PREFUSE 73『Preparations』

PREFUSE 73名義としては約2年半振りとなるオリジナル・アルバム。Disc 1はエディットやカットアップなど、PREFUSE 73の世界を表現。Disc 2はDisc 1から抜粋した楽曲をスコア化し、ノンビートのオーケストラ・バージョンとして収録。
LOUD153号記事:インタビュー

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MAKOTO『Believe In My Soul』

’99年にドラムンベース界の鬼才、LTJブケムが主宰するGOOD LOOKINGとアーティスト契約を交わしたことで、一躍世界に名を広めた、日本最高峰のドラムンベースDJ / クリエイター、MAKOTO。今では世界基準で活躍する、トップ・アーティストの一人に成長しています。 ここに御紹介する『Believe In My Soul』は、そんな彼の4年ぶりとなる新作。ニーナ・シモンのジャズ・ヴォーカルを大胆にサンプリングした「Spangle」で幕を開ける今作には、ジャズ、ソウルのテイストをハッピーに取り入れた、アップヴァイヴな傑作が揃っています。DJマーキー、XRSのリミックスも収録された注目盤。もちろんリリースはGOOD LOOKINGから! DRAM’N’BASS ★★★★★★★☆☆☆  SN

MAKOTO
Believe In My Soul
(JPN) LEXINGTON / GOOD LOOKING / GLRMA006

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SUPERMAYER『Save The World』

 ドイツの名門レーベル、KOMPAKTの看板アーティストであるミヒャエル・マイヤーとスーパーピッチャーがユニットを組み、なんとスーパーマイヤーという正義のヒーローに?! ジャケットのイラストでお分かりの通り、スーパーマンに扮した二人が世界を救う、というコンセプトのもと、ニューウェーヴ、エレクトロ、ダウンテンポ、ダークなテクノなど、多彩なサウンドで、アルバム・ストーリーを展開しています。トランペットやサックス、アコギなどを用い、これまでの彼らにあった、四つ打ちのダンス・トラック・メイカーというイメージを覆すような、新しいサウンドを展開しているのも聴きどころですね。ベテラン・コンビならではの、アイディアと遊び心に満ちた一枚です。
★★★★★★★☆☆☆

SUPERMAYER
Save The World
(JPN) CISCO / KOMPAKT / KOMCDJ-061

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AMY WINEHOUSE『Back To Black』

 ’03年末にアルバム『Frank』でデビューを果たすや、そのハスキーな歌声(と型破りな生き様)で一躍脚光を集める存在となったシンガー、エイミー・ワインハウス。この最新作『バック・トゥ・ブラック』は、既に本国UKではチャート1位を獲得、100万枚のセールスを突破した話題作となっています。さて、そんな彼女の音楽は、シングル「リハブ」で自身のアルコール問題を歌ってしまう姿勢からも予想できる通り、“ソウル”そのもの。バックでは、’50s〜’60s調のヴィンテージ・ジャズ〜ソウル〜ポップスが展開されています。各曲からしみ出す人間模様、人生の悲哀や希望、はたまた皮肉まで、聴く者の心情にオーバーラップしていく大人の王道ポップス、売れないわけがない!
★★★★★★★★☆☆

AMY WINEHOUSE
Back to Black
(JPN) UNIVERSAL / UICI-9021

AMY WINEHOUSE『Back To Black』

THE DEAD 60S『Time To Take Sides』

“現代版ザ・クラッシュ”の異名をとる、リヴァプール出身の四人組。スマッシュヒットを記録したデビュー作『無線衝突』から、約二年ぶりとなる二作目をリリースしました。故郷を離れNYで制作された本作は、スカ / ダブ色が顕著だった前作に比べ、よりストレートかつモダンなパンク / ロック方向に進化。シングル「Stand Up」では、『ロンドン・コーリング』時代のザ・クラッシュが時おり鳴らしていたような、キャッチーなサウンドも聴くことができます。ちなみに彼ら、8月13日に自らセレクトしたレゲエ / ダブのコンピ・アルバムもリリースするそう。中にはホレス・アンディやリー・ペリーが収録されております。リアル・ルードボーイズは、他のロック・バンドとやることが違いますね~。
★★★★★★★☆☆☆(TK)

