル・アルバム。Mark Knight &D Ramirez、Dubfire、Paul van Dyk、High Contrast、Appleblim &Al Tourettesという、クラブ・ミュージック・シーンの人気/注目プロデューサーとコラボし、ライブ・パフォーマンスやダンス・フロアの熱狂を、ダイレクトに反映させた楽曲を展開。
9/2リリース(ELECTRIC)★★★★★★★★★★

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DJ KAWASAKI/ PARADISE
ハウス / クロスオーバーのみならず、様々な音楽へ造詣が深く、自由度の高いプレイでクラウドを魅了しているDJの3rdオリジナル・アルバム。彼の真骨頂であるロマンティックなメロディーを持ったディープ・ハウスと、彼のルーツであるデトロイト・テクノを融合させた、オリジナリティーあふれる楽曲を収録。タシータ・ドムールやアンドレア・ラブ、COMA-CHIも参加。
9/1リリース(HOUSE)★★★★★★★★☆☆

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OGRE YOU ASSHOLE/ 浮かれている人
’09年にメジャー・デビューを果たした、長野県在住のオルタナティヴ・バンドによる最新ミニ・アルバム。前作に引き続き、ゆらゆら帝国の楽曲を手がけた石原洋をプロデューサーに招き、軽快なアヴァンギャルド・ポップから、ゆるやかなレイドバック・サウンドまで、淡くもひとクセある楽曲を展開。
9/1リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

2010年8/22-8/28の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのShleepsまでと、シングルのMEGは、8月31日発売予定のLOUD189号にてピックアップしておりますので、そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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THE COUNT & SINDEN/ Mega Mega Mega
Kid Sisterをフィーチャーした「Beeper」などのクラブ・ヒットで知られる、HerveとSindenからなるスーパー・ユニットのデビュー・アルバム。フィジェット・ハウス以降のサウンドを追求し、ハウス、エレクトロ、ヒップホップ、レイヴ、ロック、ポップ、アフロ、ラテン、さらに世界各地の民族音楽までもが一体化した注目作。Mystery Jets、Rye Rye、Katie Bといった個性的なゲストが参加。
8/25リリース(HOUSE/ ELECTRO)★★★★★★★★☆☆

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AK/ Say That You Love Me -Best of N.Y.Sweet Electro
’86年に柿原朱美としてデビューし、現在はハウス・シーンを代表する歌姫として広く知られているシンガーのコレクション・アルバム。ハウスを中心に、自身の代表曲や、近年のコラボレーション・ワークス、シングルでしか聴けなかった楽曲、新曲 / ニュー・エディット等計12曲収録し、AKの軌跡と未来を、余すところなく堪能できる好企画盤。
8/25リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆

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V.A./ LOVE HOUSE Best mix
ビッグ・アーティストのハウス・リミックスや、ハウス・アンセムを収録した人気コンピ・シリーズ、『LOVE HOUSE』のベスト盤。Coldplay「Viva La Vida (Thin White Duke Mix)」やKylie Minogue「All The Lovers」トップ・アーティストのナンバーから、James Talk and Ridney 「Forever」といったフロア・キラーまで20曲をノンストップ・ミックス
8/25リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆

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ShinSight Trio/ wheres there a moon that is mine
トラック・メイカー / プロデューサーのShin-Skiと、ラッパーのInsight、DJ RYOW a.k.a smooth currentからなるヒップホップ・グループの2ndアルバム。ジャジー・ヒップホップをベースに、ときにファンキーに、ときにメロウに表情を変えながら、聴き手を心地良いビートとメロディーで包み込む、ジャンルレスなサウンドを展開。
8/25リリース(HIP HOP/ JAZZY)★★★★★★★☆☆☆

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NEON GRAVITY/ db
’08年に活動をスタートさせ、アグレッシヴかつパーティー・フィーリング炸裂のライブ・パフォーマンスで注目を集める、新星ダンスロック・バンドの1stミニ・アルバム。ロック、エレクトロ、ハウス、ダブ、ヒップホップ、ファンクなど、様々な要素を散りばめた、ダンス・フロアのグルーヴとロックの衝動をあわせ持つサウンドを展開。
8/25リリース(ROCK/ ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆

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Shleeps/ mimesis
bonobosのドラマー、辻凡人によるソロ・プロジェクトの1stアルバム。ブレイクビーツ、ドラムンベース、エレクトロニカ、フォークロア・ミュージック、ジャズ、ダブなどの要素をコラージュした、実験的なサウンドを展開。bonobosの森本夏子や、小池光子(ビューティフルハミングバード)ら、多彩なシンガー / ミュージシャンがゲスト参加。
8/25リリース(BREAKBEATS)★★★★★★★☆☆☆

