DAISHI DANCE『GEKIMORI』インタビュー

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1990年代に札幌でDJ活動をスタートし、現在は国内屈指のDJ/プロデューサーとして活躍するDAISHI DANCE。’06年に初のオリジナル・アルバム『the P.I.A.N.O set』をリリースして以降は、クリエイターとしても活躍し、アルバム『MELODIES MELODIES』『Spectacle.』『Wonder Tourism』を発表。昨年は、新たなイメージを打ち出した通算5枚目のオリジナル・アルバム『NEW PARTY!』をDD名義でリリースしています。

そんなDAISHI DANCEが、5月にリリースした最新ミックスCD『EDM LAND』に続き、日本の新たなフェス時代をさらに盛り上げるべく新作『GEKIMORI』をリリースしました。“GEKIMORI”(激盛り)というタイトルの通り、彼のDJセットで即戦力となる、フロア直下型のフェスサウンドのみ計10曲を収録した意欲作です。

ここでは、本作『GEKIMORI』の内容について語った、DAISHI DANCEのインタビューをご紹介しましょう。

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Joan As Police Woman『The Classic』インタビュー

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’90年代からニューヨークを拠点に音楽活動を続け、The Dambuilders、Black Beetle(恋人だったJeff Buckley他界後に、Jeffのバンドメンバーらと結成したバンド)や、Antony and the Johnsonsなどに参加してきた女性シンガー・ソングライター、Joan Wasser(ジョーン・ワッサー)。’00年代半ばからはJoan As Police Woman(ジョーン・アズ・ポリス・ウーマン)として活動を行い、これまでに3作のオリジナル・アルバムを発表している実力者です。

そんなJoan As Police Womanが、古き良きソウルやR&B、ドゥーワップの要素を取り入れた新境地ともいえる楽曲群を詰め込んだ通算4作目のニュー・アルバム『The Classic』(ザ・クラシック)を携え、6/22(日)に<Hostess Club Weekender>で来日を果たしました。というわけで、ここでは新作『The Classic』の内容について語った、Joan Wasserのインタビューをご紹介しましょう。レジー・ワッツやパール・ジャムのジェフ・アメンらも参加した注目作となってますよ。なお、HCW当日は、彼女のほかマット・ホワイト(G/Keys/Vo)、エリック・レイン(B/Keys/Vo)、パーカー・キンドレッド(Dr)というバンド編成で、アルバムとはひと味違うアレンジのライブを披露してくれました。

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SOHN『Tremors』インタビュー

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ウィーンを拠点に活動するロンドン出身のシンガー・ソングライター/エレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、SOHN(ソン)。2012年に発表した「The Wheel」で脚光を浴びた彼は、BANKSや Kwabsの楽曲プロデュース、Lana Del ReyやDisclosure、Rhyeなどのリミックスを通じて、インディー、ソウル、エレクトロニック…と、ジャンルを横断する活躍をみせてきた新星です。

そんなSOHNが、4ADからリリースしたデビュー・アルバム『Tremors』(トレマーズ)を携え、6/21(土)と6/22(日)に東京 新木場スタジオコーストで開催される第8回目の<Hostess Club Weekender>で来日することになりました(SOHNの出演日は6/21)。

というわけで、ここでは彼の来日を記念して、アルバム『Tremors』と自身の音楽性について語ったSOHNのインタビューをご紹介しましょう。<Hostess Club Weekender>の詳細も以下をご覧ください。

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Joakim『Tropics of Love』インタビュー

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i:CubeやChateau Flightらのリリースで知られたフレンチ・テクノの名門、Versatileのサブ・レーベル、Future Talkから、1999年にJoakim Lone Octetとしてアルバム・デビューしたフランス人DJ/プロデューサー、Joakim(ジョアキム)。2000年代に入ってからは、Versatileや自身の主宰するTigersushiレーベルを中心に、Joakim名義でコンスタントに楽曲やアルバムを発表しつつ、Tigersushiではクラブ・ミュージックの枠を越えたリリースを展開。後のエレクトロ〜インディー・ダンスの呼び水ともなるスタイルで、レーベル・オーナーとしても高い評価を獲得しています。

