Afrojack、<ハシエンダ大磯フェスティバル2013>インタビュー

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英マンチェスターの伝説的クラブ、THE HAÇIENDA(ハシエンダ)の30周年を祝し、昨年4月にTHE HAÇIENDAと縁あるアーティストや旬な才能を集め、都心近い神奈川県大磯ロングビーチで開催されたTHE HAÇIENDA OISO FESTIVAL 。新たなリゾート型音楽フェスとして話題を集めたこのビッグ・イベントが、<ハシエンダ大磯フェスティバル2013>としてゴールデンウィークの4/27(土)、4/28(日)に再び開催されます。

今年のラインナップは、EDMシーンのスターDJ/プロデューサーとして活躍するアフロジャックを筆頭に、海外からはハッピー・マンデーズ、デジタリズム、ジョン・ディグウィード、ペンデュラム、デルフィック、808ステイト、ピーター・フックらが、国内からは石野卓球、☆Taku Takahashi、ケンイシイ、the telephones、[Champagne] 、鈴木亜美、細美武士、Van Cliffe.D/Elli-Rose、banvox、SUGIURUMNら、総勢約50組が集結。彼らトップ・アーティスト/DJ陣が、5つのステージで注目のプレイを繰り広げる大型フェスティバルとなっています(チケットは、2日券とホテルプランが売切れ間近とのこと)。

ここでは、そんな<ハシエンダ大磯フェスティバル2013>の出演陣の中から、アフロジャック(Afrojack)の来日に向けたインタビューをご紹介しましょう。

※追記 4/19:ハッピー・マンデーズの来日はキャンセルとなりました。

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『EDM ~Electronic Dance Madness 3~』TOMO HIRATAインタビュー

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今やここ日本でも、エレクトロ・ハウスDJやトランスDJはもちろんのこと、R&B / ヒップホップDJやトップ40のDJまでもが回すようになった超人気ダンス・ ミュージック“EDM”(Electronic Dance Music)。世界的に見ると、ダンス・ミュージックの2010年代におけるメインストリームとなった感が強いこの音楽を、日本で初めてコンピレーションCDにシリーズ化した『EDM ~Electronic Dance Madness~』の第3弾が、明日3/20にリリースされます。

これまでの流れを引き継いで、デヴィッド・ゲッタ、スウェディッシュ・ハウス・マフィア、デッドマウス、カルヴィン・ハリス、ティエスト、スティーヴ・アオキ、カスケードといったEDMシーンを代表するトップ・アーティストの代表曲/最新ヒット曲から、Ne-Yo、アッシャー、ケイティ・ペリー、コールドプレイ、シェネル、カイリー・ミノーグといったポップ・アーティストのEDMリミックスまでを網羅した本作。爆発的にリリースが増えだしたEDMコンピレーションの本家本元たるだけの充実した内容となっています。

ということで、今回も本作のコンパイル&ミックスを担当したクリエイター/DJ、TOMO HIRATAが、その内容について語りました。

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Villagers『 {Awayland} 』インタビュー

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アイルランド出身のシンガー・ソングライター、コナー・J・オブライアン(Conor O’Brien)が率いるバンド、Villagers(ヴィレジャーズ)。2010年にリリースしたデビュー・アルバム『Becoming a Jackal』がUKインディー&アイルランド・チャートで1位を記録し、英マーキュリー・プライズにノミネート、さらに英アイヴァー・ノヴェロ賞を受賞するなど、一躍脚光を浴びた若手実力派アーティストです。

そんなVillagersが、ニュー・アルバム『 {Awayland} 』(アウェイランド)を3/6にリリースしました。海外ではDominoから既にリリースされ、本国アイルランドのチャートでは初登場1位を記録。各音楽メディアでも高い評価を獲得している注目作です。コナーが10代の頃から好きだったというディープなエレクトロニック・サウンドの要素を導入し、さらなる音楽的発展を試みた本作。その内容は、前作を継承したアコースティックな音世界と、シンセ~エレクトロニック系の美しいサウンド・テクスチャーが、Villagers独自のセンスで結合した、エレガントで叙情性に満ちたものとなっています。

ここでは、本作『 {Awayland} 』の内容について、先日<Hostess Club Weekender>で来日したVillagersのコナー・J・オブライアンに話を聞きました。

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Palma Violets『180』インタビュー

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サム・フライヤー(Vo/G)、チリ・ジェッション(Vo/B)、ピート・メイヒュー(Key)、ウィル・ドイル(Dr)からなる、ロンドン出身のロック・バンド、Palma Violets(パーマ・ヴァイオレッツ)。ザ・スミスやザ・ストロークス、ザ・リバティーンズらを見出したRough Tradeのジェフ・トラヴィスが、1曲をだけを聴いて即契約したというバンドで、デビュー前にNMEの表紙を飾り、NMEアウォーズ2013にて最優秀新人賞を獲得。さらに英BBC “Sound of 2013”のロングリストにもノミネートされるなど、今年高い注目を集めている新星です。

