DIZZEE RASCAL『Math And English』

XLが送り出した、UKヒップホップ・シーンを牽引する天才的ラッパー、ディジー・ラスカル。彼が、マーキュリー・ミュージック・アワードを受賞した『Showtime』以来、約2年ぶりとなるサード・アルバムをリリースします。タイトルは、“マス(数学)=音楽、イングリッシュ=言葉”を意味しているんだそうな。リリー・アレン、シャイFX、UGK、アークティック・モンキーズらが参加した華やかなサウンドと、オールド・スクールかつレゲエがかったグルーヴからは、UKヒップホップならではの心意気が伝わってきます。もちろん、ストリート感満点な高速ラップも健在。今回は、初のヴォーカルにも挑戦していますよ。堂々の充実作。★★★★★★★★☆☆(FT)

DIZZEE RASCAL
Math And English
(JPN) BEGGARS JAPAN/WARNER / WPCB-10027

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COLDER『Heat』

自身が手掛けたDVD、ヴィジュアルとセットでリリースされた前作『Again』がヨーロッパを中心に評価され、カルト的な人気を博したコールダー。パリ出身のマーク・ニュエイン・タンによるソロ・プロジェクトで、彼はコム・デ・ギャルソンやケンゾーらファッション・シーンとも繋がりのある人物です。いわゆる新世紀型ポスト・パンク・サウンドにおける重要アーティストの一人ですが、ディスコ・パンクとは異なるダークで耽美的なサウンドが特徴。例えるならば、“コクトー・ツインズ(4AD)・ミーツ・ジョイ・ディヴィジョン(FACTORY)”。新作『Heat』でも、闇を漂うシンセ、軋むギター、ミニマルなドラム、漆黒のサウンドスケープは健在です。
★★★★★★★★☆☆

COLDER
Heat
(UK) OUTPUT / OPRCD85

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InKニューアルバム、8/1リリース!

石野卓球と川辺ヒロシのユニット“Ink”が8/1にニューアルバム『Ink Punk Phunk』をリリースします。タイトルどおりのポスト・パンク、ファンク色の強いギターをフィーチャーしたトラックから、デトロイト・テクノ調のトラック、スチャダラパーのBOSEをゲストに迎えた楽曲まで、前作『C-46』とはまた違ったテイストの曲が詰め込まれています。

初回限定DVDには、「basseline」「I.P.P(Ink Punk Phunk)」のビデオクリップと、SUMMER SONIC 06での「Good That You Come」ライブ映像を収録!

7/8 日比谷野外音楽堂で行われるliquid cherry 07′ in YAONへの出演も決定しました。

HOT CHIP『DJ Kicks』

 ’06年発表の『The Warning』が出世作となり、欧州で大ブレイク中のニューエレポップ・ユニットが、本邦初デビューです。メンバー二人で民主的に選曲したという本作は、テクノからR&Bまで、何でもござれの珍味ミックスCD。通して聴けば、彼らの一筋縄ではいかない魅力と、幅広いルーツに触れることができます。彼らの新曲も収録されているので、ファンは要チェック!
★★★★★★★☆☆☆ (TK)

HOT CHIP
DJ Kicks
(JPN) HOSTESS / !K7 / K7213CDJ
ALL GENRE

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VARIOUS ARTISTS『Kitsune Maison Compilation 4』

 カッティング・エッジで“オシャレ”なロック、エレクトロを提案してくれるパリのレーベル、Kitsune。近頃は、大沢伸一とコラボCDを発売するなど、日本でもトレンドセッターとして定着しています。そんな彼らの名物コンピ・シリーズ第四弾が登場! 今回は全15曲入りで、おなじみのボーイズ・ノイズやガンズン・ボムズに加えて、ポテンシャルの高い新星、フォアルスやパッションズをピックアップしています。相変わらず、キャッチーな最先端ロック / エレクトロ満載ですね。とりわけ注目なのは、日本人ならイヤでもピンときてしまうエレクトロ・バンド、ハドウケン! すっとんきょうなシンセ・リフとラップ調ヴォーカルの融合はインパクト特大!!!
★★★★★★★☆☆☆ (TK)