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KLAXONS/ Surfing The Void
ニューレイヴ・シーンの代表格として、デビュー・アルバム『Myths Of The Near Future』で一躍時代の寵児となったロック・バンドの2ndアルバム。SlipknotやKornなどを手がけるロス・ロビンソンをプロデューサーに迎え、前作と同じ路線ながらも革新的なサウンドを展開。
8/25リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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MOGWAI/ Special Moves/Burning
英グラスゴー出身のポスト・ロック・バンドが、’09年にNYのブルックリンで行った公演の模様を収めた、初のライブ作品(CD+DVD)。ライブで真価を発揮してきた実力派だけに、その圧倒的なギター音響世界を、よりリアルに体感させてくれる内容。ベスト盤のような選曲も◎。
8/25リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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Philip Selway/ Familial
Radioheadのドラマーによるソロ・デビュー・アルバム。Philipが自らボーカルをつとめ、繊細でハートウォーミング、そしてどれも記憶に残る耳当たりの良い、Radioheadとは一味違ったインティメイトなサウンドを展開。8/26・27には東京と大阪で来日公演を開催。
8/25リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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KATY PERRY/ Teenage Dream
’07年にシングル「ユーアー・ソー・ゲイ」で一躍脚光を浴びたシンガー・ソングライターの2ndアルバム。Avril LavigneやKe$ha、Flo Ridaを手がけたヒット・メイカー、Dr. Lukeをメイン・プロデューサーに、彼女らしくセクシー&キュートで、前作以上にキャッチーな楽曲を展開。
8/25リリース(POP)★★★★★★☆☆☆☆

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TIESTO/ Kaleidoscope Remixed
オランダ出身のスーパースターDJが昨年リリースした最新アルバム『Kaleidoscope』のリミックス盤。Sigur RosのJonsiやBloc Partyのケリー、Nelly Furtado、Calvin Harrisなど多彩なゲストを迎えたオリジナルの楽曲群を、Ferry Corsten、Ali Wilson、First Stateらがリミックス。
8/24リリース(TRANCE)★★★★★★☆☆☆☆

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PLASTIKMAN/ Kompilation
MINUS、PLUS8といったレーベルを主宰し、ミニマル・テクノ ・シーンのトップに君臨するRichie Hawtinの別名義によるコレクション・アルバム。「Spastik」、「Plasticine」から、「Marbles」、「Contain」まで収録した、同プロジェクトの歴史をひも解く、ベスト盤的内容。
8/25リリース(TECHNO)★★★★★★★★☆☆

SINGLES

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MEG/ PASSPORT/ PARIS
モデル、ファッション・デザイナーの顔を持つポップ・シンガーの最新シングル。中田ヤスタカ(capsule)を楽曲プロデューサーに迎えた、普遍的な魅力が詰まった、爽快なエレクトロ・ポップ・チューン「PASSPORT」と、裏打ちのリズムとアンニュイなメロディー&コード進行を用いた、ユニークな「PARIS」の2曲を収録。
8/25リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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supercell/ うたかた花火 / 星が瞬くこんな夜に
ニコニコ動画を発信源に、いまやオリコン・チャート上位をにぎわす存在にまで成長を遂げたミュージック・プロジェクトの3rdシングル。過去2枚のシングル同様、人気ボーカリストnagiが歌声を披露した、バラード&トランシーなダンス・ポップが楽しめる作品。初回限定盤には、PVを収録したDVDも付属。
8/25リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

2010年8/15-8/21の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムの石野卓球とJAMAICAは、iLOUDのインタビューにてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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石野卓球/ CRUISE
電気グルーヴのメンバーであり、日本を代表するテクノDJの、6年ぶりとなるソロ・ミニ・アルバム。ほぼ毎週のように、日本各地のクラブやフェスでDJを行っている石野卓球のテクノ / DJという側面にフォーカスした、これまで以上にディープかつミニマルで、タイトなダンストラック6曲を収録した作品。
8/18リリース(TECHNO)★★★★★★★★☆☆

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JAMAICA/ No Problem
パリ出身のインディー・ロック・バンド、によるデビュー・アルバム。Justiceのグザヴィエと、Daft Punkのエンジニア、ピーター・フランコをプロデューサーに、最小限の楽器と機材のみで制作し、キャッチーでロッキンでアップテンポな、めくるめく3分間ポップの世界を凝縮した作品。
8/18リリース(ROCK/ POP)★★★★★★★★☆☆

