ザ・ホワイト・ストライプス『イッキー・サンプ』

故郷デトロイトからナッシュビルへ移住し製作された6枚目。米南部のポジティブな空気を感じる、パワフルかつクレイジーな仕上がりです。タイトルは英国北部で驚きを表現するときに使われる「Ecky-thump」をもじったものとか。
LOUD152号記事:ジャックのインタビュー

『イッキー・サンプ』をTOWER.JPで買う

Outlines『Our Lives Are Too Short』

’05年のクロスオーバー・シーン・アンセムとなった「Just A Lil Lovin」の大ヒットで注目を集めたパリのユニット、アウトラインズが、満を持してデビュー・アルバムをリリース! 「Just A Lil Lovin」や「Matter Of Time」といったフロア・ヒット・トラックから、リスニングに最適なポップ・ソングまで、ソウルフルなヴォーカル/ MCを配した攻めのブレイクビーツで、バラエティー豊かに聴かせてくれます。いずれも、クリックやカットアップを大胆に施す遊び心がポイント高し! ボーナス・トラックとしてDJメディ「Lucky Boy」のリミックスも収録しているので、フレンチ・ヒップホップ / エレクトロを追いかけているリスナーも要チェックですよ!
★★★★★★★☆☆☆ (SN)

OUTLINES
Our Lives Are Too Short
(GER) SONAR KOLLEKTIV / SK139CD  
JAZZY

HMVでOutlines『Our Lives Are Too Short』をチェック!

MIGHTY DUB KATZ a.k.a. NORMAN COOK & CAGEDBABY『Southern Fried & Tasted 』

ファットボーイ・スリムこと、ノーマン・クックが主宰するレーベル、Southern Friedより、同レーベル初のミックスCDリリースされました! CD1はノーマンの別名義マイティー・ダブ・カッツが、CD2は今やSouthern Friedの看板アーティストとなったケイジドベイビーがミックスを手がける、豪華二枚組です。アーマンド・ヴァン・ヘルデン「My My My」、スペース・カウボーイ「I World Die For You」、エリック・クラプトン「Are You Ready For Love」のマイロ・リミックスといったクラブ・アンセムと、Southern Friedの既発ヒット・ナンバーに加えて、巷で話題のマイティー・ダブ・カッツ「Magic Carpet Ride ’07」も収録。終始アップリフティングな、パーティー・チューンぞろいの一枚です。
★★★★★★★☆☆☆ (EU)

MIGHTY DUB KATZ a.k.a. NORMAN COOK & CAGEDBABY
Southern Fried & Tasted
(JPN) Manhattan / LEXCD07003

HMVでMIGHTY DUB KATZ a.k.a. NORMAN COOK & CAGEDBABY『Southern Fried & Tasted 』をチェック

シミアン・モバイル・ディスコ『アタック・ディケイ・サステイン・リリース』

英ロック・バンド、シミアンから派生したダンス・ユニット。メンバーのジェイムスはクラクソンズらのプロデュースでも有名。シングルのヒットで注目を集める彼らの、待望のデビュー・アルバム。
LOUD150号記事:インタビュー

『アタック・ディケイ・サステイン・リリース』をTOWER.JPで買う

DIZZEE RASCAL『Math And English』

XLが送り出した、UKヒップホップ・シーンを牽引する天才的ラッパー、ディジー・ラスカル。彼が、マーキュリー・ミュージック・アワードを受賞した『Showtime』以来、約2年ぶりとなるサード・アルバムをリリースします。タイトルは、“マス(数学)=音楽、イングリッシュ=言葉”を意味しているんだそうな。リリー・アレン、シャイFX、UGK、アークティック・モンキーズらが参加した華やかなサウンドと、オールド・スクールかつレゲエがかったグルーヴからは、UKヒップホップならではの心意気が伝わってきます。もちろん、ストリート感満点な高速ラップも健在。今回は、初のヴォーカルにも挑戦していますよ。堂々の充実作。★★★★★★★★☆☆(FT)

DIZZEE RASCAL
Math And English
(JPN) BEGGARS JAPAN/WARNER / WPCB-10027

HMVでDIZZEE RASCAL『Math And English』をチェック!

