RYUKYUDISKO『INSULARHYTHM』

メジャー移籍後初となる3rdアルバム。多ジャンルより豪華ゲスト陣を迎え、ロック、ハウス、そして沖縄民謡を吸収したオリジナリティ溢れるダンス・ミュージックを展開しています。ビークルやモンパチとの話題のコラボシングルも収録。
LOUD153号記事:インタビュー

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JAZZTRONIK『In The House』

UKの人気ハウス・レーベル、Defectedが送り出す定番ミックスCD、『In The House』。過去には、ダニー・クリヴィット、マスターズ・アット・ワーク、ボブ・サンクラーなどのビッグ・ネームがフィーチャーされていた本シリーズに、日本人アーティストでは初めて、野崎良太が抜擢されました! 彼がJazztronik名義でミックスを手がけた本作は、Defected音源中心の2枚組。Disc1ではファンキー&パーカッシヴなナンバーが、Disc2ではテック、エレクトロ・テイストも盛り込んだ、アグレッシヴな展開が楽しめます。自身の楽曲からは、「Mr Swing (Album Version)」を収録。グルーヴ感あふれる、スムーズなロング・ミックスも聴きどころの一つです。
★★★★★★★☆☆☆ (EU)

Jazztronik
In The House
(JPN) Manhattan/Defected / LEXCD07006
HOUSE
 
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BLUE KING BROWN『Keep It Dubbed』

今年初頭にリリースされた『Stand Up』で国内盤デビューを果たした、ブルー・キング・ブラウン。リード・ボーカル兼ギタリストのナタリーがフロントに立つ、オーストラリアの7人組ジャム・バンドです。アーシーでパーカッシヴなサウンドを持ち味とする彼らは、今年5月にサーフ・カルチャーを代表するフェスのトリとして来日したほか、にもブッキングされ、話題を振りまいていました。本作『Keep It Dubbed』は、彼らが日本のファンに向けて制作した企画盤。自身のルーツでもある、ルーツ・レゲエを前面に配した、ダビーな音世界で楽しませてくれます。ユル〜く過ごす、休日のお供にどうぞ!
★★★★★★★☆☆☆ (SN)

BLUE KING BROWN
Keep It Dubbed
(JPN) VILLAGE AGAIN / VAAA-0003  
DUB

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YANOKAMI『yanokami』

 ピアニスト / シンガー・ソングライターとして世界に知られる矢野顕子と、類い稀なメロディ・メイキング・センスを持つレイ・ハラカミ。この二人のユニットであるYANOKAMIが、四年の歳月をかけて生み出したアルバム、『yanokami』をリリースします。iTunes Storeで先行発売された「気球に乗って」や、細野晴臣の作詞・作曲による「恋は桃色」など、収録曲の多くは、矢野顕子の既存曲をレイ・ハラカミが再プロデュースしたもの。美しく繊細なエレクトリック・サウンドと、矢野顕子の柔らかな歌声がつくり出す世界は、どこまでも心地よく、夢見心地な気分に浸らせてくれます。まさに両者のコラボレーションは必然であったと思わせる程、お互いの要素が見事に溶け合ったアルバム。
★★★★★★★★☆☆(HT)

YANOKAMI
yanokami
(JPN) YAMAHA MUSIC COMUNICATIONS / YCCW-10034

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THE VIEW『Hats Off To The Buskers』

 スコットランド出身の4人組ロックバンド、ザ・ビュー。今、平均年齢18歳という若さの彼らが、UKロック・シーンで人気急上昇中なんです。どれだけ人気かというと、レコード・デビュー前にしてベイビー・シャンブルズのサポートアクトへ抜擢され、発売された三枚のシングルを、すべてNMEチャートの1位に送り込んでしまうほど。UKの新しいロック・アイコンとして、すでに定着しはじめているんです。そんな彼らのデビュー・アルバムが、ついにお目見え! 本作には、ザ・リバーティンズのやさぐれた佇まいとオアシスのメジャー性を兼ね備えた、直球ロック / 青春パンク(?)が凝縮されています。中でもUKチャート15位を記録した「Wasted Little DJ’s」は出色の出来ですよ!
★★★★★★★☆☆☆ (TK)

