Takeru John Otoguro『#エクバガ!パーティー!!』インタビュー

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様々なジャンルを縦横無尽にプレイするDJ、Takeru John Otoguro(TJO)。日本、イギリス、タイ人の血をひくパリ生まれの彼は、2003年にDJとしてのキャリアをスタートさせて以降、数々のパーティーやイベント、フェィティバルに出演してきた人気DJです。現在はclubasiaでの<The Block Party>、<Ray-Van>、ageHaでの<TJOとワイパと愉快な仲間達>でレジデントを務める一方、日本唯一のダンス・ミュージック専門ラジオ「block.fm」のプライムディレクター/ナビゲーターとしても活躍。また、TJO & YUSUKE from BLU-SWING名義でリミックス・ワークも行っています。

そんなTakeru John Otoguroが、メジャー・レーベルからは初となるミックスCD『#エクバガ!パーティー!!』を10/8にリリースしました。ワーナーミュージックの膨大なカタログの中から、TJOならではのセンスで30曲をチョイスし、TJOならではのセンスでミックスした本作。その内容は、最新ヒットから往年の名曲まで、時代やジャンルの枠を超越した楽曲群が次々と飛び出す、これぞオールミックスな内容を誇っています。

ここでは、まさにエクストラヴァガントな本作『#エクバガ!パーティー!!』の内容について、Takeru John Otoguroに話を聞きました。

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Axwell Λ Ingrosso 来日インタビュー

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いまや日本を含む、世界のメインストリーム・ダンス・ミュージックとなったEDM。世界中のダンス・フェスティヴァルでは、メインステージで何万人もの観衆を興奮のるつぼに巻き込み、音楽の素晴らしさを広めています。

そのEDMシーンで頂点を極めた元Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)の二人、Axwell(アクスウェル)とSebastian Ingrosso(セバスチャン・イングロッソ)の新たなユニットが、Axwell Λ Ingrossoです。彼らは、2014年5月29日に活動開始を宣言、6月8日にNYのGovernor’s Ballで新曲を数曲デビューさせています。そのうち、歌モノの二曲「On My Way」と「Sun Is Shining」は、まだリリースされていないながらも、すでにファンの間ではアンセムとなるほどの人気です。

そんな彼らが<Ultra Japan>の大トリとして来日、新曲とデビュー・アルバムについて語ってくれました。

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Alesso 来日インタビュー

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2010年にデビュー、2011年にSebastian Ingrossoと作った「Calling」で注目を集め、2013年にはOneRepublic「If I Lose Myself」のリミックスをUKチャートの8位に送り込み、2013年にはCalvin Harrisとの共作「Under Control」で遂にUKチャート1位を獲得したEDMシーンのプリンス、Alesso(アレッソ)。まだ23歳ながら、DJmagのDJ人気ランキングでは世界13位にまで上昇しており、2014年にはトップ10入りが確実と見られています。

彼が作る、美しいメロディーのプログレッシヴ・ハウスに魅了されるファンは多く、いまや大型フェスのヘッドライナーを務めるまでに急成長しています。

そんな彼が<Ultra Japan>で初来日、ニューアルバムも制作中ということで、9/15に最新シングル「Heroes (we could be) [ft. Tove Lo]」をリリースしたばかりのAlessoにインタビューしてきました!

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DR.SWING『Ultimate EDM Traxxx Mixed by DR.SWING』インタビュー

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新木場のageHaで開催される<ALIER>や<R.A.V.E.>といったビッグパーティーでのメインDJのほか、プロデューサーやスタジオ・エンジニアとしても活躍するDR.SWING a.k.a. DJ SWING。14歳でDJのキャリアをスタートさせた彼は、1999年に単身渡米し一年間の現地経験を積んで以降、全国各地に活動の場を広げ、2007年からは全国クラブツアーを毎年開催。そして、数多くのオフィシャル・ミックス CDをヒットさせてきた実力派です。2009年には、都内に最新鋭のシステムを備えたレコーディング・マスタリングスタジオ、“CRYSTAL SOUND”をオープン。国内外の人気アーティストらと共に、日々様々なセッションやレコーディングを行っています。

そんなDR.SWING a.k.a. DJ SWINGが、DR.SWING名義では初のリリースとなるミックスCD『Ultimate EDM Traxxx Mixed by DR.SWING』をリリースしました。彼ならではの視点とセンスで、EDMの最新ヒットやアンセム計24曲をセレクト/ミックスした本作。その内容は、エクスクルーシヴのオリジナル・トラック、DR.SWING & Yoshy Wizer「Don’t Stop」も収録したものとなっています。