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V.A./ WIRE10 COMPILATION
国内最大級の屋内テクノ・フェスティバル<WIRE>をフィーチャーした、恒例のコンピレーションCD。Beroshima、Roman Flugel、Jeff Mills、Ken Ishiiといった、<WIRE>おなじみの面々から、Paul Ritch、Dusty Kid、Hard Tonといった新鋭まで全22曲を収録した2枚組。石野卓球をはじめ多数のアーティストが新曲を提供。
8/18リリース(TECHNO)★★★★★★★☆☆☆

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MATTHEW DEAR/ Black City
Audion、False、Jabberjaw名義でも活動する、USテクノ・シーンをリードするプロデューサーの最新作。前作『Asa Breed』の流れを踏襲し、彼らしいディープで洗練されたサウンドに満ち溢れ、ダークで遊び心のある音世界を持った楽曲が詰まった作品。
8/20リリース(TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆

2010年8/8-8/14の注目リリース

ALBUMS

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ARCADE FIRE/ Suburbs
’04年のデビュー以来、そのシンフォニックにして情熱的なサウンドで一躍人気アーティストとなった、モントリオール出身の7人組ロック・バンド。この3rdアルバムは、メンバーが育った場所、“郊外”(サバーブ)をテーマにした作品で、タイトル曲や「Month Of May」を筆頭に、彼ららしいエモーショナルな音世界を、より洗練されたサウンドスケープで表現。
8/11リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆

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MAGIC NUMBERS/ Runaway
サイケデリックでフォーキーな音楽性を持つ、’02年結成のUKインディー・ロック・バンド。この3rdアルバムでは、プロデューサーに、BjorkやMumの作品を手がけたことで知られるヴァルゲイル・シグルドソンを迎え、ちょっぴりドリーミーなサウンド・スケープを展開。
8/11リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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Denkitribe/ M4TC:Derived
KORG electribeの名手として、youtubeなどの動画サイトで注目を集めているクリエイターによる、初のオリジナル・アルバム。なんと、収録曲全てをクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで配布し、二次創作物の発表や販売を自由にしたという、前代未聞の作品。一十三十一、SEXY-SYNTHESIZERもゲスト参加。
8/11リリース(TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆

SINGLES

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FREEBASS/ Two Worlds Collide
ピーター・フック(元New Order)、マニ(Primal Scream)、アンディ・ルーク(元The Smith)というベーシスト3人からなるスーパー・バンドが、Hacienda Recordsより6曲入りのEPをリリース。THE CHARLATANSのティム・バージェスをゲスト・ボーカルにフィーチャーし、ストレートなロック・チューンからシンセを取り入れたダンサブルなものまで多彩な楽曲を展開。
8/11リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

2010年8/1-8/8の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのLOCAL NATIVSは、8月1日発売のLOUD188号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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LOCAL NATIVS/ Gorilla Manor
’09年のSXSWフェスで一躍脚光を浴びた、カリフォルニア出身のインディー・バンドのデビュー・アルバム。美しいボーカル・ハーモニーと、ダンサブルでパーカッシヴなリズムが結合した、USインディー・バンドらしい、ポップかつハイセンスな作品。
8/4リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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V.A./ House Nation -Complete Best
’07年にスタートした、パーティー&コンピ連動型プロジェクトの2枚組のベスト盤。Genki Rockets「Heavenly Star」、ravex「I RAVE U」、マイケル・グレイ「The Weekend」といった、HOUSE NATION発のフロア・アンセムを中心に、32曲のキラー・チューンをミックス。
8/4リリース(HOUSE)★★★★★★☆☆☆☆

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Daishi Dance × →pia-no-jac←/ PIANO project.
メロディアス・ハウスの第一人者、DAISHI DANCEと、鍵盤&パーカッションのユニット、→Pia-no-jaC←による、コラボ・ミニ・アルバム。ピアノという共通点をキーワードに、両者の個性がぶつかりあった、ハイブリッド・ダンス・トラックを展開。
8/4リリース(HOUSE)★★★★★★☆☆☆☆

