Pioneer DJ「DJM-2000」を発表


Pionner DJ

国内外のDJ・クラブ市場をリードするPioneer DJ。DJミキサーのクラブスタンダードであるDJMシリーズから、新作「DJM-2000」が発表されました。まず目を引くのは、本機の中央部に大きくレイアウトされた5.8インチの大型LCDマルチタッチパネルです。より個性的なパフォーマンスが可能になりそうですね。価格はオープン価格、発売は6月上旬とのこと。
見た目も機能もグレードアップした、DJMの気になる特長は…


【主な特長】

■演奏しやすいレイアウトによる、オリジナリティ溢れる楽曲のアレンジが可能
個性的で直感的なパフォーマンスが可能なインターフェイス部を本機の中央部にレイアウト。3つのエフェクト部での「叩く」「ひねる」「なぞる」などの様々な操作で楽曲にアレンジを加えることが可能です。また、3つのエフェクト部を掛け合わせて使用することができるので、DJはオリジナリティ溢れるアレンジが可能です。

1. 業界初※15.8インチフルカラー・マルチタッチディスプレイを使用した、新たな3種類の パフォーマンスモード
業界初※1となる5.8インチの大型LCDマルチタッチパネルディスプレイを採用。エフェクト効果を目と耳で確認しながら、従来のDJミキサーではむずかしい直感的な操作を行える、3種類のパフォーマンスモードを実現しました。 より細かいミキシングが可能となる「FREQUENCY MIX」、ダイナミックなエフェクト効果が得られる7種類の「SIDECHAIN REMIX」、コンピュータを使用したDJプレイが可能な4種類の「MIDIモード」により、あらゆる操作シーンやDJプレイスタイルに対応します。

2. ビートに連動するさまざまな音の変化を周波数ごとに操れる、進化した「BEAT EFFECT」
DJMシリーズで好評を得ている「BEAT EFFECT」が進化して搭載。エフェクトを加える量を周波数帯域ごとに調整できる「EFFECT FREQUENCY」により、ボーカルだけにエコーをかける、ハイハットのリズムを倍にするなど、従来以上に自由度の高い演奏が可能になりました。
また、エフェクトの選択や拍の設定にはダイレクトボタンを採用し、今まで以上にダイナミックなエフェクトパフォーマンスを楽しむことができます。

3. ノブを回すだけで直感的にエフェクトをかけることができる「INST FX」
各チャンネルの「FILTER」ノブを回すという直感的なパフォーマンスで、6種類のエフェクト効果が得られます(NOISE、HPF、LPF、JET、ZIP、CRUSH)。また、「PARAMETER」により、エフェクト効果をより細かく調整することができます。

■マルチDJプレーヤーとリンク接続が可能な「PRO DJ LINK」機能搭載
「PRO DJ LINK」対応のパイオニア製DJプレーヤー(「CDJ-2000」「CDJ-900」)と、rekordboxがインストールされているコンピュータおよび本機をLANケーブルで接続することにより、「PRO DJ LINK」機能が使えます。

1. SDカード※2/USB デバイス共有
SDカード※2/USBストレージデバイスに保存されている音楽ファイルや管理データを、本機を経由して最大4台の「CDJ-2000」「CDJ-900」で共有し、再生することができます。

2. rekordbox LINK
rekordbox内の音楽ファイルや管理データを、本機を経由して「CDJ-2000」「CDJ-900」で呼び出し再生することができます。

3. LIVE SAMPLER
MICから入力した音声やMASTER※4から出力されている音を、本機に録音し「CDJ-2000」「CDJ-900」で再生することが可能です。MICからの言葉を録音しすぐにスクラッチするなど、新たなパフォーマンスが可能になります。

4. LINK MONITOR
rekordbox内の音楽ファイルをヘッドホンでモニターできます。プレーヤーで再生する前に確認できますので、選曲から再生までをよりスムーズに行うことができます。

5. STATUS INFORMATION
接続しているチャンネルの状態(オンエア※5状況やチャンネル番号など) を「CDJ-2000」「CDJ-900」に知らせます。現在オンエア※5中のプレーヤーのJOGリングの点灯色が変化し、DJプレイ中において、瞬時に現在の状態を把握できるため、安心して演奏することができます。

■USBオーディオインターフェイス内蔵
コンピュータ※6とUSB接続することにより、コンピュータ上で再生しているオーディオ信号を「DJM-2000」に入力することができる「USBオーディオインターフェイス」を内蔵しています。これにより、外付けのサウンドカードを使わなくてもコンピュータを使ったDJプレイが可能になります。
1台のコンピュータから最大4系統のオーディオ信号を各チャンネルに割当ててミキシングすることができます。また、マスターチャンネルの出力音声をコンピュータに出力することも選択可能です。ミキシングした音を録音するのに非常に便利です。※7

■理想のクラブサウンドを実現する高音質設計
本機では、完全ディスクリート構成によるバランス出力アンプを採用し帯域毎に音質を調整しています。細部の音の鳴り方にまでこだわった音づくりを行うことにより理想のクラブサウンドを追求しました。
アナログ処理においては高音質バランスドハイブリッドオペアンプ及び完全バランス出力回路を採用することによりノイズを低減、107dBのダイナミックレンジ 0.004%以下(1kHz)の低歪率を実現し、クリアでパワフルなサウンドを提供します。

■その他の特長
切り替え式の3バンドEQ/3バンドISOLATERを各チャンネルに搭載。EQ時は、+6dB~-26dB、ISOLATER時は+6dB~-∞dBのコントロールができます。
「デジタル入力端子」を各チャンネルに搭載。音質を劣化させることなくオーディオ信号の入力が可能です。
「PRO DJ LINK」接続※8、またはコントロールケーブルでの接続により、フェーダー操作に連動して当社DJ用CDプレーヤーがスタートする「フェーダー・スタート・プレイ」が可能
マイク入力時に自動的に曲の音量を下げる「トークオーバー機能」搭載。
各チャンネルに入力されているソースの入力レベルを瞬時に確認できる「ピークレベルメーター」を全チャンネルに装備。
各チャンネルの入力をフレキシブルにクロスフェーダーに割当てができる「クロスフェーダーアサイン機能」搭載。
クロスフェーダーとチャンネルフェーダーのカーブを変更できる「フェーダーカーブアジャスト機能」搭載。
クラブやスタジオでの設置に便利な19インチ・ラックマウント対応(EIA規格準拠)※9

※1 DJミキサーとして。2010年3月10日現在、パイオニア調べ。
※2 SDカードはCDJ-2000のみの対応となっております。
※3 rekordboxがインストールされているコンピュータとLANで接続する場合に限ります。
※4 ミキシングされた最終音
※5 CDJのジョグリング部が赤く表示。オンエア状況が表示できるのはCDJ-2000のみ。
※6 Windows/Macに対応。Windowsの場合、ASIO対応のソフトウェア使用時のみ3系統以上の割り当てが可能です。
※7 デバイスドライバーCD-ROMを同梱。これをコンピューターにインストールすることにより、USBオーディオインターフェース機能が使用可能になります。
※8 「CDJ-2000」「CDJ-900」のみの対応となっております。
※9 設置用の金具は付属しておりません。別途ご用意下さい。

http://pioneer.jp/cdj/

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