ここでは、本作『Ultimate EDM Traxxx Mixed by DR.SWING』の内容と、彼にとってのEDMの魅力、そして彼の音楽的背景について語った、DR.SWING a.k.a. DJ SWINGのインタビューをご紹介しましょう。

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Fatboy Slim 来日直前インタビュー/FATBOY -eat sleep rave repeat- SLIM tour、10/19(日)開催

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地元である英ブライトンで25万人を集め開催された伝説的ビーチパーティー<BIG BEACH BOOTIQUE>を筆頭に、世界各地で巨大パーティーを幾度も行ってきたFatboy Slim(ファットボーイ・スリム:ノーマン・クック)。彼が、2014年10月19日(日)に幕張メッセ国際展示場で開催される<FATBOY -eat sleep rave repeat- SLIM tour>で来日することになりました。Fatboy Slimにとって、日本では久々の屋内レイヴとなるこのビッグ・イベント。当日は、なんとスペシャル・ゲストとしてSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)とSakanaction(サカナクション)らも出演する予定となっています。元祖スーパースター・パーティーDJのFatboy Slimと、新世代スーパースター・パーティーDJのSteve Aokiとの共演は、すでに話題をさらっていますね。

というわけで、ここでは大ヒットとなった「Eat, Sleep, Rave, Repeat」と最新リミックス・コンピ『Fatboy Slim Presents Bem Brasil!』を携えて戻ってくるFatboy Slimの、来日直前インタビューをご紹介しましょう(iLOUDエクスクルーシヴです)。イベントの詳細も以下をご覧ください。

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TOWA TEI『94-14』&『94-14 COVERS』インタビュー

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’90年代初頭に世界的ブレイクを果たしたDeee-Liteのメンバーとして活躍した後、1994年にソロ活動をスタートさせたプロデューサー/DJ、TOWA TEI(テイ・トウワ)。デビュー作『Future Listening!』から2013年の『LUCKY』まで、Sweet Robots Against The Machine名義の作品も含めて9枚のアルバムをリリースする一方、ソングライター/プロデューサーとして様々な作品やプロジェクトに携わってきた人気アーティストです。最近は展覧会の開催やYukihiro Takahashi & METAFIVEでの活動等でも話題を集めていますね。

そんなTOWA TEIが、7月にリリースした『94-14 REMIX』に続き、ソロ活動20周年を記念したリマスタリング三部作の続きとなる『94-14』と『94-14 COVERS』を9/3にリリースします。『94-14』はこの20年間で送り出したオリジナル曲の中から計18曲を厳選した名曲集、『94-14 COVERS』はセルフ・カバーやニュー・レコーディングを含む計12曲を収録したカバー・ソング集で、いずれの作品もTOWA TEIならではのセンスと音へのこだわりが詰まった、一般的な“ベスト盤”とはひと味違う内容を誇っています。

ここでは本作『94-14』と『94-14 COVERS』の内容を中心に、ソロ20周年企画の“94-14”三部作についてTOWA TEIに話を聞きました。なお、彼は9/8(月)から9/28(日)までエキシビション<TOWA TEI THINKS PRETTY THINGS>を、9/12(金)に<TOWA TEI 20TH ANNIV & 50TH BIRTH ★Party★>を、東京 丸の内の(marunouchi) HOUSEで開催する予定となっています。

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Remo-con『rhetoric』インタビュー

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日本を代表する人気DJ/ダンス・ミュージック・プロデューサー、Remo-con。Y&Co.(横田商会)やJager Meistersのメンバーとしても知られる彼は、これまでに数多のコンピレーションや楽曲/リミックス制作に参加してきた実力者です。KONAMIの“beatmania IIDX”に楽曲を提供していることでも有名ですね。’00年代半ばからはテックダンスをベースにしたサウンドを武器にソロ活動も本格化させ、「G-SIGH」を皮切りに、英Anjunabeatsにライセンスされた「Cold Front」、英DJ Magで高評価を獲得した「Atavism」などを次々と発表。今春に発表した「FUZE」は、BeatportのHard Danceチャートで1位となっています。また、2009年にはアルバム『a life with remote controllers』を、2011年にはミックスCD『VIBLE 02』もリリースしています。