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the telephones/ We love telephones
エキセントリックなアッパー・ディスコ・サウンドでブレイク中のダンスロック・バンドによる、2ndアルバム。ナカコー(iLL)がプロデュースを手がけた、エレクトリックな8曲と、ロックの躍動感を前面に押し出した、完全セルフ・プロデュースの6曲を収録。
8/4リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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THE DEPRECIATION GUILD/ Spirit Youth
ブルックリンの新世代ドリーム・ポップ・バンドによる2ndアルバム。シューゲイザーの要素が強かった前作から進化し、よりドリーミーでエモーショナルな音響世界を追求。浮遊感のあるギター、躍動的でカラフルなシンセ、そして淡く甘美なメロディーが揃った充実作。
8/4リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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KISSES/ The Heart Of The Nightlife
カリフォルニア出身の男女二人組ユニットによるデビュー・アルバム。シンプルな打ち込みビートの上に、夏の季節にピッタリのラブリーでトロピカルなメロディーが躍る、ロマンチックなインディー・ポップを展開。日本大幅先行リリースの注目作。
8/4リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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FPM/ VerSus “Japanese Rock VS FPM” selected and non-stop mixed by FPM
日本のクラブ・シーンを代表する人気DJが新たに始動させた、ミックスCDシリーズの第一弾。“J-ROCK”をテーマに、アジカンからZAZEN BOYS、東京事変、フジファブリック、スピッツ、小沢健二まで、誰もが知る国内アーティストの楽曲22曲を縦横無尽にミックス。
8/4リリース(ROCK/ POP)★★★★★★☆☆☆☆

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DJ MITSU THE BEATS/ Universal Force
仙台発のヒップホップ・ユニット、GAGLEのメンバーとしても活躍するDJ/ トラックメイカーの3rdアルバム。実弟HUNGER(GAGLE)、環ROY、Zeebra、鎮座DOPENESS、COMA-CHIらをゲストMCに迎え、スタイリッシュなビートで濃厚なグルーヴを紡ぎ上げた意欲作。
8/4リリース(HIP HOP) ★★★★★★☆☆☆☆

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やけのはら/ ディス・ナイト・イズ・スティル・ヤング
’09年にリリースした七尾旅人とのコラボ曲、「Rollin’ Rollin’」で大きな話題を呼んだDJ/ラッパーの1stアルバム。Struggle For Prideの12インチに収録された「Summer Never End」の別バージョンや、キミドリ「自己嫌悪」のカバーなど14曲を収録。七尾旅人、ドリアンらも参加。
8/4リリース(POP/ HIP HOP)★★★★★★☆☆☆☆

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Robert de Boron + The Antidotes/ Beat The Classics
日本人トラック・メイカー、Robert de Boronと、US西海岸のヒップホップ・ユニット、The Antidotesによる新感覚の大ネタ・アルバム。ショパン、チャイコフスキー、シューベルトなど、クラシックの名曲を、メロウかつグルーヴィーなジャジー・ヒップホップに再構築。
8/4リリース(HIP HOP)★★★★★★☆☆☆☆

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オワリカラ/ ドアたち
タカハシヒョウリ(G/Vo.)を中心に、’08年に結成されたサイケデリック・ロック・バンドの1stアルバム。グルーヴィーなボトム、ケイオティックなギター&キーボード、異彩を放つ日本語にこだわった歌詞が、絶妙なフィーリングを醸し出している注目作。
8/4リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

2010年7/25-7/31の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのHIFANAまでと、シングルの砂原良徳は、8月1日発売のLOUD188号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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pupa/ dreaming pupa
高橋幸宏の呼びかけで、’07年夏に結成された原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦からなる6人組バンドのセカンド・アルバム。エレクトロニカやフォークトロニカをベースに、各メンバーが描く、詩的かつスマートな歌詞の世界や、息のあったバンド・サウンドを展開。前作以上にカラフルで叙情的な、心温まる作品。
7/28リリース(ELECTRONICA/ POP)★★★★★★★★★☆

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HIFANA/ 24H
遊び心満載のサウンドや、映像と音楽をリンクさせた表現手法で人気のブレイクビーツ・ユニットによる5年ぶりのフル・アルバム&DVD。“人間の一日=24時間”をテーマに、彼らの実験的精神が詰まった、多彩なビートを堪能できる楽曲群と映像を収録。鎮座DOPENESS、LEYONA&吾妻光良、SPINNA B-ILL、UAらも参加。
7/28リリース(BREAKBETS)★★★★★★★☆☆☆