THE DEAD 60S
Time To Take Sides
(JPN)SONY / EICP832-833
ROCK 

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RYUKYUDISKO『INSULARHYTHM』

メジャー移籍後初となる3rdアルバム。多ジャンルより豪華ゲスト陣を迎え、ロック、ハウス、そして沖縄民謡を吸収したオリジナリティ溢れるダンス・ミュージックを展開しています。ビークルやモンパチとの話題のコラボシングルも収録。
LOUD153号記事:インタビュー

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JAZZTRONIK『In The House』

UKの人気ハウス・レーベル、Defectedが送り出す定番ミックスCD、『In The House』。過去には、ダニー・クリヴィット、マスターズ・アット・ワーク、ボブ・サンクラーなどのビッグ・ネームがフィーチャーされていた本シリーズに、日本人アーティストでは初めて、野崎良太が抜擢されました! 彼がJazztronik名義でミックスを手がけた本作は、Defected音源中心の2枚組。Disc1ではファンキー&パーカッシヴなナンバーが、Disc2ではテック、エレクトロ・テイストも盛り込んだ、アグレッシヴな展開が楽しめます。自身の楽曲からは、「Mr Swing (Album Version)」を収録。グルーヴ感あふれる、スムーズなロング・ミックスも聴きどころの一つです。
★★★★★★★☆☆☆ (EU)

Jazztronik
In The House
(JPN) Manhattan/Defected / LEXCD07006
HOUSE
 
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BLUE KING BROWN『Keep It Dubbed』

今年初頭にリリースされた『Stand Up』で国内盤デビューを果たした、ブルー・キング・ブラウン。リード・ボーカル兼ギタリストのナタリーがフロントに立つ、オーストラリアの7人組ジャム・バンドです。アーシーでパーカッシヴなサウンドを持ち味とする彼らは、今年5月にサーフ・カルチャーを代表するフェスのトリとして来日したほか、にもブッキングされ、話題を振りまいていました。本作『Keep It Dubbed』は、彼らが日本のファンに向けて制作した企画盤。自身のルーツでもある、ルーツ・レゲエを前面に配した、ダビーな音世界で楽しませてくれます。ユル〜く過ごす、休日のお供にどうぞ!
★★★★★★★☆☆☆ (SN)

BLUE KING BROWN
Keep It Dubbed
(JPN) VILLAGE AGAIN / VAAA-0003  
DUB

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YANOKAMI『yanokami』

 ピアニスト / シンガー・ソングライターとして世界に知られる矢野顕子と、類い稀なメロディ・メイキング・センスを持つレイ・ハラカミ。この二人のユニットであるYANOKAMIが、四年の歳月をかけて生み出したアルバム、『yanokami』をリリースします。iTunes Storeで先行発売された「気球に乗って」や、細野晴臣の作詞・作曲による「恋は桃色」など、収録曲の多くは、矢野顕子の既存曲をレイ・ハラカミが再プロデュースしたもの。美しく繊細なエレクトリック・サウンドと、矢野顕子の柔らかな歌声がつくり出す世界は、どこまでも心地よく、夢見心地な気分に浸らせてくれます。まさに両者のコラボレーションは必然であったと思わせる程、お互いの要素が見事に溶け合ったアルバム。
★★★★★★★★☆☆(HT)

YANOKAMI
yanokami
(JPN) YAMAHA MUSIC COMUNICATIONS / YCCW-10034

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THE VIEW『Hats Off To The Buskers』

 スコットランド出身の4人組ロックバンド、ザ・ビュー。今、平均年齢18歳という若さの彼らが、UKロック・シーンで人気急上昇中なんです。どれだけ人気かというと、レコード・デビュー前にしてベイビー・シャンブルズのサポートアクトへ抜擢され、発売された三枚のシングルを、すべてNMEチャートの1位に送り込んでしまうほど。UKの新しいロック・アイコンとして、すでに定着しはじめているんです。そんな彼らのデビュー・アルバムが、ついにお目見え! 本作には、ザ・リバーティンズのやさぐれた佇まいとオアシスのメジャー性を兼ね備えた、直球ロック / 青春パンク(?)が凝縮されています。中でもUKチャート15位を記録した「Wasted Little DJ’s」は出色の出来ですよ!
★★★★★★★☆☆☆ (TK)

THE VIEW
Hats Off To The Buskers
(JPN) BMG / BVCP-271205101 12857
ROCK

THE VIEW『Hats Off To The Buskers』