布袋寅泰の最新アルバムに大沢伸一、Jazztronikらが参加

布袋寅泰が’88年に発表したファースト・アルバム、『GUITARHYTHM』。同名のタイトルを冠したアルバムがこれまでに4枚リリースされていますが、その15年ぶりとなるシリーズ最新作『GUITARHYTHM V』が、2008年2月18日にリリースされるそうです。本作には、曾田茂一、大沢伸一、KREVA、小渕健太郎(コブクロ)、野崎良太(Jazztronik)、福富幸宏、FUMIYA(RIP SLYME)、森雪之丞ほか、メジャー〜クラブ・シーンで活躍する豪華アーティストが参加しているとのこと。布袋寅泰のオフィシャル・ブログでは、その制作風景もアップされています。『GUITARHYTHM V』の詳しい内容については、オフィシャル・サイトでじょじょに明らかになっていく模様。

また、12月24日には『GUITARHYTHM』シリーズの過去4作品をセットにした、『GUITARHYTHM BOX』も発売されるそうです。こちらも合わせて、昔からのファンはもちろん、新たなリスナーからも注目を集めそうですね。

THE DEATH SETの来日が決定

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ボルチモアを拠点に活動する4ピース・バンド、THE DEATH SETの来日ツアーが決定しました。

自らの音楽性をSPAZZY PUNK(SPAZZY [スパジー]:アメリカのスラングで、“ハチャメチャな”、“メチャクチャな”という意味)と称し、最新作『Worldwide』では痛快な踊れるパンクを展開しているTHE DEATH SET。NMEの“2009年注目すべき新人バンド”でナンバー・ワンに選ばれ、FUJI ROCK FESTIVAL’08ではハジケたパフォーマンスでモッシュの嵐を巻き起こしていただけに、今回の来日ツアーも大いに盛り上げてくれそうです。

THE DEATH SET SPAZZY TOUR in JAPAN

2/7(土)@ 名古屋 CLUB QUATTRO
“YSIG×RDM guest: THE DEATH SET”
出演: THE DEATH SET / YOUR SONG IS GOOD / Riddim Saunter
OPEN 18:00 / START 19:00  前売り ¥3,500 / 当日 ¥4,000(※ドリンク代別途)

2/8(日)@ 心斎橋 CLUB QUATTRO
“YSIG×RDM guest: THE DEATH SET”
出演: THE DEATH SET / YOUR SONG IS GOOD / Riddim Saunter
OPEN 17:30 / START 18:30  前売り ¥3,500 / 当日 ¥4,000(※ドリンク代別途)

2/9(月)@ 大阪 unagidani sunsui
“THE DEATH SET SPAZZY LIVE in Osaka”
出演: THE DEATH SET and more

2/10(火) @ 京都 CLUB METRO
“THE DEATH SET SPAZZY LIVE in Kyoto”
出演: THE DEATH SET / Limited Express (has gone?) / 80kidz and more

2/11(水)@ 渋谷 O-nest
“THE DEATH SET SPAZZY LIVE in Shibuya”
出演: THE DEATH SET / にせんねんもんだい and more

2/15(日) @ 渋谷 CLUB QUATTRO
“YSIG×RDM guest: THE DEATH SET”
出演: YOUR SONG IS GOOD / Riddim Saunter / THE DEATH SET
OPEN 17:30 / START 18:30  前売り ¥3,500 / 当日 ¥4,000(※ドリンク代別途)

詳細はBeatinkまで。

COLDPLAYが盗作疑惑を否定

Coldplay/Viva La Vida

COLDPLAYの「Viva La Vida」にジョー・サトリアーニの「If I Could Fly」に類似した部分があるということで、ジョー・サトリアーニが提訴した件について、COLDPLAYがオフィシャルサイトでコメントを出しました。以下、重要部分の和訳です。

「もし似ている部分があるとすれば、それは完全に偶然の一致であり、彼にとってと同じように我々にとっても驚きだ。ジョー・サトリアーニは偉大なミュージシャンだが、彼は「Viva La Vida」を書いてはいないし、それに影響も与えていない」

ジョー・サトリアーニの「I Could Fly」は、彼のオフィシャルサイトで聴けますが、さてどうでしょう?

