Swedish House Mafia『Until Now』特集

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アクスウェル(Axwell)、セバスティアン・イングロッソ(Sebastian Ingrosso)、スティーヴ・アンジェロ(Steve Angello)からなる、スウェーデン出身のエレクトロニック・ダンス・ミュージック・グループ、スウェディッシュ・ハウス・マフィア(Swedish House Mafia)。2010年に「One」をリリースして以降、「Miami 2 Ibiza」「Save The World」「Antidote」「Greyhound」、そして最新シングル「Don’t You Worry Child」と、ヒット・シングルを連発し、スタジアム・クラスの会場を満員にするアーティストへと成長。EDMと呼ばれるシーンの頂点に君臨する存在となったスーパー・アクトです。

そんなスウェディッシュ・ハウス・マフィアが、その活動の最終章を飾るアルバム『アンティル・ナウ』(Until Now)をリリースしました。彼らがこれまでリリースしたシングル全てを網羅すると同時に、EDMシーンのアンセムや最新ヒットをふんだんに盛り込んだ本作。計34曲もの楽曲を、彼ら独自のセンスでミックス、マッシュアップしながらノンストップで紡いだ内容で、正にスウェディッシュ・ハウス・マフィアの歴史を凝縮した注目作となっています。

ここでは、スウェディッシュ・ハウス・マフィアの集大成とも言える本作『アンティル・ナウ』の内容について、ご紹介しましょう。

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Deadmau5『>ココにタイトルを入力<』特集

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独創的なエレクトロニック・ダンス・サウンドと、ネズミ型のマスクを被って繰り広げられるエンターテインメント性の高いライブ/DJ・パフォーマンスで世界的人気を誇る、カナダはトロント出身のプロデューサー/DJ、ジョエル・ジマーマンのプロジェクト、デッドマウス (Deadmau5)。「I Remember (with Kaskade)」(’08)、「Ghosts ‘n’ Stuff (feat. Rob Swire, Pendulum)」、「Raise Your Weapon」(’10)といったヒット・トラックを連発し、アメリカを中心にビッグ・ムーブメントとなっているEDM(Electronic Dance Music)シーンの顔役の一人として、現在世界から注視されてる人気アーティストです。

そんなデッドマウスが、2010年の前作『4×4=12』(国内盤は『デッドマウス』のタイトルで11年にリリース)に続くニュー・アルバム『>ココにタイトルを入力<』(> Album Title Goes Here <)を9/26にリリースしました。マイ・ケミカル・ ロマンスのリード・シンガー、ジェラルド・ウェイをフィーチャーした「Professional Griefers」、クリス・ジェームスをフィーチャーした「The Veldt」、さらに「There Might Be Coffee」「Maths」「Closer」などなど、彼独特のユニークなエレクトロニック・ダンス・サウンドを満載した話題作です。

ここでは、本作『>ココにタイトルを入力<』の内容についてご紹介しましょう。iLOUDには、前作『デッドマウス』のリリース時に行ったインタビュー(プレゼント企画は終了しております)も載ってますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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EDM States ft. Hard Rock Sofa(9/8 ageHa)をレポート

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近年アメリカを中心にビッグ・ムーヴメントとなっているEDM。そのEDMにスポットを定めた日本初のパーティー、<EDM States>の第1回目が、9/8(土)に東京新木場のageHaで開催されました。iLOUDも全面サポートしていたこのイベントに、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

当日は、EDMシーンで活躍するロシア出身の人気ユニット、Hard Rock Sofaが来日し、彼らの人気曲や最新のEDMヒット(なんと計45曲)を次々とプレイ。当初予定していたプレイ時間を大幅に延長して、会場を盛り上げてくれました。レジデントDJのTOMO HIRATAは、「Deniz Koyu Found Rihanna」「Nicky Romero Loves Linkin Park」「Swedish House Mafia goes out with Nicky Romero」「Calvin Harris’s gonna miss Example」などなど、オリジナルのマッシュアップ・トラックを連発。また、SLAVER(会場に来た方は、誰のことだか分かりましたよね?)、DJ SACRAも、独自のセレクションでフロアを湧かせました。以下に、当日の写真をアップしましたのでご覧ください。

さて、そんな<EDM States>。次回の開催は11/17(土)ageHaで、出演はLaidback Luke、Oliver Twizt、Tomo Hirata、and more となっています。次回もよろしくお願いいたします。

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EDM特集

EDMっていう言葉、聞いたことありますか?
EDM=Electronic Dance Music、文字通りエレクトロニックなダンス・ミュージックを総称する言葉として、古くからアメリカで使われてきました。

この言葉、ここ数年で意味が変ってきています。ちょっと乱暴にまとめてしまうと、主にエレクトロ・ハウス、派手目のプログレッシブ・ハウス、派手目のダブステップを指す言葉になっています。

そのEDMが、今アメリカで大ブームとなっています。EDMアーティストを集めて開催されるElectric Daisy Carnivalの集客は、この1年でなんと115,000人も増え、1.5倍の345,000人になりました。David Guettaが全米アルバムチャートでトップ5入りし、Skrillexはグラミーで3部門受賞、Swedish House MafiaがCoachellaのサブヘッドライナーを務めるといった盛り上がりようです。

Billboard、Rolling Stone、MTVに代表されるメジャー音楽メディアも、積極的にEDMを取り上げるようになっています。記事には「ヒップホップ以来、最大のユース・ムーブメント」「ザ・サウンド・オブ・ヤング・アメリカ」という言葉が踊ります。

