美メロ・ハウスの代表格、Rasmus Faberが、「Hidden Thoughts」のPVを公開しました。「Hidden Thoughts」は、Rasmus Faberが3/24にリリースしたベスト・シングル・コレクション・シリーズ第3弾『So Far 3』収録曲で、新人女性シンガー・ソング・ライターFridaをフィーチャーしています。なお、この曲を中心とするアナログ盤『So Far 3 – EP –』は、6/11のリリースが予定されていますので、DJの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
Jeff Millsがメイン・アクトを務めるSOLAR FREQUENCY-Episode One-、全出演ラインナップを発表(2010年5月)
2010年1月1日に、3年間に渡る宇宙旅行から帰還したJeff Mills。そして、<渚音楽祭>、<Body&SOUL>、<奄美皆既日食音楽祭>といった数々のビッグ・パーティーやフェスを主催してきたbrand new made。彼らが、2012年5月21日に東京で観測される金環日食に向けて、3年がかりのカウントダウン・フェスを始動させることになりました。その第一回目となる<SOLAR FREQUENCY-Episode One->が、5月30日の昼〜夜にかけて、お台場・青海シーサイドコートにて開催されます。
<SOLAR FREQUENCY-Episode One->のメイン・ステージとなる、“GALAXY STAGE”には、宇宙旅行の記録を音に結実させたアルバム『Sleeper Wakes』と、ミックスCD『The Occurrence』を発表したJeff Millsを中心に、石野卓球、Ken IshiiI、O.N.O.、DJ Nobu、Loud Oneという国内のクラブ・シーンをリードするDJ陣が出演。金環日食という天体ショーを祝す本フェスにふさわしいラインナップとなっています。動画は、Jeff Millsからの、日食についてのビデオ・メッセージです。そのほかにも、WOMBのレジデントDJ陣が集結する“WOMB SATELLITE STAGE”と、チルアウト・スペース“YOUNAGI AREA”を展開。都心にいながら、神秘的な宇宙の魅力を体感できるフェスとなっています。その他、イベントの詳細は続きからチェックしてみてください。
Beck/Record Club「Loved One」
Record Club: INXS “Loved One” from Beck Hansen on Vimeo.
Beckが中心となって、あるアルバムをすべてカバーしてしまおうというRecord Club企画の第4弾から、「Loved One」が公開されました。今回の企画題材に選ばれているのは、INXSの『Kick』(1987)。「Loved One」では、Beck本人が歌にギターに大活躍です。
The Big Pink「Tonight」
ロンドンを拠点に活動するエレクトリック・ロック・バンド、The Big Pinkが、「Tonight」のPVを公開しました。「Tonight」は、The Big Pinkが2009年にリリースしたデビュー・アルバム『A Brief History Of Love』から,
3枚目のシングルカットです。シングルのカップリングは、なんとビヨンセの「Sweet Dreams」カバーとのこと。そっちのほうも聴いてみたいですね。
FUJI ROCK FESTIVAL’10、出演アーティスト第6弾を発表
FUJI ROCK FESTIVAL’10が、出演アーティスト第6弾を発表しました。今回追加されたラインナップは以下の5組です。
■ 7/30(金)
BROKEN BELLS / THE ENTRANCE BAND / GREEN VELVET
■ 7/31(土)
EMELINE MICHEL
■ 8/1(日)
Y.Sunahara
現在発売中のLOUD185号でもピックアップしている、GNARLS BARKLEYの活動で知られるDanger Mouseと、The ShinsのフロントマンJames Mercerが手を組んだBROKEN BELLSの出演が決まりました。LA発のブルージーなサイケデリック・ロック・トリオTHE ENTRANCE BAND、CAJMERE名義でも知られる、シカゴ・ハウス〜テクノの鬼才プロデューサーGREEN VELVET、ハイチ出身のディーヴァEMELINE MICHEL、いしわたり淳治とやくしまるえつことの共作シングル、「神様のいうとおり」のリリースを控えるY.Sunaharaら、注目のラインナップが追加されました。
これまでに決定している出演日別ラインナップは以下の通りです。
オールナイトフジ・プレパーティー、開催決定(2010年6月)