似ているのは間違いありませんが、このような一致は発生するのがむしろ当然だと思うんですよね。メロディーやコード進行の組み合わせは、無限にあるわけではありませんから。COLDPLAYが、該当曲をいつも聴いていたなどの確証がなければ、こうした一致をもって盗作と決めつけるのは困難だと思います。

Blurが再結成

Blur/Girls and Boys

’03年を最後に活動休止状態にあったBlurが再結成、’09年7月3日にハイド・パークでライブを行うこととなりました。そのメンバーには脱退していたグレアム・コクソンも含まれるということで、フルメンバーでのライブは実に’00年以来となります。

現時点ではまだこれ以上の情報はありませんが、’09年には他にも活動が予定されているようで、オフィシャルサイトのトップページには、追加情報送信用の登録フォームが置かれています。ちなみにここで登録すると、この再結成に関するインタビュー・ビデオも見ることができます。

ひょっとしてアルバムも出ちゃったりするのでしょうか???

COLDPLAYが“Lost? Video Competition”の勝者を発表

COLDPLAYが“Lost? Video Competition”の勝者を発表しました。Paul O’Brienさんのこの作品は、ディテールにこだわったストップ・モーション・アニメですね。

2位となったMartin Buzoraさんのは、ドラマ仕立ての大作です。ハンパないです。

NEWHAM GENERALS「Violence」

DIZZEE RASCALが高く評価している東ロンドンのグライム・クリエイター、NEWHAM GENERALSから、「Violence」のビデオが到着しました。この作品には、メンバーのFootsieの他にオランダのG-ManとDIZZEE RASCALが参加しています。コピー防止に「www…」とか入ってますけど、この曲の全貌はこのビデオで分かりますね。

NEWHAM GENERALSのアルバムは、’09年2月リリースが予定されています。

LADY SOVEREIGNが’09年4月にセカンド・アルバムをリリース

デビュー・アルバム『Public Warning』を30万枚売ったグライム/UKヒップ・ホップ界の人気者、LADY SOVEREIGNが’09年4月にニュー・アルバム『Jigsaw』をリリースします。現在、彼女のMyspaceでは、その収録曲と伝えられる「I Got You Dancing!」が無料ダウンロードできますが、この曲、ロボ声のグライムでなかなか斬新ですね。

『Jigsaw』は、彼女のニュー・レーベルMIDGET RECORDSからのリリースで、2月にはツアーも始まるそうです。

本国UKでは同世代から圧倒的支持を受けている彼女ですが、ここ日本では、なぜかまだあまり知名度がありませんね。ビジュアルも音もキャラが立っているので、新作に期待したいと思います。

FAN DEATH「Veronica’s Veil」

たまには、個人的なお気に入りも紹介してみようかと思い、FAN DEATH「Veronica’s Veil」を取り上げてみました。エロル・アルカンのPhantasy SoundsからリリースされているNu Discoものですね。HERCULES AND LOVE AFFAIRが好きという方には、どまん中と思われます。

Fan Death - Veronica's Veil - Single

2008年12/7-12/13の注目リリース

クリスマス・シーズン到来ということで、大量リリースになっていますね。最大の注目は、やはりジャスティスでしょうか。リンクをクリックするとHMVさんに飛びます。

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JUSTICE/A Cross The Universe
人気沸騰中のフレンチ・エレクトロ・デュオが、USツアーで行ったライブの音源をCD化。ドキュメンタリー映像を収録したDVD付き。12/10リリース。(ELECTRO)