そんなJoakimが、2011年の『Nothing Gold』以来となるニュー・アルバム『Tropics of Love』(トロピックス・オブ・ラヴ)をリリースしました。レコーディングに入る直前に長く暮らしたパリを離れ、ニューヨークに移住し完成させたという今作。その内容は、新天地でのコネクションをいかし、Luke Jenner(元The Rupture)やAkwetey(Dragons of Zynth)がゲスト参加したものとなっています。

ここでは本作『Tropics Of Love』ついて語った、Joakimのインタビューをご紹介しましょう。

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DAISHI DANCE『EDM LAND』インタビュー

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北海道出身で、国内屈指のDJ/プロデューサーとして活躍するDAISHI DANCE。全国各地のクラブで精力的に活動を展開する一方、’06年に初のオリジナル・アルバム『the P.I.A.N.O set』をリリースして以降は、クリエイターとして数々のヒット・トラックを手がけてきた人気アーティストです。昨年は、新たなサウンドとイメージを打ち出した通算5枚目のオリジナル・アルバム『NEW PARTY!』をDD名義でリリースし、話題を集めています。

そんなDAISHI DANCEが、 “MYDJBOOTH”シリーズの第4弾にあたる最新ミックスCD、『EDM LAND』をリリースしました。彼が現在プレイする最新のダンス・ミュージックを、彼ならではのDJ機材(3台のCDJ × RMX1000 × Urei1620)でミックスした本作。その内容は、彼のDJが自然とこのタイトル“EDM LAND”にふさわしいモードへと到達したことがわかる、独自のセンス、選曲、構成で表現されたものとなっています。

ここでは、本作『EDM LAND』の内容とその背景について、DAISHI DANCEに話を聞きました。

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65daysofstatic『Wild Light』インタビュー/5月に来日決定

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英シェフィールド出身のSimon Wright(bass)、Paul Wolinski(guitar/piano)、Rob Jones(drums)、Joe Shrewsbury(guitar)からなるインストゥルメンタル・ポストロック・バンド、65daysofstatic(‪65デイズオブスタティック‬:65dos)。2004年に『The Fall of Math』でアルバム・デビューを果たして以来、轟音のギター、美しいピアノ、エレクトロニックなリズム/サウンドを融合した独自の音世界で高い評価を得てきた実力派です。ここ日本でも、2006年のサマーソニックで話題を集めて以降、そのライブ・パフォーマンスの評判も含めて、安定した人気を誇っています。

そんな65daysofstaticが、昨年リリースした通算5作目のニュー・アルバム『Wild Light』を携え、5月13日(火)大阪 梅田AKASO、5月14日(水)東京 LIQUIDROOMの日程で来日公演を行うことになりました。というわけで、ここでは最新アルバム『Wild Light』の内容と今回の来日について語った、65daysofstaticのインタビューをご紹介しましょう。『Wild Light』は、進化した65daysofstaticのサウンドが詰った進展作となってますよ。

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Yves V、来日記念インタビュー

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ベルギーを拠点に活躍するEDMプロデューサー/DJ、Yves V(イヴ・ヴィー:Yves Van Geertsom)。世界的に知られる巨大ダンス・ミュージック・フェスティバル<TOMORROWLAND>のレジデントDJとして知られる彼は、Sander Van Doornとの「Direct Dizko」、Blasterjaxxとの「That Big」、Dimitri Vegas & Like MikeとAngger Dimasとの「‪Madagascar‬」(‪Art of Trance‬のカバー)といったコラボをはじめ、Spinnin’、Doorn、Smash The House、Wall、6K、Dim Makなどからコンスタントにトラックをリリースしている実力派です。TOMORROWLANDのオフィシャル・コンピも手がけているので、地元ベネルクスでの知名度はかなりのものといえるでしょう。

