VARIOUS ARTISTS『Playboy: The Mansion』

“プレイボーイ”誌創刊者のヒュー・ヘフナーになりきって、邸宅でプレイメイトたちとイチャつく、という成人指定間違いなしのシミュレーション・ゲーム(日本発売は未定だそうです……)のサウンド・トラックとしてリリースされる、フィリックス・ダ・ハウスキャットのミックスCD。前作『Bugged Out』が自身のルーツをひも解くような選曲だったのに対して、今作はアーマンド・ヴァン・ヘルデン「Fly Away Love」から始まり、自身の「Do Me What I Do」でシメるという、よりふだんのプレイに近い感じ。シカゴ・ハウスの大御所DJ スニークから、マシュー・ディケイ、スティーヴ・ポーターらの最新プログレッシヴ・ハウスまでを網羅しています。

VARIOUS ARTISTS
Playboy: The Mansion
(JPN) VICTOR / VICP-62964

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VARIOUS ARTISTS『Fabric 20 John Digweed』

ロンドンのスーパークラブ、FABRICが手掛けるDJミックスCDシリーズ第20弾には、待望のジョン・ディグウィードが登場です! GUや自身のレーベルBedrockから、これ迄数多くのミックスCDをリリースし、一般的には“プログレッシヴ・ハウスDJ”というイメージが浸透しているジョン。本人いわく“FABRICでは実験的なDJプレイを試みている”とのことで、今回はひと味もふた味も違ったテイストを聴かせてくれます。前半はデトロイト・テクノ顔負けのディープ・テック・ハウス、中盤はブレイクス&アシッド・ハウス、そして終盤はビキビキのテック・ハウス&テクノで、最後の1曲だけが従来的な意味でのプログレッシヴ。DJというより、むしろ選曲家としてのセンス / 実力がうかがえる、ファンならずとも納得の好内容です。
★★★★★★★★★☆

VARIOUS ARTISTS
Fabric 20 John Digweed
(UK) FABRIC / FABRIC39J

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VARIOUS ARTISTS『Cyber TRANCE 3rd Chapter』

おなじみベスト・セラー・トランス・コンピ、新シリーズ第三弾です。ポテトヘッズやDJ マニアンの別名義、ブルドーザーといったドイツのポップ・トランス勢やトランス・クラシックとして知られる「Silence」、「Blood Is Pumpin’」の最新リミックスが収録されているのは王道ですね。注目はワープ・ブラザーズによるニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」のカヴァーや昨年のNo.1フロア・ヒット、Remo-con「G-Sigh」といったギター・トランスでしょうか。さらに、サイケ界からはサイバー・ファンにも人気が高いアストリックスの代表曲「Coolio (Infected Mushroom Remix)」、「On Fire」が登場です。これにはちょっと驚きました。とりあえずこれだけで最新のトランス・ヒットは網羅できること請け合いの1枚。
★★★★★★★★☆☆

VARIOUS ARTISTS
Cyber TRANCE 3rd Chapter
(JPN) AVEX / AVCD-17573

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1200 MICROGRAMS『The Time Machine』

サイケ・シーンでダントツの人気を誇る最強ユニット、1200マイクログラムスのサード・アルバムが遂に登場! 今回は“タイム・マシーン”をテーマに制作されています。詳しくは今月から本格再開したラジャ様連載を読んでみてくださいね。ところで、彼らは「Mescalin」、「Acid For Nothing」 とアルバムごとに強力ギター(風シンセ?)・トラックで話題になっていますが、今回も「Stone Henge」、「Rock Into The Future」というギターもの2曲を収録。特に「Rock Into The Future」は、この先1年間はパーティーでかかりまくるであろう、破壊力抜群のキラー・トラックです。ちなみに、ここでフィーチャーされているギタリストのChamiは、マーク・パンサーのユニット、245のメンバーですよ。
★★★★★★★★★★

1200 MICROGRAMS
The Time Machine
(UK) TIP.WORLD / TIPWCD38

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TEDDY ROK SEVEN『Universal Four』

昨年デビュー・アルバムが大きな話題となったニュー・ジャズ・バンド、ファイヴ・コーナーズ・クインテット(FCQ)のドラマ-、テッポ・マキネンによるプロジェクト。メンバーには、先にソロ・デビューを果たした、同じくFCQのトランペッタ-、ユッカ・エスコラも名を連ねています。ジャズ、ソウル、アフロがクロスオーバーしたサウンドは、FCQよりクラブ・フレンドリーな印象。ジャイルス・ピーターソンやジャザノヴァも絶賛しており、本国フィンランドではジャズ・アワードも受賞しています。ボーナス・トラックとして、ウエスト・ロンドンの奇才、ドムによるブロークン・ビーツ・リミックスも収録。
JAZZY ★★★★★★★★☆☆ (SN)

TEDDY ROK SEVEN
Universal Four
(JPN) COLUMBIA / COCB-53508

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GLENN UNDERGROUND『Black Resurrection』