そんなRemo-conが、KONAMIから待望のニュー・アルバム『rhetoric』を8/27にリリースします。近年リリースしてきたシングル曲や“beatmania IIDX”の楽曲をこのアルバム用に再構築した、全曲オリジナルの注目作です。さらにDisc 2には、ageHaとclubasiaで行ったレアなライブセット/DJセットを収録。アルバム・トータルで全32曲を収録したCD2枚組のボリューム満点の内容となっています。

ここでは、本作『rhetoric』の内容について、Remo-conに話を聞きました。

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New House『Kaleidoscopic Anima』インタビュー

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2008年に結成された日本のインディー・バンド、New House。2009年にミニ・アルバム『Want Alone But Help Me』を、2012年にファースト・アルバム『Burning Ship Fractal』をリリースした彼らは、Vivian Girlsなど多くの海外バンドのサポートや、Black Lipsのニューヨーク公演のフロント・アクトを務めるなどして活躍の場を広げてきた注目株です。USツアーも行い、SxSWにも出演を果たすなど、海外のシーンともリンクした活動を展開しています。

そんなNew Houseが、京都のインディー・レーベル、Second Royal Recordsからセカンド・アルバム『Kaleidoscopic Anima』を8/27にリリースします。先にBandcamp等で配信もスタートしている本作は、Animal Collectiveらとの仕事で知られるベテラン・エンジニア、Alan Douches(アラン・ドーチェス)がアナログテープによるマスタリングを担当。従来作以上に曲づくりやアレンジにもこだわり、彼らならではのポップかつエクスペリメンタルで、サイケデリックでカラフルな音世界に磨きをかけた内容となっています。

ここでは、本作『Kaleidoscopic Anima』の内容とバンドの音楽性について、New Houseにメールで話を聞きました。

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Tomo Hirata「Taiko」インタビュー

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日本にまだEDMという言葉が浸透していない頃から、いち早くその普及活動に取り組んできたDJ/プロデューサー、Tomo Hirata。1990年にUKのHOOJ CHOONSからデビュー、それ以来一貫して、旬のダンス・ミュージックを日本に紹介する役割を果たしてきた、海外と日本のダンスミュージック・シーンをつなぐ存在です。現在は、日本初のEDM専門番組“EDM Essentials”(BlockFM)のナビゲイターも務めていますね。

そんなTomo Hirataが、フランスの大手ダンスミュージック・レーベル“DJ Center Records”から、8/13に新曲「Taiko」をリリースしました。和太鼓の音色と日本的なグルーヴが印象的なこの曲は、Laidback Luke、Sidney Samson、Justin Prime、Quentin MosimannといったビッグネームDJ達からもサポートされています。

ここでは「Taiko」の内容とその背景について、Tomo Hirataに話を聞きました。

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Basement Jaxx『Junto』インタビュー

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フィリックス・バクストンとサイモン・ラトクリフからなる、イギリスを代表するハウス/ダンス・ミュージック・デュオ、Basement Jaxx(ベースメント・ジャックス)。1994年に活動をスタートして以来「Samba Magic」「Fly Life」「Red Alert」「Where’s Your Head At」などなど、数々のヒット曲を送り出してきた人気アーティストです。スタジオ・アルバムは、1999年のファースト作『Remedy』以降、『Rooty』(2001)、『Kish Kash』(2003)、『Crazy Itch Radio』(2006)、『Scars』(2009)、『Zephyr』(2009)の6作を発表。2005年には『Kish Kash』でグラミー賞を受賞し、さらにベスト盤『The Singles』で全英チャート1位の座を獲得しています。ライブ・アクトとしての評価も高く、グラストンベリーやフジロックでのパフォーマンスでも知られるところですね。

そんなBasement Jaxxが、前作から約5年ぶりとなるニュー・アルバム『Junto』(フント)をリリースしました。古巣のXL Recordingsを離れ、制作環境を新たにし、自分達の原点を再認識し、自身のレーベルであるAtlantic Jaxxから送り出した注目作です。その内容は“Junto”(スペイン語で、一緒に/共に、の意)というタイトルの通り、彼ららしいポジティブな精神を、彼ららしい多彩なダンス・サウンドで表現したものとなっています。

ここでは、本作の内容とその背景について、先日フジロックで来日を果たしたBasement Jaxxのフィリックス・バクストンに話を聞きました。

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