そんなYves Vが、4/18(FRI)に渋谷 SOUND MUSEUM VISIONで開催された<EDM JUNKIES>で来日を果たしました。ということで、ここではその来日に際してこたえてくれたYves Vさんのショート・インタビューをご紹介しましょう。

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The Young Punx『愛は蜃気楼のように (All These Things Are Gone)』インタビュー

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Mylo「Destroy Rockn Roll」のパロディ「Destroy Celebrity Crap」をはじめ、数々のウィットに富んだマッシュアップ・トラックでブレイク。2many DJsと共にマッシュアップ~エレクトロの勃興期を支えたヤング・パンクス(The Young Punx)。ノーマン・クックやシザー・シスターズ、果てはティナ・ターナーなどのリミキサーを担当し、多くのアーティストからサポートを受け、ここ日本でもアジカン主催のフェス<NANO-MUGEN FES>に出演するなど、人気を博してきた彼らが、約2年半ぶり、通算3枚目となるアルバム『All These Things Are Gone』(邦題:愛は蜃気楼のように)をリリースした。

今回のアルバムのテーマは、時の旅路。時間の経過と共に失われていくものへのオマージュが表現されており、サンプリングや機材もオマージュする時代のものを使う念の入りよう。ダンス・ミュージックの酸いも甘いも噛み分けたメンバーのハル・リットソン(Hal Ritson)に話を聞いた。

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Heartsrevolution『Rie or Die』インタビュー

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ニューヨークを拠点に活動する、ロー(Leyla ‘Lo’ Safai, Vo)とベン(Ben Pollock, G/Keys/Vo)からなるインディー/エレクトロ・ポップ・デュオ、Heartsrevolution(ハーツレヴォリューション)。2007年に「CYOA (Choose Your Own Adventure)」でデビューし、2008年から2009年にかけて発表した「Ultraviolence」や「薔薇と彼女の王子」(『Kitsuné Maison Compilation 7』収録曲)で一躍脚光を浴びたアーティストです。ここ日本でも、2009年にサマーソニックで見せたパフォーマンスが反響を呼び、同年に『Hearts Nippon EP』をリリースしています。

しかし、その後は公式リリースがなく長い沈黙に入ってしまったHeartsrevolution。そんな彼らが、2013年の『Rie or Die EP』に続き、ついに待望のデビュー・アルバム『Rie or Die』(ライド・オア・ダイ)を4/2に日本先行リリースします(海外はKitsuné/OWSLAからのリリース)。2010年に制作をスタートし一度は完成させたものの、紆余曲折を経て昨年その大半をさらにつくり直したという本作。その内容は、彼ららしいパンキッシュでポップでダンサブルなサウンドが、旧来のイメージとはまたひと味違う形で表現されたものとなっています。

ここでは、本作『Rie or Die』の内容とその背景について、Heartsrevolutionのローに話を聞きました。

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Real Estate『Atlas』インタビュー

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米ニュージャージー、リッジウッド出身のインディー・バンド、Real Estate(リアル・エステート)。Woodsistからファースト・アルバム『Real Estate』(2009)をリリースし、そのナチュラルでキラキラしたギター・サウンドで話題をさらうと、続く『Days』(2011)をDominoからリリースし、高い評価を獲得。ロング・ヒットも記録し、活躍の場を広げてきた実力派です。

そんなReal Estateが、サード・アルバム『Atlas』(アトラス)を3/26に日本リリースします。コア・メンバーであるマーティン・コートニー(G/Vo)、マット・モンデナイル(G/Vo)、アレックス・ブリーカー(B/Vo)に、ジャクソン・ポリス(Dr)、キーボードのマット・コールマン(Keys:元Girls)を加え、5人組のバンドとして制作した本作。プロデューサーにWilco(ウィルコ)との仕事で知られるトム・シックを迎え、“クリーンで透き通った”サウンドを目指したというその内容は、Real Estateならではの音楽性にさらなる磨きがかかったものとなっています。

ここでは本作『Atlas』の内容について、メンバーのアレックス・ブリーカーにメール・インタビューで話を聞きました。

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