THE VIEW
Hats Off To The Buskers
(JPN) BMG / BVCP-271205101 12857
ROCK

THE VIEW『Hats Off To The Buskers』

グルーヴ・アルマダ『サウンドボーイ・ロック』

UKのスーパー・ダンス・アクト。5年ぶり5作目のオリジナル・アルバムは、あらゆるジャンルを融合させたカラフルでポップな内容。キャンディ・ステイトン、トニー・アレンら、彼ら史上最大級の参加数を誇る多彩なゲスト陣も効果的です。

LOUD152号記事:アンディ・カトーのインタビュー

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LAURENT GARNIER『Public Outburst』

 フレンチ・ハウス / テクノ界で最前線を走るDJ / プロデューサー、ローラン・ガルニエ。彼がジャズ・ピアニストのブッゲ・ヴェッセルトフトらと6か月に渡って行なったセッションが、ライブ・アルバムになりました。全編にブラスなどジャジーなサウンドを緻密に配したエレクトロニカ、スリリングで扇情的なブレイクビーツ、スモーキーな四つ打ちトラックと、多彩に表情を変える7曲を収録。ライブの緊張感や力強くシャウトするヴォーカルが興奮をもたらす、ダンス・ミュージックの表現領域を押し広げる力作に仕上がっています。特典として、ライブ映像を収録したDISC2も同梱。9月に開催されるリリース・ツアーが楽しみですね!
★★★★★★★★☆☆(HT)

LAURENT GARNIER
Public Outburst
(JPN) HOSTESS / F COM / PIAS /F261CD

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BEASTIE BOYS『The Mix Up』

ニューヨーク出身の永遠の悪ガキ、マイクD、MCA、アドロックの三名によるスーパー・グループ、ビースティ・ボーイズが、2004年の『To The 5 Boroughs』に続く、通算7作目となるアルバムをリリースします。『ザ・ミックス・アップ』と題された今作の内容は、彼ら初となる全編インストゥルメンタル。自身の演奏に集中したというだけあり、サンプル音もなければスクラッチ音すらもない、激シブの、ファンクでダブでジャズでロックな音楽を展開しています。演奏のノリは、’94年の名作『Ill Communication』時代に近い感じでしょうか。ドープなグルーヴですね〜。趣味人ですね〜。ところで、フジロックでは、ばっちりラップもやってくれるんでしょうか?!
★★★★★★★☆☆☆(FT)

BEASTIE BOYS
The Mix Up
(JPN) TOSHIBA EMI / TOCP-66697

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SWITCHES インタビュー

 スウィッチズは、4歳でロックに目覚めた生粋のロックンロール・フリーク、マット・ビショップ(Vo, Gu)を中心に結成された、四人組ロック・バンド。ロンドンをベースに活動する彼らは、昨年4月にEP『Message From Yuz EP』でメジャー・デビュー。フランツ・フェルディナンドにも通じる、親しみやすいサウンドが噂を呼び、ハード・ファイやザ・レイクスらのサポート・アクトに抜擢された、2007年期待の注目株です。
 デビュー・アルバム『ハート・チューンド・トゥ・D.E.A.D.』も好評な彼らの、5月来日時のインタビューをお届けしましょう。なお、彼らは7/28のFUJI ROCKに出演します。

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ケミカル・ブラザーズ『ウィ・アー・ザ・ナイト』

エレクトロミュージック界の巨匠による、約2年半ぶりとなる6枚目のオリジナル・アルバム。クリーンで光沢感のある、新ケムズ・サウンドを展開しています。クラクソンズ、アリ・ラヴ、ウィリー・メイソンらゲスト陣も魅力。
LOUD151号記事:インタビュー

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