今やシカゴを代表するハウス・プロデューサーとしてその地位を確立したグレン・アンダーグラウンド。2000年にGUIDANCEレーベルからリリースされ、大絶賛を浴びた『Lounge Excursion』から4年、待望のニュー・アルバムがLIFE LINEレーベルより登場!!! “ブラックの復刻”と名付けられた本作は、ブラック・ミュージックとシカゴ・ハウスの見事な融合とでもいうべき作品。ハウスはもちろん、ジャズ、ソウル・ミュージックをこよなく愛する彼ならではのグルーヴィーでソウルフルなトラック満載です。昨年からNYのDJ達にヘヴィー・プレイされていた話題の「Mental Black Resurrection」を始め、ヒット・シングル多数収録。
★★★★★★★★☆☆

GLENN UNDERGROUND
Black Resurrection
(JPN) LIFE LINE / SHELTER / LLCD-1011

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DIRTY VEGAS『One』

UK出身の3ピース・バンド、ダーティー・ヴェガス。最近盛り上がりを見せている「ダンスmeetsロック」の先駆的な存在です。シングル「Days Go By」のブレイクがきっかけで、’02年にリリースした1stアルバム『Dirty Vegas』はいきなり大ヒットを記録しましたが、これはそれに続く2ndアルバム。オーケストラ・サウンドを使用したことで全体的にシックな印象が出て、ロック色も強くなったように聴こえるけれど、彼ら特有のハイブリッドなサウンドは健在です。シングル・カットされた「Walk Into The Sun」(King Unique Remix)はすでにピート・トンの強力プッシュでクラブ・ヒット中。彼らのダンス名義Hydrogen Rockersでの活躍にも期待したいところですね。

DIRTY VEGAS
One
(JPN) TOSHIBA EMI / TOCP-66332

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VARIOUS ARTISTS『DJ-Kicks Mixed By Daddy G』

マッシヴ・アタックのダディーGがマイクをターンテーブルに変え、BPMやジャンルに捕らわれることなく物語を紡いだMIX CD。そこではレゲエを基本に新旧のレコードを熱狂させている。スタジオ・ワンの名曲をMELAAZがカヴァーした「ノン・ノン・ノン」からトリッキー「アフターマス」へ。ダンスホールの古典をフォクシー・ブラウンがカヴァーした「オー・イヤー」からレフトフィールド「チェック・ワン」へ。更にはアレサ・フランクリン「ロック・ステディー」からマッシヴのあの名曲へ。クラブ文化における自由な交わりとはこういうことを言うんだ。それがブリストルのソウルでもある。尚、ファンにはDJミロのMIX CD『ザ・ワイルド・バンチ』も必聴。
★★★★★★★★★★(MK) 

VARIOUS ARTISTS
DJ-Kicks Mixed By Daddy G
(GER) !K7 / !K7 170CDJ

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VARIOUS ARTISTS『Raja Ram’s Stash Bag 3-Smokers,Jokers and Midnight Tokers』

サイケ界の神様、ラジャ・ラムが手掛ける人気コンピレーション・シリーズ、『Raja Ram’s Stash Bag』の最新作が登場。彼が関わる1200マイクログラムスの新曲「High Paradise」以外にも、GMS「Tudo Mundo」、「Goa」といった、まだごく一部の人しか手にしていない未発表音源を網羅した内容となっています。特に「Goa」は今年の野外パーティーでトップDJ達がこぞってプレイしていた話題のキラー・トラック。ゴア・トランスの頂点を極めたハルシノジェンばりの、個性的なアシッド音が強烈です。この他、同レーベル初の日本人アーティストとなった、DJ TOMOのプロジェクト、NIBIRUによるブラックサバスのカヴァー曲「Paranoid」にも注目!
★★★★★★★★★★ (RT)

VARIOUS ARTISTS
Raja Ram’s Stash Bag 3-Smokers,Jokers and Midnight Tokers
(UK) TIP WORLD / TIPWCD37

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SPACE CAT『Mechanical Dream』

 シーン屈指のメロディー・メーカー、アヴィ・アルグラナティことスペース・キャットの4thアルバムが登場。程良い早さのトラックにグルーヴィーなアシッド・サウンド、空間的でメロディアスな上音と、彼のオリジナリティーを堪能できる内容となっています。注目は、インフェクテッド・マッシュルームとのキャット・オン・マッシュルーム名義による「2004」。’90年代のニュー・エナジーを彷佛とさせる、バキバキのアシッド音が強烈です。また、個人的には「Daybreaks」がオススメ。“これぞスペース・キャット”というような、みずみずしいシンセ・サウンドから発せられる、ポジティヴな雰囲気のメロディーが最高です。是非とも、野外で朝方に聴きたい一曲!
★★★★★★★★★(Ryo)

SPACE CAT
Mechanical Dream
(JPN) VISION QUEST RECORDS / VP-25

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