SHINICHI OSAWA『The One』

avex移籍第1弾となる新作は、キャリア初の本人名義での発表。DJ活動からインスピレーションを受けた、カッティング・エッジなエレクトロ・ロック・アルバムです。クラブ、ロック双方からのゲスト陣も多彩で、バラエティー豊かな仕上がり。

LOUD155号記事:インタビュー

『The One』をTOWER.JPで買う

KASKADE『Bring the Night Japanese Special Mix』

アメリカ西海岸を代表するハウス・レーベル、omに所属するおしゃれDJ、カスケード。ここ日本でも、絶大な人気を誇る人物です。そんな彼が、日本のファンに向けた最新ミックスCDを届けてくれました! 彼が得意とするボーカル・ナンバーはもちろん、ディープ・ハウス、ファンキー・ディスコ・チューン、プログレ、エレクトロ、トリッピーと、多彩な要素が取り込まれた本作。自身の楽曲からは、「Sorry (Dirty South Mix)」、「Sometimes (Late Night Alumni Mix)」を収録し、ラストはダウンテンポでゆるやかに締めくくっています。オリジナル・アルバムとはまた異なる、カスケードの新たな側面が感じられる一枚。さすが乙女ハウス・ブームの牽引者だけあって、良質メロディー揃いですネ!
★★★★★★★☆☆☆

KASKADE
Bring the Night Japanese Special Mix
(JPN) KSR / KCCD-283 HOUSE (EU)

HMVでKASKADE『Bring the Night Japanese Special Mix』をチェック!

PREFUSE 73『Preparations』

PREFUSE 73名義としては約2年半振りとなるオリジナル・アルバム。Disc 1はエディットやカットアップなど、PREFUSE 73の世界を表現。Disc 2はDisc 1から抜粋した楽曲をスコア化し、ノンビートのオーケストラ・バージョンとして収録。
LOUD153号記事:インタビュー

『Preparations』をTOWER.JPで買う

MAKOTO『Believe In My Soul』

’99年にドラムンベース界の鬼才、LTJブケムが主宰するGOOD LOOKINGとアーティスト契約を交わしたことで、一躍世界に名を広めた、日本最高峰のドラムンベースDJ / クリエイター、MAKOTO。今では世界基準で活躍する、トップ・アーティストの一人に成長しています。 ここに御紹介する『Believe In My Soul』は、そんな彼の4年ぶりとなる新作。ニーナ・シモンのジャズ・ヴォーカルを大胆にサンプリングした「Spangle」で幕を開ける今作には、ジャズ、ソウルのテイストをハッピーに取り入れた、アップヴァイヴな傑作が揃っています。DJマーキー、XRSのリミックスも収録された注目盤。もちろんリリースはGOOD LOOKINGから! DRAM’N’BASS ★★★★★★★☆☆☆  SN

MAKOTO
Believe In My Soul
(JPN) LEXINGTON / GOOD LOOKING / GLRMA006

HMVでMAKOTO『Believe In My Soul』をチェック!

SUPERMAYER『Save The World』

 ドイツの名門レーベル、KOMPAKTの看板アーティストであるミヒャエル・マイヤーとスーパーピッチャーがユニットを組み、なんとスーパーマイヤーという正義のヒーローに?! ジャケットのイラストでお分かりの通り、スーパーマンに扮した二人が世界を救う、というコンセプトのもと、ニューウェーヴ、エレクトロ、ダウンテンポ、ダークなテクノなど、多彩なサウンドで、アルバム・ストーリーを展開しています。トランペットやサックス、アコギなどを用い、これまでの彼らにあった、四つ打ちのダンス・トラック・メイカーというイメージを覆すような、新しいサウンドを展開しているのも聴きどころですね。ベテラン・コンビならではの、アイディアと遊び心に満ちた一枚です。
★★★★★★★☆☆☆

SUPERMAYER
Save The World
(JPN) CISCO / KOMPAKT / KOMCDJ-061

HMVでSUPERMAYER『Save The World』をチェック!

大沢伸一のニュー・アルバム、9/26発売決定!