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BAND OF HORSES /Infinite Arms
名門SUB POPより’06年にデビューした、シアトル出身の5人組ロック・バンドの3rdアルバム。フォークやカントリーに影響を受けた、USインディー・ロックの持ち味は生かしつつ、前作よりいっそう深みを増した、雄大で温もりのあるサウンドを展開。サマソニで来日。
7/28リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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AUTORA/ Autora
大阪のアンダーグラウンド・シーンで活動する、元Tanzmusik、HOODRUMの山本アキヲと、speedometer.の高山純によるユニットのデビュー作。退廃的でエキゾチックな、オルタナティヴ・ロックの香りも感じさせるエレクトロニック・サウンドを展開。
7/28リリース(ELECTRIC)★★★★★★☆☆☆☆

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V.A./ ロック・スティッチ
ディズニーの人気作品、『リロ&スティッチ』の挿入曲を邦楽ロック・アーティストがカバー。参加アーティストは、難波章浩 –AKIHIRO NAMBA-、ACIDMAN、LOW IQ 01、SHANK、MONGOL800、the pillows、HIFANAらバラエティー豊かなラインナップ。
7/28リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

SINGLES

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砂原良徳/ subliminal
電気グルーヴの元メンバーであり、国内外のアーティストのプロデュースやリミックスを手がけてきたクリエイターによる9年ぶりの新作。シンプルなビートを基軸に、これまで以上に奥行きを感じさせる、緻密かつ深遠なサウンドスケープを展開した4曲を収録。
7/28リリース(ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆

2010年7/18-7/24の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのJAMES YUILLまでは、8月1日発売のLOUD188号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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JASMINE/ GOLD
’09年6月のデビュー以来、ゴスペルやクラブで培った高い歌唱力と、リアルな歌詞で人気を博しているR&Bシンガーの1stアルバム。これまでにリリースした5枚のシングルと新曲合わせて計14曲を収録し、ポップかつダンサブルなR&Bをベースに、レイヴィーなエレクトロ・ポップ、ワイルドなロック・チューン、ピアノ・バラードまで、多彩な楽曲を展開。
7/21リリース(R&B/ POP)★★★★★★★☆☆☆

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Mizca/ ♡UFUFU♡
’09年10月にデビューし、レトロ・フューチャリスティックなサウンドと、キュートなビジュアル・イメージで注目を集めているエレクトロ・ポップ・アイコンの1stアルバム。これまでのシングルで展開してきたキラキラ感満点のアッパー・チューンから、ミドル~スロー・テンポのガーリー・ポップ、ディープなダンス・トラックまで、バラエティー豊かな楽曲を収録。
7/21リリース(ELECTRO POP)★★★★★★★☆☆☆

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DJ HASEBE/ Something Wonderful
’90年代初期に活動を開始し、今年で活動20周年を迎えるベテランDJによるミックスCD。’01年以降に手がけた自身のワークスのみを集めた作品で、ミドル・テンポのR&Bチューンを中心に31曲をミックス。オリジナルの新曲、「Last Vacation feat. RYO-Z (from RIP SLYME) & JUJU」も収録。
7/21リリース(R&B)★★★★★★★☆☆☆

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HERE WE GO MAGIC/ Pigeons
’09年に活動を本格化させた、ルーク・テンプル率いるUSブルックリンの5人組インディー・サイケデリック・ポップ・バンド。自然に囲まれた一軒家にこもって制作したこのニュー・アルバムでは、オーガニックかつシュールで、ときに催眠的なサイケデリック・ポップ・サウンドを展開。
7/21リリース(POP/ ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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ARIEL PINK’S HAUNTED GRAFFITI/ Before Today
風変わりなローファイ・ポップ・サウンドでカルト的人気を誇る、アリエル・マーカス・ローゼンバーグ率いるバンドによる、初のスタジオ録音作品。サイケ・ポップ、ガレージ・ロック、グラム・ロック、ニューウェイブ、ゴス、サーフ・ポップ、オールディーズ、ジャズ、ソウルといった要素が渾然一体となった、ファンタジックな音世界を展開。
7/21リリース(POP/ ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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JAMES YUILL/ Movement In A Storm
’08年のデビュー以来、フォーキーなサウンドと、ダンサブルなエレクトロニカを融合させた独自のサウンドで人気を博しているSSWの2ndアルバム。彼らしい端正なアコースティック~エレクトロニックな音楽性はそのままに、ダンサブルな曲はより躍動的に、アコースティックな曲はよりソフトにと、メリハリのついた作品。
7/21リリース(POP/ ACOUSTIC)★★★★★★★☆☆☆

