10年以上のキャリアの中で、7枚のアルバムをリリースし、長きに渡ってヒップホップ、アヴァンギャルド・ロックの最先端に立ち、また共同プロデューサーとして数多くのアーティストとコラボレーションを重ねてきたギレルモ・スコット・ヘレン。彼が、Prefuse 73名義の最新作『The Only She Chapters』をリリースしました。その内容は、自らが“このレコードは、自分にとっても異質な作品なんだ。すべてのプロセスに女性ボーカルが関わり、いつもとは大きく異なる方法でレコーディングされている。それは、これまでつくってきたサウンドから新しい世界への出発とも言えるけど、リスナーを遠ざけたり、困惑させるのを目的としたものではないんだ”と語る、興味深いものとなっています。
ここでは、そんな『The Only She Chapters』の内容とその背景について語った、ギレルモ・スコット・ヘレンのインタビューをご紹介しましょう。