 日本のクラブ・シーンを牽引する大沢伸一の、実に四年ぶりとなるスタジオ・アルバム『The One』が、9月26日に発売されます。初の個人名義でとなる今作では、近年のDJが反映された、エレクトロ / ロックを展開。’80sニューウェイヴ / パンクをルーツに持つ大沢氏の、ロック感を楽しむことができます。なお、参加アーティスト陣もバラエティー豊かな顔ぶれ。

『The One』トラックリスト

01. STAR GUITAR
Vocals by Au Revoir Simone(http://www.myspace.com/aurevoirsimone)

02. DETONATOR
Vocals by Princess Superstar(http://www.myspace.com/k7princess)

03. ELECTRO411

04. OUR SONG
Vocals by ULTRA BRAiN(http://www.myspace.com/ultrabrain)

05. DREAMHUNT
Vocals by Rubies(http://www.myspace.com/rubies)

06. PUSH
Vocals by Ania(http://www.myspace.com/aniaismissmonroe)

07. RENDEZVOU

08. THE PATCH

09. LAST DAYS

10. STATE OF PERMISSION
Vocals & Co-produced by Freeform Five(http://www.myspace.com/freeformfive)

11. FOALS
Vocals by Nelson(http://www.myspace.com/nelsonrock)

12. THE GOLDEN

13. MAXIMUM JOY

14. AMI NU KU TUU (The One Version)
Co-produced by RYUKYUDISKO(http://www.ryukyudisko.com/)

AMY WINEHOUSE『Back To Black』

 ’03年末にアルバム『Frank』でデビューを果たすや、そのハスキーな歌声(と型破りな生き様)で一躍脚光を集める存在となったシンガー、エイミー・ワインハウス。この最新作『バック・トゥ・ブラック』は、既に本国UKではチャート1位を獲得、100万枚のセールスを突破した話題作となっています。さて、そんな彼女の音楽は、シングル「リハブ」で自身のアルコール問題を歌ってしまう姿勢からも予想できる通り、“ソウル”そのもの。バックでは、’50s〜’60s調のヴィンテージ・ジャズ〜ソウル〜ポップスが展開されています。各曲からしみ出す人間模様、人生の悲哀や希望、はたまた皮肉まで、聴く者の心情にオーバーラップしていく大人の王道ポップス、売れないわけがない!
★★★★★★★★☆☆

AMY WINEHOUSE
Back to Black
(JPN) UNIVERSAL / UICI-9021

AMY WINEHOUSE『Back To Black』

THE DEAD 60S『Time To Take Sides』

“現代版ザ・クラッシュ”の異名をとる、リヴァプール出身の四人組。スマッシュヒットを記録したデビュー作『無線衝突』から、約二年ぶりとなる二作目をリリースしました。故郷を離れNYで制作された本作は、スカ / ダブ色が顕著だった前作に比べ、よりストレートかつモダンなパンク / ロック方向に進化。シングル「Stand Up」では、『ロンドン・コーリング』時代のザ・クラッシュが時おり鳴らしていたような、キャッチーなサウンドも聴くことができます。ちなみに彼ら、8月13日に自らセレクトしたレゲエ / ダブのコンピ・アルバムもリリースするそう。中にはホレス・アンディやリー・ペリーが収録されております。リアル・ルードボーイズは、他のロック・バンドとやることが違いますね~。
★★★★★★★☆☆☆(TK)

THE DEAD 60S
Time To Take Sides
(JPN)SONY / EICP832-833
ROCK 

HMVでTHE DEAD 60S『Time To Take Sides』をチェック!

RYUKYUDISKO『INSULARHYTHM』

メジャー移籍後初となる3rdアルバム。多ジャンルより豪華ゲスト陣を迎え、ロック、ハウス、そして沖縄民謡を吸収したオリジナリティ溢れるダンス・ミュージックを展開しています。ビークルやモンパチとの話題のコラボシングルも収録。
LOUD153号記事:インタビュー

『INSULARHYTHM』をTOWER.JPで買う

JAZZTRONIK『In The House』

UKの人気ハウス・レーベル、Defectedが送り出す定番ミックスCD、『In The House』。過去には、ダニー・クリヴィット、マスターズ・アット・ワーク、ボブ・サンクラーなどのビッグ・ネームがフィーチャーされていた本シリーズに、日本人アーティストでは初めて、野崎良太が抜擢されました! 彼がJazztronik名義でミックスを手がけた本作は、Defected音源中心の2枚組。Disc1ではファンキー&パーカッシヴなナンバーが、Disc2ではテック、エレクトロ・テイストも盛り込んだ、アグレッシヴな展開が楽しめます。自身の楽曲からは、「Mr Swing (Album Version)」を収録。グルーヴ感あふれる、スムーズなロング・ミックスも聴きどころの一つです。
★★★★★★★☆☆☆ (EU)

Jazztronik
In The House
(JPN) Manhattan/Defected / LEXCD07006
HOUSE
 
HMVでJAZZTRONIK『In The House』をチェック!