2010年7/11-7/17の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのYES GIANTESSは、今週iLOUDでインタビューをご紹介する予定です。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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YES GIANTESS/ Siren
’09年にPASSION PITのアヤドプロデュースのもとNEON GOLDよりデビューした、ボストン出身のインディー・ポップ・バンド。1stアルバムでは、キラメキ・シンセと淡いメロディー、シンプルなビートが織りなす、エレクトリック・サウンドを展開。中毒性の高いポップ・センスが詰まった作品。
7/14リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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SCHOOL OF SEVEN BELLS/ Disconnect From Desire
Prefuse 73の作品でもフィーチャーされている、双子の姉妹がツイン・ボーカルを務める、ブルックリン出身の3人組ドリーム・ポップ・バンド。2ndアルバムでは、前作の路線はくみつつ、より力強くダンサブルなビートと、ノイジーかつアトモスフェリックなメロディーが織りなす、ポップ・サウンドを展開。
7/13リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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Sweet Vacation/ Re; 未来派宣言
VoのMayと、サウンド・プロデューサーのDaichiからなる、エレクトロ・ポップ・デュオによる2ndアルバム。フューチャリスティックなエレポップや、新解釈のジャジー・ハウス的トラックなど、“ポップこそが最高の実験場”という、彼らの意思表明が感じられる、センスの効いた楽曲を収録。
7/14リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

SINGLES

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ryo(supercell)feat.初音ミク / kz(livetune)feat.初音ミク/ こっち向いて Baby / Yellow
ボーカロイド・シーンで人気を博す、supercellのryoとlivetuneのkz。彼らが、初音ミクをフィーチャーしたスプリット・シングル。ryoの「こっち向いて Baby」は、ギター・ロック・テイストで、ちょっと強気な女の子が主人公の一曲。一方、kzの「Yellow」は、キラキラのエレクトロ・ポップで、二組の個性が楽しめる好作。
7/14リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

2010年7/4-7/10の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのM.I.A.からWORLD ORDERまでは、現在発売中のLOUD187号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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M.I.A.//\/\ /\ Y /\
独自の音楽性と、ポリティカルな言動で注目を集めるUK出身のスリランカ人アーティストによる3rdアルバム。プロデューサーのSwitchとDiplo、Rusko、Blaqstarrらとともに、ヒップホップ、ダンスホール、パンク、エレクトロ、グライムといった多彩な要素を融合させた、新たな音楽性を開拓。
7/7リリース(ELECTRO/ HIP HOP)★★★★★★★★★☆

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YUMMY/ D.I.S.K.
16歳でDJ活動をスタートした若手筆頭女性ハウスDJによる、初のオリジナル・アルバム。LISA、Ami Suzuki、Ryohei、SHANADOOといった、ポップ・フィールドで活躍するシンガーや、Eccy、Saolilith、Tomomi Ukumoriといったクラブ・シーンで活躍するアーティストまで、多彩なゲストが参加。
7/7リリース(HOUSE)★★★★★★★★☆☆

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DJ TOWA TEI/ MOTIVATION H compiled by DJ TOWA TEI
20年以上のキャリアを誇る重鎮DJによる人気コンピレーション・シリーズの第8弾。TOWA TEI「MILKY WAY (YSST 2010 Remix) 」Gramophonedzie「Why Don’t You」やThe 2 Bears「Mercy Time」など、彼が主催する<MOTIVATION>と、<HOTEL H>その両パーティーに共通するサウンドをセレクト。
7/7リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆

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THE QEMISTS/ Spirit In The System
The ProdigyやPendulumと比較されるヘヴィーなダンス・ロック・サウンドを注目を浴びる、NINJA TUNE所属の3ピース・バンド。2ndアルバムでは、Enter ShikariやJenna G、MC IDら多彩なゲストをフィーチャーし、前作以上にダイナミックでエモーショナルなサウンドを展開。
7/7リリース(DRUM’N’BASS/ ROCK)★★★★★★★★☆☆

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ART-SCHOOL
今年で活動10周年を迎え、グランジ、オルタナをベースに、時代とシンクロしたサウンドで人気を博すロック・バンドのミニ・アルバム。打ち込みのサウンドやリヴァーブを効果的に用い、歪みやアンバランスさを強調するという手法で、静と動が共存するディープな世界観を表現。
7/7リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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SAWA/ Welcome to Sa-World
’08年に半沢武志(FreeTEMPO)プロデュースのもとデビューしたポップ・シンガーによる、1stフル・アルバム。遊園地をモチーフにした架空の“Sa-World”を舞台に、ストーリー仕立ての世界を表現し、四つ打ちのダンス・ビートから渋谷系サウンド、R&Bチューンなど、幅広い楽曲を展開。
7/7リリース(POP/ ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆

