‘95年にメジャー・デビュー、’01年~’08年にかけてはLyricoという名義で、日本のR&Bシーンで活躍してきた、露崎春女。マライア・キャリーやホイットニー・ヒューストンを彷彿とさせる、その表現力豊かな歌声から、ボーカリストとしてのイメージが強い彼女ですが、実は作詞作曲からプロデュースまでこなす才人です。
そんな彼女が、通算10作目となるオリジナル・アルバム『Now Playing』をリリースしました。BACH-LOGIC、Nao’ymt、松原憲といったJ-POPシーンのヒット・メイカーから、miu-clips、ROOT SOUL、RUDEJACKといった新鋭陣、はてはクラブ・ミュージック・ファンにはおなじみのMark de Clive-Loweまでが参加したこの新作、一曲一曲が異なる表情を見せる、カラフルな内容となっています。先行配信されたデジタルEP『Sacrifice』が、iTunes R&B / ソウルチャートで1位を記録したのも話題でしょう。
2008年の『13 years』で、今までの集大成をした彼女。新たなる第一歩は、どんな踏み出し方をしたのでしょうか? 対面インタビューで探ってみました。
HONDALADY 『ギミアブレイク』 インタビュー
デジタルブルーカラーの代弁者と自らを語る、テクノ・ロック・ユニット、HONDALADYが、1年1か月ぶり、通算9枚目のニューアルバム『ギミアブレイク』を本日4月20日、リリースしました。’70年代フォークと’90年代テクノの要素を合わせ持つ彼らが、新作についてどう語っているのか、ここでご紹介しましょう。
CLIFF EDGE「LOVE LOVE FEVER」
CLIFF EDGEが、「LOVE LOVE FEVER」のビデオを公開しました。「LOVE LOVE FEVER」は、CLIFF EDGEが4/13にリリースしたコンセプト・アルバム『Best of LOVE』に収録されている新曲です。振りつきということで、ライブで人気となりそうですね。
Gruff Rhys、Fran Healy来日公演中止
4月26 日&27 日に予定しておりましたGRUFF RHYS JAPAN TOUR 2011 来日公演は、東北地方太平洋沖地震と原発事故の影響により、公演を中止となりました。また、振替公演を調整していたFran Healy来日公演も中止となりました。
お問い合わせ:SMASH 03-3444-6751
http://smash-jpn.com
ブライアン・イーノが、新作『Drums Between the Bells』を6月にリリース
ブライアン・イーノが、ニューアルバム『Drums Between the Bells』を6月22日にリリースすることとなりました。
ブライアン・イーノは、90年代後期にイーノが『マップ・メイキング・プロジェクト』(*)に関わっていた時期に、初めて詩人リック・ホランドの作品と巡り会っています。2003年、彼らは初めて音楽作品を共作し(本アルバムには収録されていない)、初期のセッションからこれまで断続的に新曲の制作作業を行ってきました。2011年始め頃、ブライアン・イーノにとって、Warp Recordsからのデビュー・アルバムとなった『Small Craft on a Milk Sea』に続く作品を、二人は完成させました。そこで誕生した作品こそが、本作『Drums Between the Bells』 なのです。
*英国王立大学、ギルドホール音楽演劇学校、英国王立音楽院、英国王立音楽大学、英国ナショナル・ユース・オーケストラ、英国ロイヤル・バレエ団の生徒らによるコラボレーション・シリーズ企画
Prefuse 73『The Only She Chapters』インタビュー
10年以上のキャリアの中で、7枚のアルバムをリリースし、長きに渡ってヒップホップ、アヴァンギャルド・ロックの最先端に立ち、また共同プロデューサーとして数多くのアーティストとコラボレーションを重ねてきたギレルモ・スコット・ヘレン。彼が、Prefuse 73名義の最新作『The Only She Chapters』をリリースしました。その内容は、自らが“このレコードは、自分にとっても異質な作品なんだ。すべてのプロセスに女性ボーカルが関わり、いつもとは大きく異なる方法でレコーディングされている。それは、これまでつくってきたサウンドから新しい世界への出発とも言えるけど、リスナーを遠ざけたり、困惑させるのを目的としたものではないんだ”と語る、興味深いものとなっています。
ここでは、そんな『The Only She Chapters』の内容とその背景について語った、ギレルモ・スコット・ヘレンのインタビューをご紹介しましょう。
TOWA TEI、4/21 にSWEET ROBOT AGAINST THE MACHINE名義で新作をリリース
明日4/20に、約2年ぶりとなる6枚目のアルバム『SUNNY』(5/11リリース)からの先行シングル「THE BURNING PLAIN / テイ・トウワ with 高橋幸宏&水原希子」を配信リリースし、さらに今週末の4/23(土)に、fai AOYAMAでリリース・パーティーを開催するテイ・トウワ。
