2010年に彗星のごとくシーンに登場し、デビュー・シングル「Pass Out」が全英チャート1位、セカンド・シングル「Frisky」が全英2位、サード・シングル「Written In The Stars」が全英1位を記録。そしてデビュー・アルバム『Disc-Overy』も全英チャート1位となり(200万枚のセールスを記録)、一大センセーションを巻き起こしたサウス・ロンドン出身のラッパー、Tinie Tempah(タイニー・テンパー)。その人気はアメリカにも波及し、「Written In The Stars」は全米チャート12位、UK出身のラッパー初となるミリオンセールスを記録した人気アーティストです。クラブ・ミュージック・ファンには、Swedish House Mafiaとの「Miami 2 Ibiza」でも知られる存在でしょう。
そんなTinie Tempahが、セカンド・アルバム『Demonstration』(デモンストレーション)をリリースしました。イギリスらしさを残しながらもインターナショナルな要素を大胆に盛り込み、今までにない音楽的冒険に挑んだという本作。その内容は、ディプロ、トム・ローランズ(ザ・ケミカル・ブラザーズ)、ディジー・ラスカル、エミリー・サンデー、ビッグ・ショーン、2チェインズ、ローラ・マーヴラ、ジョン・マーティン、ラブリンスなど、多岐に渡るコラボレーションを実現し、独自のスタイルにさらなる磨きをかけた意欲作となっています。
ここでは、本作『Demonstration』の内容について語った、Tinie Tempahのインタビューをご紹介しましょう。