そんな彼らが、デビュー・アルバム『180』を3/6にリリースします。プロデューサーにパルプのベーシスト、スティーヴ・マッキーを迎え制作したという話題作です。その内容は、そのスティーヴが“Palma VioletsはRough Tradeの伝統を受け継ぐバンドだ。本能的で、カリスマ性と今にも爆発しそうなエネルギーがあって、全く予期できない。あいつらが演奏する場所では、何かが起こるんだよ! バンドのケミストリーは素晴らしいね…”と語る通りの、いかにも英国のバンドらしい、スリリングなロックンロールとメロディー・センスを味わえるものとなっています。

ここでは、本作『180』の内容とPalma Violetsの音楽的背景について、先日<Hostess Club Weekender>で来日したメンバーのチリ・ジェッションとウィル・ドイルに話を聞きました。なお、本作の日本盤は、ボーナストラックとしてHostess Club Weekenderのライブ音源を7曲収録しております。

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Example『The Evolution Of Man』インタビュー

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英ロンドン出身のシンガー/ラッパー、エリオット・グリーヴのプロジェクト、エグザンプル(Example)。2007年に、マイク・スキナー(The Streets)をプロデューサーに迎えた『What We Made』でアルバム・デビューした彼は、Calvin HarrisやSub Focusが参加し、UKチャート4位を記録したセカンド・アルバム『Won’t Go Quietly』(’10)で大ブレイク。一躍イギリスを代表するポップスターと駆け上がったアーティストです。翌2011年には、EDM系のプロデューサーをより多く起用したサード・アルバム『Playing In The Shadows』をリリースし、なんとUKチャート初登場1位に。シングルの「Changed The Way You Kiss Me」「Stay Awake」もUKチャート1位となり、その人気を不動のものとしています。

そんなエグザンプルが、通算4作目となる最新アルバム『The Evolution Of Man』(’12)の日本盤を、3/6にリリースします(日本盤のみ5曲ボーナストラック収録)。アルバム収録曲の「We’ll Be Coming Back」(Calvin Harrisとのコラボ曲)と「Say Nothing」(Dirty Southとのコラボ曲)が、既にUKチャート2位のヒットを記録している本作。その内容は、Calvin Harris、Dirty Southの他、旬のEDMプロデューサーであるAlesso、Tommy Trash、Feed Me、Dada Life、Laidback Lukeや、さらにエグザンプルとルーツを共にするSkreamやBenga、Flux Pavilionらとのコラボレーション曲を、彼独自のテイストでまとめ上げたユニークなものとなっています。

ここでは、本作『The Evolution Of Man』の内容について語った、エグザンプル本人のインタビューをご紹介しましょう。

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DAVID GUETTA『NOTHING BUT THE BEAT 2.0』インタビュー

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フランス出身のスーパースターDJ/プロデューサー、デヴィッド・ゲッタ。全米・全英チャートで1位となった 「Sexy Bitch feat. Akon」や「When Love Takes Over feat. Kelly Rowland」といった自身のヒット曲はもちろん、ブラック・アイド・ピーズ「I Gotta Feeling」等のプロデュースでも知られる、EDMを代表する説明不要の人気アーティストです。2011年には「Where Them Girls At feat. Flo Rida & Nicki Minaj」「Turn Me On feat. Nicki Minaj」「Without You feat. Usher」「Titanium feat. Sia」らを収録したアルバム『ナッシング・バット・ザ・ビート』(以下『NBTB』)をリリースし、世界的に大ヒットを記録していますね。

そんなデヴィッド・ゲッタが、その『NBTB』の拡張盤、『ナッシング・バット・ザ・ビート 2.0』(完全初回生産限定)と『ナッシング・バット・ザ・ビート 完全盤』(CD2枚組)を、2/20に同時リリースしました。『ナッシング・バット・ザ・ビート 2.0』の方は、新曲8曲に、日本盤ボーナストラックとして「Titanium feat. Che’Nelle」(iTunesダンスチャート1位を記録)も加えた、全22曲を収録。シェネルをフィーチャーした「Titanium」は、“自身の音楽をより日本で広めるためにコラボレーションのパートナーを探したい”という、デヴィッド・ゲッタの意向を受けて実現した話題曲ですね。そして『ナッシング・バット・ザ・ビート 完全盤』の方は、『NBTB』と『ナッシング・バット・ザ・ビート 2.0』の全ての曲に、「Titanium feat. Che’Nelle (Mitomi Tokoto Remix)」も加えた、なんと全31曲収録の、正に究極の内容となっています。

というわけで、ここでは今作のリリースに合わせて、デヴィッド・ゲッタの『ナッシング・バット・ザ・ビート 2.0』の内容について語ったオフィシャル・インタビューをご紹介しましょう。

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CTS『NO REASON』インタビュー

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昨年リリースしたデビューEP「Sayonara Twilight」とセカンドEP「Hello Universe」が、2作連続でiTunesダンスチャート1位を記録し、口コミやSNSを通じて話題を集めている、正体不明の覆面音楽ユニット、CTS。 1/23には、スペシャル・ノンストップミックス音源『WE ARE CTS』(全国のTSUTAYAレンタル限定)もリリースし、大きな反響を呼んでいます。