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AYUMI*/ GLORIOUS
西麻布YELLOW、麻布十番WAREHOUSEなどでキャリアを積んできた女性ハウスDJの1stアルバム。加賀美セイラ、栗原暁(Jazzin’park)、Satokolab、Junら個性豊かなシンガーを迎え、ハウスとポップ・ミュージックを自在に行き来する、メロディアスなサウンドを展開。
7/7リリース(HOUSE)★★★★★★★☆☆☆

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WE ARE SCIENTISTS/ Barbara
’08年のアルバム『Brain Thrust Mastery』で全英チャート11位を記録した、NYを拠点に活動する3人組ロック・バンド。ロンドンやブルックリンでのセッションを経て完成させたこの新作では、彼ららしいキャッチーなメロディー、ダンサブルなビートが詰まった作品。
7/7リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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MYSTERY JETS/ Serotonin
’06年にデビューしたUKの5人組バンド。Roxy Music、Pink Floyd、Elton Johnらを手がけてきたChris Thomasをプロデューサーに迎え、’70年代中期のブリティッシュ・ポップ/ ロックが持っていたフィーリングを感じさせる、ソフトで、メローで、さりげなくサイケデリックなサウンドを展開。
7/7リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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THE YOUNG PUNX!
ハル、ネイサン、サイモンの三人を中心に、様々なアーティストが参加するUKのパーティー音楽集団。彼らの2ndアルバムは、ハウス、ブレイクビーツ、ドラムンベース、ロック、エレクトロ、果てはオペラまで、様々なサウンドがコラージュされた、遊び心がつまった作品。
7/7リリース(POP/ DANCE)★★★★★★★☆☆☆

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THE MACHINE/ Redhead
REKIDSレーベルを運営するDJ/ プロデューサー、Radio Slaveことマット・エドワーズの新プロジェクト。四つ打ちから、変則ビート~ダウンテンポ・トラックまで、トライバルなパーカッションやボイス・サンプルがミニマルかつダビーに反復する、魔術的で催眠的なサウンドを展開。
7/7リリース(TECHNO/ HOUSE)★★★★★★★☆☆☆

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PALLADIUM/ SOUND TRACK / NEO TOKYO001
DJ / トラック・メイカーのWADAKEと、女性クリエイターの平安ノ秋からなるダンスミュージック・ユニットの1stオリジナル・アルバム。ハウス、ヒップホップ、ダブ、エレクトロニカ、トランスなど、様々な要素を飲み込んだ、スペイシーなサイケデリアを表現。
7/7リリース(ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆

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WORLD ORDER/ World Order
K-1ファイター、作家、俳優、映画監督、シンガーなど、マルチに活躍する須藤元気率いるダンス・パフォーマンス・ユニット。1stアルバムでは、WALL5(Heigo Tani)や、ミト(クラムボン)、渡部高士(OVERROCKET)らが手がけたグルーヴィーなダンス・ビートを展開。
7/7リリース(HOUSE/ ELECTRO)★★★★★★★☆☆☆

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ORBITAL/ 20 ~orbital Best
’90年代以降のダンス・ミュージック・シーンに多大な影響を及ぼしてきたユニットの結成20周年を記念するベスト盤。「Chime」や「Halcyon」、「Belfast」等の代表曲のセルフ・ ミックス / リモデル・バージョンから、「Lush」のHerveリミックスなど20曲を収録。7/7リリース(TECHNO)★★★★★★★☆☆☆

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DEVO/ Something For Everybody
USニューウェイブ・シーンを代表する重鎮バンドによる、なんと20年ぶりの新作。プロデューサーにグレッグ・カースティン(the bird and the bee)を起用し、テクノ(エレクトロ)・バンド・サウンドを披露。Santigold、The Dust Brothersも参加。
7/7リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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OPERATOR PLEASE/ Gloves
オーストラリア出身の男女5人組ダンス・ロック・バンドによる、約2年ぶりの新作。グウェン・ステファニー率いるNo Doubtと、その制作スタッフを作詞およびプロデュースで招き、バラエティー豊かなパーティー・ポップ・サウンドを披露。
7/7リリース(POP)★★★★★★☆☆☆☆

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THIEVES LIKE US/ Again & Again
’07年にKITSUNEからデビューした、多国籍エレポップ・ユニットの2ndアルバム。彼らの持ち味である、クレイジーなセンスと脱力感あふれるレイドバック・サウンドはそのままに、ポップ色を加速させた作品。日本盤には、Baroqueが手がけたリミックスも収録。
7/7リリース(ELECTRO)★★★★★★☆☆☆☆

