SWITCHES インタビュー

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 スウィッチズは、4歳でロックに目覚めた生粋のロックンロール・フリーク、マット・ビショップ(Vo, Gu)を中心に結成された、四人組ロック・バンド。ロンドンをベースに活動する彼らは、昨年4月にEP『Message From Yuz EP』でメジャー・デビュー。フランツ・フェルディナンドにも通じる、親しみやすいサウンドが噂を呼び、ハード・ファイやザ・レイクスらのサポート・アクトに抜擢された、2007年期待の注目株です。
 デビュー・アルバム『ハート・チューンド・トゥ・D.E.A.D.』も好評な彼らの、5月来日時のインタビューをお届けしましょう。なお、彼らは7/28のFUJI ROCKに出演します。


今、マーク・ボランのTシャツに、赤いパンツ、シルバーのストールという姿ですが、グラムロックから影響を受けていますか?
「僕が生まれたのは’80年代だけど、両親がレコードを持っていて、僕もそれを聴いていたから、グラム・ロックの精神は僕の中に根底としてあると思う」

ボウイは女装に近かったですけど、あそこまではやりたくない?
「うん(笑)。アレはやりすぎかな。それに’70年代当初の彼はストレートだったかすらも危ういよね。僕は男性にはまったく興味がないから、そこが大きな違いだろうね(笑)。でも、彼のあの勇気は素晴らしいよね。彼はその後好みが変わって、男性らしくなったよね」

ボウイとティーレックスでは、どっちが好き?
「ボウイはロックの歴史に残る、もっとも優れた才能の持ち主の一人だと思うから、やっぱりボウイかな。彼はソングライターとしてもファッションの面でも素晴らしいよね。マーク・ボランももちろん素晴らしいし、グラム・ロックの歴史では重要人物だけど、そのジャンルだけで長けていた人だからね。ボウイはすべての面において素晴らしいと思うよ」

その影響を受けつつも、自分たちらしさのポイントはどこにあると思いますか?
「わからない。僕にとってスウィッチズらしさが何なのか言葉にできないから答えることができないんだけど、あえて言えば、色々なタイプの曲がありながらも、統一されたヴォーカル・ハーモニーやギター・サウンドが詰まったアルバムを生み出せたことかな」

アルバム『ハート・チューンド・トゥ・D.E.A.D.』の歌詞には、恋愛テーマが多いそうですね。
「たしかに恋愛ものが多いね。収録曲の歌詞は大体二、三年前に書いたものなんだけど、僕自身が一つの関係からまた新しい関係に移った時期だったから、そういう歌詞が多いのかもね。でも、僕の実体験を書いた曲は少ないんだ。僕は自分自身のことを書くのが苦手だからね。例えば10曲目の「Loving’ It」は、年上の女性との関係について書いた曲なんだけど、そんな経験なんかしたことないよ(笑)」

そういった恋愛の歌詞を書くことで、男性か女性のどちらかに対して、メッセージを送る意図はあるのでしょうか?
「メッセージがあるとすれば、8曲目の「Every Second Counts」にあるかな。要するに一秒一秒が大切だというタイトルなんだけど、このメッセージをリスナーの恋人たちに送っているよ。というのも、今僕が付き合っている彼女はカナダ人で、超遠距離恋愛だったんだ。会うたびに飛行機に飛び乗らなければいけなかったから、二ヶ月に一度くらいしか会えなかった。今はロンドンに一緒に住んでいるから、それはないんだけど、当時は一緒にいられる時間を一分でも一秒でも大切にしていたよ」

ロマンチストですね
「そうだね、最近の若者にはロマンチックな人間が少なくなってきたけど、僕はロマンチストかもね(笑)」

ところで、保育園のころからロックを聴いていたそうですが、あなたにとってロックとはどういうものですか?
「たしかに保育園のころから、こういうシリアスな音楽を聴く子は珍しいよね。子供の頃、友達に音楽の話をしたって誰もわかってくれなかったよ。ロックンロールは、人の感情を揺さぶれて体も揺さぶれるもので、僕の中でのロックは、常にクールを象徴するものなんだ」

なるほど。スウィッチズも常にロックでいてくたさいね。
「もちろん! ソフト・ロックじゃなくてロックをやり続けていくよ。もう少し年をとったらソフトロックをやるかもしれないけど(笑)」

もっと彼らのインタビューを読みたい方は、ぜひLOUD151号をチェックしてみてください!

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