そんなCTSが、2/27にファースト・アルバム『NO REASON』をリリースします。既にiTunesでは2/13に先行配信され、ダンスチャート1位(これで、3作連続1位ですね)、総合アルバムチャートでも3位を記録している本作。新曲を4曲、既発のオリジナル曲を8曲、さらにタイトル曲「NO REASON」のbanvox、Bapjapによるリミックス計14曲を収録したその内容は、最新のエレクトロニック・ダンス・ミュージックと、キャッチーでカラフルなボーカル&メロディーが融合した、CTS独自のPOPサウンドを堪能できるものとなっています。

そこで今回iLOUDでは、謎に包まれたCTSに、彼らの公式ホームページの“info”からメール・インタビューを敢行。メールでのやり取りだったため、CTSの正体は未だ判明しないままですが、本邦初公開となるインタビューが届いたのでご紹介しましょう。

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Band of Horses『Mirage Rock』インタビュー

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2004年にBen Bridwell(Vo/G)を中心に米シアトルで結成され、2006年にSub Popからデビューしたロック・バンド、Band Of Horses (バンド・オブ・ホーセズ)。現在のメンバーは、Ben Bridwell、Ryan Monroe、Tyler Ramsey、Bill Reynolds、Creighton Barrettの5名。クラシック・ロックのエッセンスを吸収したサウンドが持ち味で、2010年にリリースした『Infinite Arms』は、全米チャート初登場7位(ロック部門2位)を記録。さらにグラミー賞にもノミネートされるなど、確固たる人気と地位を確立しているバンドとなっています。

そんなBand of Horsesが昨年リリースした最新アルバム『Mirage Rock』 (ミラージュ・ロック)の日本盤がリリースされました。海外では全米チャート13位、全英チャート20位を記録し、変わらぬ人気ぶりを証明している本作。The Who、Steve Miller Band、Eagles、Faces、The Clashといったビッグ・バンドとの仕事で知られるイギリスの大御所、‪Glyn Johns‬(グリン・ジョンズ/ジョーンズ)をプロデューサーに迎え制作したその内容は、ヴィンテージ系ロックの醍醐味を彼ららしいセンスで追求したものとなっています。

ここでは本作『Mirage Rock』の内容について、先日開催された<Hostess Club Weekender>で来日したBand of Horsesのメンバー、Bill Reynolds (B)とCreighton Barrett(Dr)に話を聞きました。

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大沢伸一『大沢伸一の仕事 2008-2012』インタビュー

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OFF THE ROCKER『SOFA DISCO』のインタビューに続き、こちらでは『SOFA DISCO』と同時リリースされた『大沢伸一の仕事 2008-2012』の内容とその背景について語った、大沢伸一のインタビューをご紹介しましょう。本作はタイトルの通り、大沢伸一が2008年から2012年までに手がけたプロデュース曲、リミックス曲、別名義曲などを、“SONGS”と“TRACKS”に分けて収録したCD2枚組の作品集で、全30曲を収録(詳しくはトラックリストをご覧ください)。誰もが知っているポップ・ミュージックから実験的なクラブ・トラックまで、大沢伸一の幅広い音楽性、そして揺るぎない音楽的センスを一望できる内容となっています。

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OFF THE ROCKER『OFF THE ROCKER presents SOFA DISCO』インタビュー

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大沢伸一とbonjour recordsの上村真俊によるDJデュオ、OFF THE ROCKER。サウンド的に共鳴し合う彼らは、一曲ずつ交互にスピンしていくBack to Backのプレイ・スタイルで、それぞれのソロ・プレイよりもさらに予測不能でユニークなDJを繰り広げる人気タッグとして活躍中です。

そんなOFF THE ROCKERが、初のオフィシャル・ミックスCD『OFF THE ROCKER presents SOFA DISCO』をリリースしました。彼らが創出した“SOFA DISCO”というキーワードをコンセプトに、クラブのメインフロアでプレイされるタイプのトラックとはひと味もふた味も違う、ダンサブルな楽曲群をコンパイルした本作。その内容は、OFF THE ROCKERのオリジナル・トラック「Gold Dust」「BELLHEAD」、本作エクスクルーシヴのTiga「Plush (OFF THE ROCKER Remix)」、さらにVan She、Poolside、Les Sins(Toro Y Moiの変名義)、Passion Pit、Erol Alkan & Boys Noizeといった幅広いアーティストの楽曲をまとめ上げた、OFF THE ROCKERならではのセンスが光るものとなっています。

“SOFA DISCO”という新たな音楽の聴き方、楽しみ方を提案したミックスCD『OFF THE ROCKER presents SOFA DISCO』。ここでは本作のコンセプトと内容について、OFF THE ROCKERの二人、大沢伸一と上村真俊に話を聞きました(同時リリースされた、大沢伸一『大沢伸一の仕事 2008-2012』インタビューも掲載中です。是非チェックしてみてください)。

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