そこでiLOUDでは、BLOCK.FMでもEDMをプッシュしてきたTOMO HIRATAが、代表的EDMアーティストを、ビデオでご紹介することにしました。ぜひこの機会にEDMの魅力に触れてみてください。

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GREENROOM FESTIVAL 12 特集/2012年5月19日 (土) 20日 (日) 開催

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サーフカルチャー、ビーチカルチャーをルーツに持つ、音楽とアートのカルチャーフェスティバルとして、2005年にスタートしたGREENROOM FESTIVAL。今年も横浜・赤レンガ地区野外特設会場で、5/19(土)と5/20(日)の二日間に渡って開催されます。

毎年国内外の多彩なアーティスト/ミュージシャン陣が参加し、その野外ロケーションも手伝い唯一無二のピースフルな雰囲気をつくり出しているGREENROOM FESTIVALですが、今年はTahiti 80とThe Drumsの出演も決定するなど、ますますバラエティー豊かなフェスとなっています。昨年は残念ながら来日が叶わなかった、GREENROOM FESTIVALと縁の深い人気アーティスト、Donavon Frankenreiterもやってきます。また例年同様、フェスを華やかに彩るライブ・ペインティングやFILM上映も行われます。

ここでは、そんな<GREENROOM FESTIVAL 12>の内容をご紹介しましょう。

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音楽にも注目の本格派スノーボードアクションゲーム『SSX』、3月15日にリリース

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2000年の第一作以来、10 年以上ファンに愛され続けてきたスノーボードアクションゲーム『SSX』。その最新作が、本格派超リアルスノーボードアクションゲームとして生まれ変わり”PlayStation®3″および”Xbox 360®”次世代コンソール機に初登場、3月15日(木)に発売されます。また発売に先立ち、3月6日(火)には、体験版が”PlayStation®3″および”Xbox 360®”の両コンソールにて日本語テキスト(英語音声)で配信されます。
世界の名峰をNASAの地形データを基にこれまでにないリアルさで再現し、キャラクターやギア装備、オンライン機能も充実させたという今回の最新作。国内初回特典には、富士山を基にデザインされたステージ「Mt. Fuji」のダウンロードコードが提供されることになっています。また、音楽には、SSXの非公式テーマソングのRun-DMC「It’s Tricky」が復活。アメリカ出身のスーパーマルチプロデューサー、Pretty Lightが手がけた今回のリミックスは、クラブ・ミュージック・ファンも楽しめる仕上がりで、こちらも注目となっています。
ここでは、装いを新たに4年半ぶりに戻ってきた『SSX』最新作について、ご紹介しましょう。なお、2月25日(土)の<99FLAGS>@東京青山OATH、3月17日(土)の@東京西麻布warehouse702(ゲストDJ:石野卓球)では、『SSX』の映像が放映される予定となっています。

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iLOUD 2011年お気に入り洋楽アルバム50枚:10位〜1位

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2011年の年末企画『iLOUD 2011年お気に入り洋楽アルバム50枚』の、トップ10アルバムをご紹介します。先に50位から11位を発表した際にも触れましたが、2011年は、1994年の創刊以来17年間発刊してきましたLOUDを、9月30日発売の202号をもって休刊とさせていただいたので、例年とはちょっと異なる趣向で、洋楽のオリジナル・アルバムであることを条件に、そしてiLOUDの好みとカラーに率直に、リラックスした心持ちで50作品を選んでみました。いかがでしょうか。

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iLOUD 2011年お気に入り洋楽アルバム50枚:50位〜11位

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2011年の年末企画として、『iLOUD 2011年お気に入り洋楽アルバム50枚』をご紹介します。2011年は先にご案内の通り、1994年の創刊以来17年間発刊してきました音楽専門誌LOUDを、9月30日発売の202号をもって休刊とさせていただいたので、例年とはちょっと異なる趣向で、洋楽のオリジナル・アルバムであることを条件に、そしてiLOUDの好みとカラーに率直に、リラックスした心持ちで50作品を選んでみました。いわゆる年間ベストとはちょっと雰囲気の違うラインナップになったかな、案外なっていないのかな。

本日は、50位から11位をご紹介。明日、10位から1位をアップしますのでお楽しみに。

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RADIOHEAD『The King Of Limbs / Live From The Basement』特集

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今年2011年、通算8作目となる最新アルバム『ザ・キング・オブ・リムス』(The King Of Limbs)と、キャリア初となるCD2枚組のリミックス・アルバム『TKOL RMX 1 2 3 4 5 6 7』をリリースし、大きな話題と反響を呼んだ世界的ビッグ・バンド、レディオヘッド。彼らが、この一連の”ザ・キング・オブ・リムス(TKOL)”関連作のさらなるアイテムとなるDVD、『ザ・キング・オブ・リムス / ライヴ・フロム・ザ・ベースメント』(The King Of Limbs / Live From The Basement)を12/28にリリースします。今年2011年の5月に、ナイジェル・ゴドリッチのプロデュースで収録されたスタジオ・ライブの模様を作品化した注目作です。

ここでは、そんな『ザ・キング・オブ・リムス / ライヴ・フロム・ザ・ベースメント』の内容についてご紹介しましょう。レディオヘッドというバンドの音楽的魅力を捉えた、格好の映像作品となっていますよ。

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