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RA RA RIOT/ Rhumb Line
NYを拠点に活動する5人組バンドが、’08年にリリースしたアルバムの日本デビュー盤。メンバーの死や脱退を乗り越えて制作した作品で、ARCADE FIREと比較される、チェロとバイオリンを貴重にした、メランコリックかつセンシティブなギター・ポップ・サウンドを展開。
7/7リリース(ROCK/ POP)★★★★★★☆☆☆☆

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DJ MITSU THE BEATS/ Excellence 2: Selected Works
GAGLEの活動でも知られるビートメイカーのワークス集。エリザベス・シェパードやGrooveman Spot、Mamas Gun、JazztronicやSleep Walkerら、国内外のバラエティー豊かなアーティストへのプロデュース / リミックス作品14曲を収録。初CD化音源や未発表曲もあり。
7/7リリース(HIP HOP/ JAZZY)★★★★★★☆☆☆☆

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GAGLE/ SOREIZEN ~mixed by DJ Mu-R~
仙台を拠点に活動するヒップホップ・ユニットのミックスCD。MONKEY MAJIKのMaynardとBlaiseをフィーチャーした新録曲「ソレイライ」をはじめ、m-flo、加藤ミリヤ、COMA-CHI、HIFANAなど、多彩なアーティストの楽曲全28曲を、メンバーのDJ Mu-Rがミックス。
7/7リリース(HIP HOP/ R&B)★★★★★★☆☆☆☆

DVD

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POLYSICS/ BUDOKAN OR DIE!!!! 2010.3.14
Vo&Gのハヤシ率いるニューウェイブ・ロック・バンドが、3月に武道館で行ったライブのDVD。デビュー10周年祝い&メンバーのカヨの卒業式となった記念すべきライブで、これまでで最多の42曲を披露。特典には、米ツアーを追ったドキュメンタリー映像を収録。
7/7リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

2010年6/13-6/26の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのShinichi OsawaからDJ MASTERKEYまでは、7月1日発売のLOUD187号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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Shinichi Osawa/ SO2
日本のダンスミュージック・シーンを代表するトップ・プロデューサー / DJによる、約3年ぶりのオリジナル・アルバム。エレクトロやテクノ、フォークロア・ミュージックなどの要素を融合させた、既存のジャンルや枠組みでは形容できない、全く新しいダンス・トラックを展開。日本盤のDELUXE EDITION(初回限定盤)は、大沢伸一と上村真俊によるDJユニット、OFF THE ROCKERによるミックスCDが付いた3枚組仕様。
6/30リリース(ELECTRIC)★★★★★★★★★★

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KYLIE/ Aphrodite
’87年のデビュー以来、世界的なポップ・スターとして活躍し続けるカイリー・ミノーグの通算11作目。エグゼクティブ・プロデューサーに、マドンナを手がけたスチュアート・プライス、ソングライター/プロデューサーにカルヴィン・ハリスやシザー・シスターズのジェイク・シアーズらを迎え、エレクトロ・ポップの中でも、最先端を行くサウンドを展開。
6/30リリース(POP)★★★★★★★★☆☆

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DELOREAN/ Subiza
従来のダンス・ロック系バンドとはひと味違う、エレクトロニック&ポップな音楽性で注目を浴びている、スペインのインディー・ポップ・バンドによる最新作。キャッチーでまばゆいメロディーと、バレアリック・ビーツに通じる、ストレートなダンス・ビートが詰まった意欲作。
6/30リリース(POP/ ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆

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DJ MASTERKEY/ From The Streets Back Again
20年以上の音楽キャリアを持ち、伝説的ユニットBUDDHA BRANDのメンバーとして知られる、ヒップホップ・シーンの重鎮DJによる最新ミックスCD。国内アーティストにフォーカスし、スタンダードなヒップホップから、ウェッサイ、R&Bまで、強力なキラー・チューン31曲をミックス。
6/30リリース(HIP HOP/ R&B)★★★★★★★☆☆☆

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SCISSOR SISTERS/ Night Work
過去2作のアルバムで全英チャート1位を獲得している、NY出身のダンス・ポップ・バンドによる最新作。共同プロデューサーにスチュアート・プライスを迎え、セクシーでグリッターな、彼らならではの最新鋭エレクトロニック・ディスコ・サウンドを展開。
6/30リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