彼が、明後日の4/21 に、SWEET ROBOT AGAINST THE MACHINE名義での新作『ALIGINMENT EP』もリリースすると発表しました。「14分間のスナックミュージックをお楽しみください」とコメントしているその内容は、’90年代に完成しておきながらお蔵入りしていた「ALIGINMENT」の3ヴァージョンと、2011年に書き下ろされた小品「EXPO2012」、短いジングル曲「Control Automata”」の全5曲を収録したもの。ミックス&マスタリングは、砂原良徳が担当しています。
なお、『ALIGINMENT EP』と「THE BURNING PLAIN / テイ・トウワ with 高橋幸宏&水原希子」は、昨年末にテイ・トウワが設立した電子セレクトショップ MACH(「THE BURNING PLAIN」は、各モバイルサイトでも配信)から配信されることになっています。
詳しくは オフィシャルサイト http://www.towatei.com/ をご覧ください。
GORILLAZ『THE FALL』特集
昨年、待望のサード・アルバム『プラスティック・ビーチ』をリリースした、世界で最も有名なヴァーチャル・バンド、GORILLAZ。彼らが、約1年という短いインターバルで、早くも最新アルバム『ザ・フォール』を、4/20に公式リリースします。本作は、GORILLAZが昨年10月3日から約1ヶ月をかけてまわった”エスケープ・トゥ・プラスティック・ビーチ・ワールド・ツアー”北米公演時に制作された楽曲をまとめたもので、もともとは、GORILLAZのファンクラブ会員へのプレゼントとして、昨年クリスマスに公式サイト(http://gorillaz.com/)で配信されたもの。その内容は、北米ツアーの旅日記として、デーモン・アルバーンがiPadと様々な楽器を用いて制作していったサウンドの数々を楽しめる、興味深いものとなっています。
ここでは、そんなGORILLAZ最新作『ザ・フォール』の内容を、詳しくご紹介しましょう。なお、本作の日本盤には、特典として、ジェイミー・ヒューレットが全米ツアーにインスパイアされて制作した、“The Star-Strangled Banner”(スターがこんがらがった旗、の意/ちなみに、星条旗は、“The Star-Spangled Banner”という)と題された、描きおろし新作ポスター(縦69cm×横48cm/作品イメージは、本誌の表紙をご参考にどうぞ)などが封入されています。
森田昌典&Hideo Kobayashi レギュラー・パーティー<SEASONS>開催(2011年4/29)/2組4名様をご招待
Masanori Morita(Studio Apartment)とHideo Kobayashiの二人がタッグを組む、都内唯一のレギュラー・パーティー、<Apt. International presents SEASONS>が、4月29日(金)に、麻布十番WAREHOUSE702にて開催されます。<SEASONS>は、季節ごとにワールド・スタンダードな旬のトラックをいち早く伝えるパーティーとして、’09年8月に第1回目を開催。現在は、ワールド・スタンダードなハウスの今を、よりダイレクトに、よりタイムリーに伝えるべく、偶数月のレギュラー・パーティーとして開催中です。今回は、今週4月20日にリリースされるHideo Kobayashi ニュー・アルバム『patissier』のリリース・パーティーとなっているので、さらに注目ですね。
そんな<Apt. International presents SEASONS – HIDEO KOBAYASHI “patissier” Release Party>のチケットを、2組4名様にプレゼントいたします。
開催概要、『patissier』詳細、プレゼントの応募方法は、続きをご覧ください。
X-traが一夜限りの復活
“日本人DJをメインとする、誰でも気軽に楽しめるアッパーなパーティー”をキャッチフレーズに、’95年~’00年にかけて、新宿リキッドルームで開催されていた、UKスタイルのクラブ・パーティー、X-tra。Yo-C+TomoをレジデントDJに、1000人近いクラウドを毎回盛り上げ、大阪、金沢でもレギュラー開催されるようになった、歴史に残るパーティーです。初めて行ったパーティーがX-traだったという人や、最も印象に残っているパーティーのひとつがX-traだったという人も少なくないのでは。今は亡きTony De Vitが、X-traでプレイしたセットは、UKのGlobal Undergroundによって収録され、CDリリースもされています。
そんなX-traが、5月21日、10年の時を経て、一夜限りの復活をします。ラインナップは、レジデントDJの二人に、ゲストDJとして最多出演だったShinkawa、VJのVisible Tuneを加えた、当時を再現するもの。当日は、ハウス、UKハードハウスからテクノ、トランスまでを横断するX-traスタイルで、’90年代クラシックの数々を楽しむことができるでしょう。当時を懐かしむ人はもちろんのこと、最近のクラブにはない独特のヴァイブスに触れてみたいという現役クラバーにとっても、またとない機会の到来です。
なお、このパーティーは、本年8/1に予定されている、LOUDの200号発刊を記念するものともなっています。