2009年1/11-1/17の注目リリース

今週は文句なくフルシアンテが最大注目ですね。LOUD的にはDIPLO、MADLIB、SQUAREPUSHER、ANCHORSONGも気になります。

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JOHN FRUSCHIANTE/Empyrean
RED HOT CHILLIPEPPERSのギタリストによる4年ぶりのソロ・アルバム。レッチリのベーシストFleaら親交の深いミュージシャンが参加し、サイケデリックなサウンドを展開。1/14リリース。(ROCK)

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ANCHORSONG/Body Language Ep
ロンドン在住の日本人クリエイターによる2ndミニ・アルバム。フィジカルなダンス・トラックからメランコリックなチル・アウトまで、多彩な楽曲を収録。1/15リリース。(ELECTRONIC/BREAKS)

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DIPLO/Decent Works For Decent Pay: Collected Works Volume One
フィラデルフィア出身のDJ/プロデューサーが、自身の手がけた楽曲をコンパイル。M.I.AやBloc Party、CSSなど人気アーティストを多数収録。1/17リリース。(ELECTRO/FIDGET HOUSE)

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ROBOTS IN DISGUISE/We’re In The Music Biz
UKのエレクトロ・パンク・デュオの3rdアルバム。切れ味の鋭いハード&ポップな音にハジけた歌を乗せた、直球ガールズ・パンク。1/14リリース。(ROCK/ELECTRO)

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SEAL/Soul
スチュアート・プライスをプロデューサーに迎え、ダンス・サウンドにこだわった前作『System』から一転、本作では数々のソウル・クラシックスをカバー。1/14リリース。(SOUL/R&B)

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MADLIB/Beat Konducta: Vol.5-6: A Tribute To Dilla
USアンダーグラウンド・ヒップホップの鬼才プロデューサーによる、40もの楽曲を収録した、J Dillaの追悼アルバム。1/15リリース。(HIP HOP)

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SQUAREPUSHER/Numbers Lucent
最新アルバム『Just a Souvenir』に未収録の6曲を集めたマキシシングル。ジャズ色の強かったアルバムに比べ、よりハードでフロア向き。1/17リリース。(BREAK BEATS)

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BENJI B & GLENN UNDERGROUND/Need 2 Soul: Vol.2
BBC RADIOで番組を持つBENJI Bと、シカゴ・ハウスの重鎮GLENNによる二枚組ミックスCD。1/15リリース。(HOUSE)

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V.A./Ffrr: Black
ピート・トンが主宰する老舗レーベルの集大成となるコンピレーション。三部作のうちの一枚。1/13リリース。(HOUSE)

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スチャダラパー / 木村カエラ/Hey! Hey! Alright
スチャダラパーと木村カエラのコラボ・シングル。ギター・ロック調のキャッチーな一曲。1/14リリース。(POP)

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Teriyaki Boyz/Work That: Feat.Pharrell & Chiris Brown
今年全米デビューすることが決まったヒップホップ・ユニットの、ファレル・ウィリアムスをプロデューサーに迎えたマキシ・シングル。1/14リリース。(HIP HOP)

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ストレイテナー/Lightning
ギタリストが加入し、4人編成となってから2枚目となるシングル。エレクトリック・ピアノを用い、これまでにない音楽性を展開した話題作。1/14リリース。(ROCK)

BBC SOUND OF 2009 でLITTLE BOOTSが1位に

UKの音楽関係者、メディアなどが2009年の有望新人を選出するBBC SOUND OF 2009でLITTLE BOOTSが1位となりました。2009年はエレクトリック・ポップに注目が集まりそうな気配なのですが、それを先取りするような結果ですね。LOUDとしては守備範囲ど真ん中で、嬉しい限りです。LITTLE BOOTSはYAMAHAの変わり種機材、TENORI-ONづかいということで、ライブにも期待が持てそうです。

ちなみに2位以下は2.WHITE LIES,3.FLORENCE AND THE MACHINE,4.EMPIRE OF THE SUN,5.LA ROUXとなっております。去年一世を風靡したADELE、DUFFYタイプのコンサーバティブなシンガーソングライターは、今回まったく選ばれておらず、流れの早さを感じさせる結果となりました。

DE DE MOUSEが3月にリリース・パーティーを開催

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DE DE MOUSEが、アルバム『sunset girls remix & more』のリリース・パーティーを東京と京都の二カ所で開催することとなりました。今回は、LOUDと人気音楽ニュースサイト、Natalieがタッグを組み、このイベントを強力バックアップします! DE DE MOUSE、Traks Boysに加え、東京公演には、日本のテクノ・シーンを牽引するKAGAMIの参加が、京都公演には、昨年DE DE MOUSEとスプリット・カバー集『DOWN TOWN』を発表したのも記憶に新しい、YMCKの参加も決定! 新しい情報が入り次第、またiLOUDでお知らせしていきます。

LOUD & Natalie presents
DE DE MOUSE sunset girls remixes & more release party

3/1(日)@METRO(京都)
OPEN: 19:00 / START: 20:00
¥3000[DOOR] / ¥2500[ADV] ※ドリンク代別途
3/5(木)@WOMB(東京)
OPEN: 18:00 / START: 19:00
¥3500[DOOR] / ¥3000[ADV] ※ドリンク代別途

出演: DE DE MOUSE, Traks Boys / [東京] KAGAMI, SONPUB(友情出演) / [京都] YMCK and more
チケット: 【京都】 ぴあ[Pコード: 314-604] / LAWSON[Lコード: 58387]
【東京】ぴあ[Pコード: 312-829] / LAWSON[Lコード: 79591] / e+ / 岩盤
INFO: SMASH(03-3444-6751, http://smash-jpn.com

