ゴシック・ロックの先駆けとなった重要アルバム『暗闇の天使(In The Flat Field)』(’80)、『マスク(Mask)』(’81)、『The Sky’s Gone Out (スカイズ・ゴーン・アウト)』(’82)を次々と発表したバンド、バウハウス。そのフロントマン/ボーカルとしてデビューを果たし、後世のアーティスト達に多大な影響を与えてきたピーター・マーフィーが、最新ソロ・アルバム『NINTH(ナインス)』をリリースしました。エスニックな要素を打ち出した前々作『Dust』(’02)や、ポップでカラフルなサウンドを打ち出した前作『Unshattered』(’04)とは異なる、バウハウスを彷彿とさせるバンド・サウンドを打ち出した注目作です。
ここでは、そんな『NINTH(ナインス)』の内容を、ピーター・マーフィーの発言と共にご紹介しましょう。