毎年、フジロックの金曜夜に開催されている、BRYAN BURTON-LEWISプロデュースによる<ALL NIGHT FUJI>。そのプレ・パーティーが、7月のフジロック本番に先駆け、6月26日に新木場ageHaにて開催されることになりました。ライブ・アクトには、フジロックでもおなじみのRYUKYUDISKO、DE DE MOUSE、ASANO TADANOBU、The SAMOSといった国内の精鋭アクトに加え、最新アルバム『riding the fire』を国内でもリリースするドイツのエレクトロ・ロック・バンド、Pitchtunerも出演。DJには、DEXPISTOLS、DJ KYOKO、BRYAN BURTON-LEWISが出演します。さらに、フジロックの名物エリア、パレス・オブ・ワンダーから、<BAR VEGAS IN ageHa>も出店する予定となっています。前売りチケットは5月29日より各プレイガイドにて発売開始。そのほか、イベントの詳細は続きからチェックしてみてください。
Caribou、来日決定(2010年7月)
Caribouが来日、2010年7月6日に東京・代官山UNITにてライブを開催することになりました。Four Tetとともにフォークトロニカの礎を築いたオリジネイター、Caribouことダン・スナイス。アルバム・リリースごとサウンド・フォームを変幻自在に進化させ、ファンの度肝を抜き続ける鬼才プロデューサーが、6月2日にニュー・アルバム『Swim』をリリースします。今回の来日は、この『Swim』を引っ提げ、バンド・セットでライブを披露。エレクトロニカの枠を超越し、いっそうダンサブルに変化した新作のサウンドを、いち早く体感できるこの機会をお見逃しなく。イベントの詳細は、続きからチェックしてみてください。
SUMMER SONIC 2010 第8弾出演アーティスト発表
SUMMER SONIC 2010が第8弾出演アーティストを発表。矢沢永吉の出演が決定しました。今年は、JAY-Z、STEVIE WONDERという、新旧ブラック/ポップ・ミュージックのレジェンドがヘッドライナーを飾ることが決まっていますが、日本からも、ヘッドライナー級の大御所が出演することになりました。これまでにも国内のビッグネームをブッキングし、来場者を驚かせてきたサマソニですが、矢沢永吉の出演も大きな話題となりそうです。
SUMMER SONIC 2010全体の詳細はコチラをご覧ください。
坂本美雨 インタビュー
これまでに4作のフル・アルバムを発表し、ROVOの勝井祐二、益子樹や、半野喜弘、ミト(クラムボン)、藤戸じゅにあ(ザ・ジェッジジョンソン)など、気鋭ミュージシャンとのコラボレーションを通じ、独自の世界観を追求してきた個性派シンガー、坂本美雨。彼女が、約1年半ぶりにニュー・アルバム、『PHANTOM girl』をリリーすします。
NYを拠点に活動する中国人クリエイター、デイブ・リアンのソロ・プロジェクト、ザ・シャンハイ・レストレーション・プロジェクトをプロデューサーに迎え、オリエンタルかつ繊細なポップ・エレクトロニカで、新境地を開拓した本作。そこで描き出した、現代を生きる女性に目を向けた幻想的なストーリーを掘り下げるべく、坂本美雨さんにお話をおうかがいしました!
HALFBY インタビュー
京都を拠点にDJとして活動するほか、レコード・ショップのバイヤーという顔も持つ、高橋孝博によるソロ・プロジェクト、HALFBY。ブレイクビーツやハウス、インディー・ポップなど様々な要素を融合し、遊び心満点のトラックへ紡ぎ上げるサンプリング・マエストロとして知られるほか、ピチカート・ファイブ、DE DE MOUSE、DOPING PANDA、平井堅、ザ・ゴー!チームなどの楽曲リミックスや、CMへの楽曲提供も手がけているマルチ・クリエイターだ。
そんな彼がこ のたび、約3年ぶりとなるオリジナル・アルバム、『The Island Of Curiosity』を完成させた。HALFBYの持ち味である、ファンキーなビート使いはそのままに、ラテン、ソカ、アフロ・ビートなどを彷彿とさせる、トロピカルなサウンドが詰まった本作。アルバムに描いたイメージを、彼はこう話す。
「アルバム・タイトルが“好奇心の島”というのもあって、HALFBYのパブリック・イメージに、“トロピカル”という付加価値をつけることで、夏や海を連想できるような方向性にしたかったんです。僕自身のDJが、バレアリックなものやトライバルなものに移行してきたというのも、大きな理由ですね」
ブリーピーなシンセから、アコースティック・ギターやスティール・パン、パーカッションまで、様々な音素材を用いた、ポップでカラフルなパーティー・チューン満載の、このアルバム。プロダクション面では、どんな部分にこだわったのだろうか?
「前作までは、ヒップホップ〜ブレイクビーツを基本に、“マナーや手法を維持しつつ、いかにポップスへとビルド・アップさせるか”というコンセプトがあったんですが、今作ではBPMを120~130へ変え、よりフロア向けのダンス・ミュージックに仕上げました。“トロピカル”という共通点を持たせつつ、いわゆるインディー・ポップのB級感や、ビッグ・ビート以降のフィジェット・ハウス、ボルティモア(・ブレイクス)などの要素も盛り込み、着地させた感じですね」
アイルランドのインディー・シーンをにぎわすポップ・ユニット、スキバニーや、ロンドンのマルチ・インストゥルメンタリスト、ブロードキャスト2000、インディー・ロックの新星、イズ・トロピカルといったゲスト・ミュージシャンによる、個性的な歌声も楽しめる『The Island Of Curiosity』。本作を聴けば、最高にハッピーなヴァイブスを体感できること間違いなしだ。