衝撃的なサン・ラーの脱力カバー・シングル「Interplanetary Music」から3年、ついにミッキー・ムーンライト(Mickey Moonlight)が初アルバム『アンド・ザ・タイム・アクシス・マニピュレーション・コーポレーション』(12/4リリース)を完成させました。
ミッキー・ムーンライトは、DJ、プロデューサーのマイク・シルバーによる、目下のところの最新プロジェクトです。マイクはかつて、自身のレーベル、Flesh Recordsを通じて、ゾンガミンのインターナショナル・デビューをセットアップした人物で、’90年代にはソノヴァックやソフト・ヴァージといったプロジェクトで、トレヴァー・ジャクソンが運営していたOutputにも作品を残しています。
2000年代に入ると、ミッドナイト・マイクという名義で活動。’07年にニューウェイヴやロカビリーの名曲をカバーした企画アルバム『Midnight Karaoke』を発表しています。’08年には、新たにミッキー・ムーンライトとしてEd Bangerとサインし、「Interplanetary Music」をシングル・カット、これがジャンルを越えてクロスオーバー・ヒットし、注目を集めました。
しかしその後は、いくつかのリミックス仕事を除いて、その名前を表舞台で目にすることはなく、’10年の春に2枚目のシングル(EP)作品となる『Love Pattern』をリリースするまで、しばらくのあいだ沈黙を続けます。そしてこの冬、ようやくアルバム本作のリリースへとたどり着いたのです。
ここでは、10年以上もの長きに渡ってコンスタントに、マイペースに活動を続けるマイクに、『アンド・ザ・タイム・アクシス・マニピュレーション・コーポレーション』について話を聞きました。なお、iLOUDでは、本作のリリースに合わせて制作された、プロモ・オンリーのミッキー・ムーンライト・リミックス・ワークス集『Some remixes by Mickey Moonlight』(CD)を、4名様にプレゼントいたします! 詳しくはページの最後をご覧ください。