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DE DE MOUSE
sunset girls remixes & more
(JPN)avex / AVCD-23732/B [CD+DVD 限定生産]
2月4日発売

高橋幸宏が3年ぶりのソロ・アルバムをリリース

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高橋幸宏が、3年ぶりのソロ・アルバム『Page By Page』を3月11日にリリースすることとなりました。ソロ・ワークスとしては22作目(!)となるこの 『Page By Page』には、世界各国のアーティストが参加しているとのこと。参加アーティストは、シガー・ロスのライブやレコーディングをサポートしソロでも活動するアイスランドのAmiina、ジャーマン・エレクトロ/ポスト・ロックの重要バンドLali Puna、’80年代のニューウェーブ・バンド、JAPANのドラマーとして知られるSteve Jansen、セニョール・ココナッツ名義でYMOのカバー・アルバムをリリースしているアトム・ハートことAtom™、高橋幸宏とは旧知の仲であるCorneliusら、独自の音楽性を持つベテランばかり。高橋幸宏が彼らとどんな化学反応を起こしているのか、聴きどころです。

また『Page By Page』の発売を機に、高橋幸宏のソロ・ワークス・カタログと、そのキャリアでのベスト盤が再編集され、高音質CDで発売されることも決定しました。3月に続々とリリースされるので、こちらもチェックしてみてください。

高橋幸宏/Page By Page
3月11日リリース

高橋幸宏オフィシャル・サイト:http://www.intenzio.co.jp/

ブライアン・イーノがイスラエルを非難

ブライアン・イーノがロンドンで行われた集会で、イスラエル非難の演説を行いました。

演説の内容は以下のとおり。

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ガザで我々が見ていることは、イスラエル政府が行っている挑発実験だ。150万人を小さな場所に押し込め、食べ物も、水も、衛生設備も、薬も与えず、彼らが敵意を示したときは驚いたふりをする。

その敵意は求められている。なぜなら、それは犠牲者を演じるきっかけになるからだ。イスラエルは自らが圧制者である状況において犠牲者のふりをしているのだ。ホロコーストの灰から生まれた国が、そのようなふるまいをすることは悲劇だ。胸のはりさけるようなことだ。イスラエルはなぜそうするのか?紛争を生み出す理由は何なのか?

その裏には、そうすることによって彼らが移住地を引き続き建設できるということがある。アメリカ政府から莫大な援助金を得続けられるということがある。彼らはパレスチナ人から祖国を奪い続けることができ、中東にワルシャワ・ゲットーを作り続けることができる。

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AFP通信によると、今回の戦闘で、ガザでは635人が死に、そのうち160人は子供だと伝えられています。一日も早く戦闘が終結することを願ってやみません。

HADOUKEN!がWomb Adventure来日時のビデオを公開

HADOUKEN!が、昨年12月に行われたWomb Adventureで来日した時のビデオを公開しました。ビデオには、滞在中の様子やDJセットの模様が映っています。ファンの方は、ぜひチェックしてみてください。

アニマル・コレクティヴ『Merriweather Post Pavilion』全曲試聴開始

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アニマル・コレクティヴの新作『Merriweather Post Pavilion』の全曲試聴が、1月7 日(開始時間未定)よりmixiミュージック+ラジオで開始されます。『Merriwearther Post Pavilion』は、すでに海外の音楽専門メディアで超高評価を獲得しており、’09年の重要作品となることは間違いありません。日本盤はボーナス・トラック1曲、解説他付で2月25日の発売予定ですが、それに先駆けて全曲試聴できるのは嬉しいですね。

mixiミュージック+ラジオ(特集コーナーで紹介予定です)

FUJI ROCK FESTIVAL ’09開催決定

FUJI ROCK FESTIVAL ’09が7月24日(金)25日(土)26日(日)に新潟県 湯沢町 苗場スキー場で、今年も開催されます。13回目のフジロック、チケット料金は値上げも値下げもないそうです。ラインナップは発表されしだい、アップしていきますね。

オフィシャルサイト:http://www.fujirockfestival.com

ロイクソップが新作『ジュニア』を3月にリリース

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ノルウェーの人気エレクトロ・デュオ、ロイクソップが約3年ぶり3枚目となるオリジナル・アルバム『ジュニア』を3月(3/18日本先行発売予定)にリリースします。古くからの友人であるAnneli Drecker, Karin Dreijer-Andersson(The Knife)に加え、Lykke Li、Robynといった注目の女性ヴォーカリストもゲストにフィーチャーしたこのアルバム、日本でも話題となりそうですね。先行リード・シングルは、陽気な「ハッピー・アップ・ヒア」になるとのこと。

ロイクソップは、オフィシャルサイトで結成10周年を祝う新曲「ハッピー・バースデイ」も無料配信しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

『Junior』トラックリスト

1. Happy Up Here ハッピー・アップ・ヒア (先行リード・シングル)
2. The Girl And The Robot ザ・ガール・アンド・ザ・ロボット
3. Vision One ヴィジョン・ワン
4. This Must Be It ディス・マスト・ビー・イット
5. Röyksopp Forever ロイクソップは永遠に
6. Miss It So Much ミス・イット・ソー・マッチ
7. Tricky Tricky トリッキー・トリッキー
8. You Don’t Have A Clue ユー・ドント・ハヴ・ア・クルー
9. Silver Cruiser シルバー・クルーザー
10. True To Life トゥルー・トゥー・ライフ
11. It’s What I Want イッツ・ワット・アイ・ワント