VARIOUS ARTISTS
Kitsune Maison Compilation 4
(JPN) P-VINE / KITSUNE / PCD17110
ELECTRO

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ジャスティス『†』

ダフト・パンクのマネージャーでもあるエド・バンガーが心底ほれ込んで、自らのレーベルで契約したというニューエレクトロ・デュオ。待望のデビュー・アルバムです!子供たちの歌声が意表をつく「D.A.N.C.E.」など注目曲目白おし!
LOUD150号記事:インタビュー

『†』をアマゾンでチェック!

ケミカル・ブラザーズ6th ALBUM日本先行発売!

FUJI ROCK FESTIVAL 07への出演が決定したケミカル・ブラザーズが、それに先駆け、6枚目となるニューアルバムを日本先行発売します!

『WE ARE THE NIGHT』
2007年6月27日
TOCP-66680 \2,500 (tax in)

収録:
No Path to Follow
We Are the Night
All Rights Reversed
Saturate
Do It Again
Das Spiegal
The Salmon Dance
Burst Generator
A Modern Midnight Conversation
Battle Scars
Harpoons
The Pills Won’t Help You Now
+日本盤のみボーナス・トラック収録予定

絶賛記録更新中の4枚連続UKアルバム・セールス・チャート1位獲得、グラミー賞2部門受賞に輝いた『PUSH THE BUTTON』以来のアルバム。
『WE ARE THE NIGHT』はケミカルの中でも最高傑作に値する内容で、サイケデリック・アシッド・ミュージック・オンパレードな12曲構成。
幸福感に溢れたメロディーが詰め込まれている。
まもなく開始されるライヴ・ショーを意識したストロング・スタイルな作品。
ゲストはALI LOVE,KLAXONS,WILLY MASON,TIM SMITH(MIDLAKE),FAT LIP(PHARCYDE)
ファーストシングルは「Do It Again」

ザ・ホワイトストライプス、ニューアルバム6/27発売!

ザ・ホワイト・ストライプスのワーナー移籍第一弾アルバム『イッキー・サンプ』が6/27にリリースされます。

アメリカン・フォーク・ミュージックやバグパイプを取り入れたマッドな楽曲群が展開されている模様。中にはディストーション・ギターがうなるフラメンコ調ナンバーもアリ。

ディジー・ラスカル、サード・アルバム発売決定!

UKの天才MC、ディジー・ラスカルのニュー・アルバム『マス・アンド・イングリッシュ』が6月6日にリリースされます。

ゲストはアークティック・モンキーズ、リリー・アレン、UGK、Shy FX。

かなりオールドスクールな仕上がりになっている模様。

TIEFSCHWARZ『10 Years Of Tiefschwarz Blackmusik』

 エレクトロ・ハウスの先駆けとなるサウンドをいち早く打ち出した、ドイツ出身の兄弟ユニット、ティーフシュワルツ。本作は、彼らの活動10周年を記念する、2枚組CD作品です。ミックスCDのCD1は、ブリープ・ハウス、ディープ・ガラージ・ハウス、ミニマル・ハウス、デトロイト・テクノといったサウンドを、彼ら独自の選曲センスでまとめ上げたもの。マリアンヌ・フェイスフルの楽曲などもミックスし、タイトル通りの、漆黒のように美しい音世界をつくり出しています。CD2は、「Ghostrack」「Blow」など6曲の、オリジナルおよびリミックス・バージョンで構成されたマニアックなトラック集。彼らの深層部に手が届く内容です。
★★★★★★★★☆☆(FT)

TIEFSCHWARZ
Black Musik
10 Years Of Tiefschwarz
(GER) SOUVENIR / SOUVENIRCD001

HMVでTIEFSCHWARZ『10 Years Of Tiefschwarz Blackmusik』をチェック!