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V.A./HOUSE NATION: Force Gig
大ヒット・ハウス・コンピのシリーズ第四弾。大沢伸一、田中知之、☆Taku Takahashiからなる話題のユニット、ravexによる本シリーズのテーマ曲を収録。12/10リリース。(HOUSE)

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COLDFEET/Ten
今年、活動10周年を迎えたダンスミュージック・ユニットの6thアルバム。メロディアス&ソウルフルな13曲を収録。12/10リリース。(HOUSE)

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RYOHEI/Cavaca3
気鋭のヴォーカリストによるハウス・カバー集第三弾。ザ・ミュージック「The People」、アンダーワールド「Born Slippy」、ニーヨ「So Sick」など多彩なネタを料理。12/10リリース。(HOUSE)

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青山テルマ /PARTY PARTY
’08年J-POPシーンを制覇した歌姫の楽曲を、中田ヤスタカ、Jazztronik、Sugiurumnらがリミックスした話題の一枚。12/10リリース。(HOUSE)

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SAWA/Time & Space
RAM RIDER、福富幸宏、中塚武、A Hundred Birds、瀧澤賢太郎が手がけた、新鋭女性ボーカリストのセカンド・ミニ・アルバム。12/10リリース。(HOUSE)

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DOPING PANDA/無限大 Dance Live From Tour 08 Dopamaniacs
人気の3ピース・ダンス・ロック・バンドが今年行った全国ツアー32公演の模様を収めた、ライブ&ドキュメンタリーDVD。12/10リリース。(ROCK)

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吉澤はじめ/Innocent Nocturne
前作「Japan」と同時進行で制作されたという、ピアノ・トリオでの一枚。美しくエモーショナルな作品。12/10リリース。(JAZZ)

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SOULWAX/Part Of The Weekend Never Dies
ベルギー出身、エレクトロ・ロックの先駆バンドが、ツアー・ドキュメンタリー&ライブDVDをリリース。’05年のアルバム、『ナイト・バージョンズ』のライブCDもセットになった豪華盤。12/10リリース。(ELECTRO)

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DIDO/Safe Trip Home
アルバム2枚でトータル・セールス2000万枚以上というソングライター/ヴォーカリストによる美しき新作。ブライアン・イーノ、実兄のロロも参加。12/10リリース。(DOWNTEMPO/POP)

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FIVE CORNERS QUINTET/Hot Corner
’05年のデビュー・アルバムが話題となったフィンランド発クラブ・ジャズ・バンドの2nd。今回はファンキーなライブ・バンドとしての側面を押し出しています。12/10リリース。(JAZZ)

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COMMON/Universal Mind Control
前作が全米アルバム・チャート初登場1位に輝いたコモンの8作目。ファレル/ザ・ネプチューンズやアウトキャストとの仕事で知られるMr.DJの全面制作による、エレクトリック色もある作品。12/10リリース。(HIPHOP)

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EUYMO -YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON+GIJON 2008-
’08年6月15日に行われたロンドンでのライヴと、6月19日に行われたヒホンでのライヴを収録したCD計4枚とTシャツをバンドルした限定BOXセット。ロンドン、ヒホンのバラ売りもあり。12/10リリース。(TECHNO)

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FENNESZ/Black Sea
坂本龍一との共作でも知られる、ウイーン出身の音響系アーティスト/ ギタリストの、4年ぶりとなる新作。12/10リリース。(ELECTRONICA)

COMMONが『Universal Mind Control』の全曲試聴を開始

COMMONが『Universal Mind Control』の全曲試聴をMySpaceで開始しました。『Universal Mind Control』は、全米アルバム・チャート初登場1位に輝いた前作『Finding Forever』に続く8枚目のアルバム。プロデューサーにThe Neptunes、Outkastとの仕事で知られるMr.DJを迎え、エレクトリックでソウルフルでフロア仕様のサウンドを響かせています。

『Universal Mind Control』は、USで12/9発売予定(日本12/10)ですから、おそらくこの試聴、それまでの期間限定と思われます。