COLDER『Heat』

自身が手掛けたDVD、ヴィジュアルとセットでリリースされた前作『Again』がヨーロッパを中心に評価され、カルト的な人気を博したコールダー。パリ出身のマーク・ニュエイン・タンによるソロ・プロジェクトで、彼はコム・デ・ギャルソンやケンゾーらファッション・シーンとも繋がりのある人物です。いわゆる新世紀型ポスト・パンク・サウンドにおける重要アーティストの一人ですが、ディスコ・パンクとは異なるダークで耽美的なサウンドが特徴。例えるならば、“コクトー・ツインズ(4AD)・ミーツ・ジョイ・ディヴィジョン(FACTORY)”。新作『Heat』でも、闇を漂うシンセ、軋むギター、ミニマルなドラム、漆黒のサウンドスケープは健在です。
★★★★★★★★☆☆

COLDER
Heat
(UK) OUTPUT / OPRCD85

HMVでCOLDER『Heat』をチェック!

InKニューアルバム、8/1リリース!

石野卓球と川辺ヒロシのユニット“Ink”が8/1にニューアルバム『Ink Punk Phunk』をリリースします。タイトルどおりのポスト・パンク、ファンク色の強いギターをフィーチャーしたトラックから、デトロイト・テクノ調のトラック、スチャダラパーのBOSEをゲストに迎えた楽曲まで、前作『C-46』とはまた違ったテイストの曲が詰め込まれています。

初回限定DVDには、「basseline」「I.P.P(Ink Punk Phunk)」のビデオクリップと、SUMMER SONIC 06での「Good That You Come」ライブ映像を収録!

7/8 日比谷野外音楽堂で行われるliquid cherry 07′ in YAONへの出演も決定しました。

HOT CHIP『DJ Kicks』

 ’06年発表の『The Warning』が出世作となり、欧州で大ブレイク中のニューエレポップ・ユニットが、本邦初デビューです。メンバー二人で民主的に選曲したという本作は、テクノからR&Bまで、何でもござれの珍味ミックスCD。通して聴けば、彼らの一筋縄ではいかない魅力と、幅広いルーツに触れることができます。彼らの新曲も収録されているので、ファンは要チェック!
★★★★★★★☆☆☆ (TK)

HOT CHIP
DJ Kicks
(JPN) HOSTESS / !K7 / K7213CDJ
ALL GENRE

HMVでHOT CHIP『DJ Kicks』をチェック!

VARIOUS ARTISTS『Kitsune Maison Compilation 4』

 カッティング・エッジで“オシャレ”なロック、エレクトロを提案してくれるパリのレーベル、Kitsune。近頃は、大沢伸一とコラボCDを発売するなど、日本でもトレンドセッターとして定着しています。そんな彼らの名物コンピ・シリーズ第四弾が登場! 今回は全15曲入りで、おなじみのボーイズ・ノイズやガンズン・ボムズに加えて、ポテンシャルの高い新星、フォアルスやパッションズをピックアップしています。相変わらず、キャッチーな最先端ロック / エレクトロ満載ですね。とりわけ注目なのは、日本人ならイヤでもピンときてしまうエレクトロ・バンド、ハドウケン! すっとんきょうなシンセ・リフとラップ調ヴォーカルの融合はインパクト特大!!!
★★★★★★★☆☆☆ (TK)

VARIOUS ARTISTS
Kitsune Maison Compilation 4
(JPN) P-VINE / KITSUNE / PCD17110
ELECTRO

HMVでVARIOUS ARTISTS『Kitsune Maison Compilation 4』チェック!

ジャスティス『†』

ダフト・パンクのマネージャーでもあるエド・バンガーが心底ほれ込んで、自らのレーベルで契約したというニューエレクトロ・デュオ。待望のデビュー・アルバムです!子供たちの歌声が意表をつく「D.A.N.C.E.」など注目曲目白おし!
LOUD150号記事:インタビュー

『†』をアマゾンでチェック!